bandicam 2018-03-20 12-55-09-510

21: 2018/07/17(火) 23:06:03.34 ID:FuxLarSL0
金の卵

仕事帰りに男はスーパーへ買い物に行く。
卵の棚に違和感を感じた。
ひとつだけ金色の卵がある..

「この金の卵は何か意味があるんですか?


店員「ああ、たまに縁起物みたいに入れてるらしいっすよー」

そうか、ならば買ってみよう。






21: 2018/07/17(火) 23:06:03.34 ID:FuxLarSL0
家に帰って金の卵を焼いて食べてみたが、特に他と変わらない普通の卵だった。


次の日も同じスーパーに行く。

驚いた!売ってる卵が一個を除いて全部金の卵になっている!


「すいません!卵の色....なんで金色ばかりになったの?」


怪訝な顔をする店員の目は、白目と黒目が逆になっていた。


End
22: 2018/07/17(火) 23:12:50.03 ID:FuxLarSL0
深海

ダイバー歴30年のベテランが今日も潜る。
毎回少しづつではあるが、どんどん深く潜る記録を更新中だ。

今日はかなりの深さまできた、もう光もほとんど届かない所まできた。
まだいける。

まだいける。

今日は調子がいい、いくらでも深く潜れる気がしてきた。

どんどん潜る。


おや?

一点の光を見つけた・・なんだ??
そこへ向かっていく。
1mほどの丸い光る穴がある・・

思い切ってその穴へ入ってみようと決断。

穴を抜けると、そこは草原が広がっており、老若男女、あらゆる人種の人たちが楽しそうに
くつろいでいた。



ダイバーは何かを悟り、膝から崩れ落ちた。

End
23: 2018/07/17(火) 23:16:47.97 ID:FuxLarSL0
逃げた鹿

僕が小学生の頃の話だ。
親戚のおじさんが鹿撃ちをやっているので、一度一緒に行きたいとお願いしたことがある。
おじさんは、しばらく悩んでいたが、「鴨を狙うときだったらいいよ」と承諾してくれた。
数日後、おじさんの家を訪ねた。
おじさんは奥さんが去年、家出して失踪してしまい一人暮らし。
家の中は荒れ放題だった。
「はは・・すまんな男の一人暮らしなんてこんなもんだ」
そうなんだ・・ちょっと寂しそうにおじさんは笑った。
「さて、じゃあ行くか!今日は山の中の小さい池にいくからな」
池に到着、鴨がいる。
ドーーン!!
すごい音だ、まじかで銃の音なんて初めて聞いたので興奮した。
あんな小さいのによく当たるね!
「これはな散弾銃といって、弾が飛び散るから確実に当たるんだぞ」
なるほどなあー
おじさんは鴨を網ですくった後またなにかを撃とうとしている。
ドーーン!ドーーン!ドーーン!

なんか池に浮いてるボロボロになった丸太みたいなものを何回も撃ってる。

あれは何を撃ってるの?

「あれはな、去年逃がした鹿だよ。悔しいからここへくるたびに撃ってるのさ」

おじさんの息は荒く、真っ赤な顔で興奮しているようだった。

End
24: 2018/07/17(火) 23:21:51.14 ID:FuxLarSL0
いるよー

家のリフォームのため庭に簡易トイレが設置された。
とても暗くて夜なんて絶対に使いたくなかったが、深夜にどうしてもおしっこがしたくなり、姉を無理やりおこしてついてきてもらった。
「絶対ここにいてよ!」
「はいはいわかりましたよー」
安心してトイレに入り用を足していた。
「お姉ちゃんいるー?」
「うん、いるよー」
よかったちゃんといるようだ
「いるよー いるよー いるよー いるよー いるよー いるよーいるよー」

ちょちょちょっと!わかったからもういいって!
トイレを出た。
ちょっと!ふざけないで....

見知らぬ女が立っていた。

うわあああああああ
急いで部屋に戻ると姉は寝ている。
「姉ちゃん!大変!変なひとが...」
寝ていたのは姉ではない別の誰かだった。
わわわわわあああ

外から声が聞こえてきた
「逃がすな、まだ近くにいるはずだ」
「いるよーーーー」

End
29: 2018/07/17(火) 23:37:58.23 ID:FuxLarSL0
旅行者達

東京スカイツリーが完成したばかりの頃、多くの観光客が一目見ようと押し寄せた。

皆、超高層の窓から見える景色を楽しんでいた時だった。

「おー飛行船が飛んでるよ。向こうもスカイツリーを見にきてるのかな?」

だが、どうも様子がおかしい。

他の客達がザワつき出した。
それは葉巻状の銀色に光る物だが、どこにも推進力になるプロペラなどない。
側面に10個くらいの窓が並んでいる。
そこから沢山の人が外を見て驚きの表情をしていた。
ゆっくりとその飛行物体は移動していき、急に紫色の光に包まれたかと思うと消えてしまった。

その時、テレビ局の取材でカメラがいたのだが、その様子を撮影していたはずなのだ。
しかしその後一切そういったニュースが流れるということはなかった。

End
30: 2018/07/17(火) 23:39:12.10 ID:FuxLarSL0
タイムマシン

「皆さま、本日はAMAタイムフライト便をご利用いただきありがとうございます。
本日は2012年の東京上空行きです。
まもなく到着予定です。」


いやー36年前の東京かあ、楽しみだなあ。
おー見えてきた見えてきた!
すごいゴチャゴチャいっぱいビルがある・・


「皆さま、建設直後のスカイツリーが右手にみえ・・・」

ブーブーブー

ン?どうした??


「お客様にお知らせします、只今システムトラブルが発生しております。
窓を閉めて、しばらくお待ちください。」

End
31: 2018/07/17(火) 23:45:43.58 ID:FuxLarSL0
ゲシュタルト崩壊

「なあなあおまえらさあ、ゲシュタルト崩壊って知ってる?」

高校2年の夏、同じグループの一人が突然言い出した。
周りのみんなはコイツ暑さで頭ボケてきてんじゃね?w的な目で見ていた。
「なんだよ、知らねえのかよー  例えばな「点」って字をなじーっと見てみな。
ほらほらーこれってこんな字だっけ?みたいになってきたろー?」
確かに、点という字がおかしい感じがする。
皆、おーとか、まじだwとか笑ってる中、一人だけ違うやつがいた。
「俺・・そもそもこの字・・・元は違う形だったんだよ・・」
みんな、はあ?何言ってんだっと、言おうとして固まった。
そいつの顔、知らないんだよね。
あと名前も思い出せない。

彼は話しを続ける。

「小学生くらいまではさあ、もうちょっと違う形だったんだよ。
でもさあ、いろんな字を見てるうちにだんだん慣れてきて、普通に読めるようになってきてさあ・・」

皆、目を見合わせて固まっていたが、そのうちの一人がやっと声をだした。
「あの・・さ・・おまえ・・誰?」
「誰ってw てん・・・」
「てん?」
彼はその言葉を聞いた途端、顔が真っ青になり、まったく聞いたことのない言葉でしゃべりだしたかと思うと走って教室を飛び出していった。
俺たちはすぐに確認した。
5人のグループだったよな?
数えるとちゃんと5人いる。
彼はいったい何者だったのだろうか・・

End
32: 2018/07/17(火) 23:50:22.06 ID:FuxLarSL0
女上司

会社の上司に気になる人がいる。
気になるというのは、好意があるとかそういう意味ではなく、どうも毎日の行動が不自然なのだ。
彼女は30代前半くらいだと思う。
仕事は出来るし、誰とでも気さくに話しが出来る上司だ。
その不自然さに気付いたのは忘年会の時だった。
結構酔っていたと思うのだが、急に顔の色が緑色になった。
えっ!って俺と目があった瞬間に顔色は元に戻った。
その時は気のせいか、くらいに思っていたのだが、仕事中に見てしまった。
pcの画面を真剣に見ている時に、口から何やら細い舌みたいのがチロチロ出ている。
目があって、焦ったように見えてどこかへ行ってしまった。
あと、数週間に一回、突然若く見える時がある、肌がめちゃくちゃ綺麗で、スタイルもよくなったように見えた。
俺は思った。
彼女はトカゲ🦎?
まさかなwと思いつつちょっとカマをかけてみた。

昼休み中
「お疲れ様ですー あそうだ僕最近ハムスター飼い始めたんですよー写真見ます?」
もちろん嘘である。
「え!ああハムスターね。うん、どれどれ...」
「これなんですけど、可愛いっすよねーほら画像大きくしますねーほらほら」
彼女は画像を見て固まっている。
額に汗がダラダラ流れてきている。
おいおいマジか、ホントにトカゲ人間なのか!

と、いうのが三年前の話し。

「こらー逃げるな~今日はむきむきの日なんだから!」
キャッキャ
「ほらほらママの言うこと聞かないと大きくなれないぞ!ちゃんと出来たらハムスターあげるからな」
End
33: 2018/07/17(火) 23:55:09.72 ID:FuxLarSL0
4骨湖


兄は昔から釣りが好きで、休みといっては湖や川にいっていた。
ある日、北海道で一番大きい湖に行き、一人乗りのボートで釣りをしていた。
湖の中央部まで来たので岸からはかなりの距離だ。
しばらく釣りをしていて気がついた。
「あれ!オールがない!」
どうやら気付かずに外れて流されてしまったようだ。
もう日も落ちようとしていたので、
仕方なく手で漕いで岸まで戻ろうとした。
バシャ バシャ
ん?
後ろから何か付いて来てる...
よく見るとそれは、ボロボロの服を着た人が何か呻きながら迫って来ていた!
「うわああああああああ なんだよあれ!」
急いで手で漕ぐ。
だがそれはもうすぐそこまで迫って来ている。
もうダメだ....
と思った時、それはボートに追いついた!

ガシ!
あ、あれ?
ボートが勝手に進んでいく。
放心状態になりながら、ボートを押すソレを見ていた。
岸に着きそうになった時、ソレはUターンして戻っていった。
恐怖で体が震えていたが、頑張って声を出した。
「あ、ありがとう」

遠くの湖面から手がチョコンと出て沈んだ
~~~👍~~~
End
144: 2018/07/19(木) 19:45:18.40 ID:TRXPvP9u0
>>33
北海道で実際に存在する場所だね
145: 2018/07/19(木) 21:09:34.22 ID:Scg353xq0
>>144
よくご存知で。
現在は支笏湖に字が変更されています。
34: 2018/07/17(火) 23:57:08.36 ID:FuxLarSL0
無礼講

これは父から聞いた40年前の話しである。

当時父は会社員だったが、まだまだ新人の頃、急にクビになった先輩がいたそうな。
それは忘年会での事。

先輩「時間も遅くなってきたので、怖い話し大会でもしませんか~」

社長「そうだな、いいじゃないか。だがな、私はどんな怖い話しでも平気なんだ。
今日は無礼講だ、どんな話しでもいいから私を怖がらせることが出来た者には
特別ボーナスをあげようじゃないか。」
先輩「ほんとですか!じゃあ僕からいきますよ!」
先輩「僕が子供の時の話しです。トイレにに入ってると、下から青い手が出てきて、
かみをくれ~っていうんですよ。
それで、紙を一枚渡すとスーと戻っていく。
でもまた手が出てきて、かみをくれ~って言う。
怖くて怖くて、また紙を渡す。
ス~っと戻っていく。
また手が出てきて、かみをくれ~って。
また紙を渡す。
手がス~と戻ったと思ったら、手がぐーーーーーーと伸びてきてーーーーーーーー!」
ここで先輩は社長の髪を掴み「そのかみじゃない、この髪だああああああああ!」
と叫ぶ。
ズルリと取れる社長の髪。
真っ青になる先輩の顔。
温泉の大宴会場が一瞬にして、空気が凍り付いていたそうな。
End
35: 2018/07/18(水) 00:07:23.10 ID:6sNDevDQ0
ラジカセ

これは兄の友人の話し。

高校生だった頃、車の免許をとるとまず友達と行くところといえば、心霊スポット。
彼は四人で某ダム近くにあった謎の廃墟に深夜向かった。
ここは以前から有名な心霊スポットで、今時めずらしい薪ストーブの家が立ち並び、学校の体育館は屋根がめちゃくちゃに落ちていたり。
電気を一切使っていなかったような廃村だった。
かなりビビりながらも四人は入っていった。
だが特に変わった事もなく、帰ろうかとなったときに、一人がこんな事を言い出した。
「俺ラジカセ持って来てるんだけどさ、テープを録音状態にして体育館に置いていって見ないか?」
そして次の日、彼はラジカセを現場に回収しに行った。
「どうだった?何か音でも入ってたか?」
「あ...あのさ...なんか変なんだよ。
ラジカセ取りに行ったらさ、グッチャグチャに破壊されてたんだよ」
「おいおいヤンキーにでもやられたかw」
「俺も最初はそう思ったよ。でもなテープは生きてたから再生してみたんだよ。
そしたらな、男の声で「うおおおおおおおおお」とか「うおりゃああああああああ」とか聞こえて、急にドン!つって終わってた...」
なんだそれ....

彼はその後、精神を病んでしまい。
消息は不明ということだ。

End
38: 2018/07/18(水) 09:06:36.24 ID:6sNDevDQ0
交差点

喫茶店に来るなんて俺にしては珍しい。
ビルの3階にあるこの喫茶店はちょうどスクランブル交差点が見える位置にあった。
大勢の人が交差点を渡るのをボーッと眺めていた。
「ん?なんだあの女」
妙な人を発見した。
すれ違う人を順番に顔を覗き込んでいる。
でもみんな無視してるようだ。
少しして動きが止まったと思ったら、俺と目があっている..
え!え!なに?
女はこちらを指差して、ゆっくりとこっちに歩き出した。
何だったんだアレは...
ひい!
さっきの女が喫茶店に入って来た!
やばい!目をあわせちゃいけないと俺は窓の外を眺めていた。
女は俺の後ろの席に座った。
おかしい...店員がこない。
俺はゆっくりと席を立ち、会計を済ませようと歩き出した。
「やっとみつけた」
後ろから声がしたが、聞こえないフリをして足早に店を出た。
早歩きで駅まで向かった。
あと数分で電車がくる。
乗ってしまえばこっちのものだ。
よし。きたきた!

ドン!

キャーーーーーーーーー!
ジリリリリリリリリ
End
39: 2018/07/18(水) 09:09:49.27 ID:6sNDevDQ0
許さない

私は4んだ。
自札でね。
理由?
彼氏に捨てられたのよ....
絶対に許さない!あの男みつけたら呪い消してやる!
でもどこにいるかわからないから、ずっと街中を探してるの。
ふふ でもね。
ついに見つけたわ!
あのビルの中にいる!
みつけた!みつけた!
この中ね。
ウィーン
いた!
さて、どうやって復讐してやろうかしら!
あ、逃げたって無駄よ!
駅のホーム?
馬鹿ね!わざわざチャンスをくれるなんて!
ふふふふふ ドン!
痛!なに?
キャーーーーーー サイン下さい!
あああああああ!
あそこにいるのは、私が長年ファンだったあの方!
ジリリリリリリリリ
どうしよう、電車がいってしまう...
むーーーーーーー..えーーいこんなチャンスは二度とこないのよ!
きゃーーーーーーー私にもサインしてーーーーー

次こそは許さない....
End
40: 2018/07/18(水) 09:11:38.85 ID:6sNDevDQ0
フェイント

僕は事故物件に住んでいる。
収入が少ないので不動産屋に事故物件を教えてもらって大家さんと交渉して安くしてもらっているのだ。
あまり、幽霊とかそういうのは信じていない。
いや、信じていなかったと言うべきか・・
この部屋に住むようになってから、物音が聞こえたり、物が動いたりまあ頻繁に
いろいろおこったが、すべて気のせいだと自分に言い聞かせていた。
だが、最近寝ているとシャワーの音が聞こえてくるのだ。
そーっと浴室にいきガラッって扉をあけると水は出ていない。
そんなことが何回も続いたのだが、今日こそはと・・・
僕には計画があった。

ザーーーーーーー

よし、きたきた。
浴室に行きガラっと扉を開ける。
水は出ていない。
「気のせいか」
わざとらしく一言いったあと、足音をフェードアウトさせるようにしてその場で足踏みした。
しばらく待つと、またシャワーの音が聞こえてきたので!!
ガラッ!!!!!
ネ果の女がこちらを振り向きびっくりした顔で固まっていた。
女はくやしそうな顔をしてスーーーと消えていった。

あいつら・・・フェイント効くのかw
End
41: 2018/07/18(水) 09:14:44.30 ID:6sNDevDQ0
常連さん

つも行くラーメン屋での事。
カウンターで食べていると横に水が一杯置いてあった。
「あのーこれは?」
「ああ気にしないで置いておいてね」
とは言われたが気になるので理由を聞いてみた。
店主が言うには...
何年も毎週一回はくる常連のお客さんがいたそうな。
30代前半くらいのサラリーマン風で、無口でいつも同じメニューを頼んでいたそうだ。
「味噌ください」
後はなにも喋らず、食べ終わると帰っていく。
ある日、また彼が来たのだが様子がおかしい。
「水を下さい」
注文は?と聞くと首を横に振る。
2杯ほど水を飲んだかと思うとこんな事を言い出した。
「もう十分満足しました。ありがとうございました。」
そう言うと彼はスーッと消えてしまった。
しばらくして店主はハッとした。
3ヶ月前に近くのアパートで火事があり男性が一人亡くなっていたのを思い出した。
新聞記事を調べてみたが、やはり間違いなさそうだ。
彼は4んでから10回はラーメンを食べに来ていたことになる。
店主はそれ以来、毎週彼が来ていた曜日にはカウンターに水を一杯置くようにしているんだそうだ。

End
42: 2018/07/18(水) 09:16:55.79 ID:6sNDevDQ0
コビト

昔働いていた職場の先輩から聞いた話し。

その先輩にはお兄さんがいるのだが、不思議なものを見てしまったと言う。
夜布団で寝ていると押入れの方から何やら気配がする。
気にしないように目をつぶっていたのだが、ゆっくりと押入れが少しだけ開いた。
次の瞬間、その隙間から100人以上の小さな人が並んで出てきた!
身長は10cmくらいだったという。
そのコビトたちが布団を取り囲んだ。
そしてゆっくりと皆布団の端を持ち上げ掛け声と共に布団を回転していった。

「よいしょ!よいしょ!よいしょ」
ちょうど180度回転した所で布団は降ろされた。
そしてコビト達は「わーーーーーー」って言いながら押し入れに戻っていったという。
実際に布団の向きが反対になっており夢ではなかったといっていた。
彼らの目的が謎である。
End
43: 2018/07/18(水) 09:21:47.01 ID:6sNDevDQ0
新型タバコ

2020年の東京オリンピックを境にタバコ撲滅と受動喫煙問題を解決すべく政府が動き出した。
だが国民には極秘に政策は開始された。
まず一週間に一回、全国の大気に従来のタバコの煙を1%混ぜ濃度を安定させた。
1ヶ月後には大気に4%含まれる計算だ。
目標は80%まで濃度をあげる事だ。
途中で国民に気付かれた時点で計画は失敗とする。
計画は見事成功。
次に「新型タバコ」の開発だ。
すぐに店頭に並んだタバコにはこんなキャッチフレーズが付いていた。
「従来のタバコと違い臭いがほとんどありません、そして副流煙の害も0にしました。」
もちろん成分は企業秘密。
国民は半信半疑で買ってみた。
「おいマジか!タバコの味はするのに全然臭くないぞ!」
「ほんとねーこれなら家で吸ってもいいわよあなた」
5年後には喫煙率が80%まで回復、税収も増えた。
そして何より世間を驚かせたのは肺がんの発生率が急激に下がってきたのだ。
そして政府は大気中のタバコの煙の濃度を0に下げていった。
「ねえ、あなた。うちの新型タバコって政府からの指示で作ったってホント?」
「ああ、確かにな、でもだれにも言っちゃだめだぞ

実はな成分はそのままでパッケージだけ変えてくれと指示があったんだ。」

End
44: 2018/07/18(水) 09:31:41.18 ID:6sNDevDQ0
底なし沼

小学生の頃の話し。
学校が終わり門を出た所に田んぼみたいなものが
あるのに気付いた。
今思えば、多分家を建てる前の地盤を何かしていたんだと思う。
その日は雨が降っており泥がまさに田んぼのようになっていた。
「おい、これ入ってみないか?」
マジかおまえ...友人がゆっくりと足を入れて入っていった。
ズブブブブブ どんどん友人の足が沈んでいく。
「うわあ やべえ結構深いぞ!」
この時は、あんな大事になるとは思っていなかった。
友人の足は、もがくほど沈んでいき股の下くらいで止まった。
「ちょw無理だコレ 助けてくれ」
わかった待ってろ今行く!ゆっくりと自分も入る。
ズブブブブブ
ヤバイ!と思った時には手遅れ...
二人とも動けなくなってしまった。
「どうする?だれか通るの待った方がいいな
あ!誰かきた!おーい!助けて!」
下校中の生徒に声をかける。
またその子も埋まる。ズブブブブブ
その繰り返しで10人前後はいたと思う。
みんな動けなくなった。
半泣きになる者、チクショー!ってキレてる者色々だ。もう人も通らなくなってしまった...「俺たち...このまま一晩ここにいるのかな..」
それを聞いた数名が泣き出した。
日が沈みかけた頃、救世主現る。
先生だ!
「おわー!ビックリした!お前ら何やってんだ?」
みんな助かったと思った!
「なんだ抜け出せないのか?いまいく待ってろ」
みんな大人は大丈夫だろうと思っていた。
45: 2018/07/18(水) 09:33:06.63 ID:6sNDevDQ0
続き

だがミイラとりはやっぱりミイラである。

「くっそ動けん!」

またみんな泣き出す。
「まあおまいら落ち着け。絶対誰か通るはずだ、待ってみよう!」
もう誰も先生の言う事なんて聞いていなかった。
心の中で「役立たずめ..」とみんな思っていたと思う。
誰かが言い出した。
「先生ー俺たちこのままだったら4ぬのかな..」
先生は焦ってなだめるがまた泣き出す子が増える。
完全に夜になってしまった。
絶望である。
そこへ誰かが来た!
近所のおじさんの散歩だ!
おじさんはこちらに気付いた瞬間腰を抜かしたらしく這うように逃げていった。
無理もない、真っ暗の中に沢山の人が上半身だけ出してギャーギャー言ってたら幽霊かと思うわな。
「もう朝まで無理かもしれないな...」
友人がそう言った時、事態は急展開した。
さっきのおじさんが警察官を連れてきたのだ!
警察官も最初は腰が引けてたが、人間だとわかるとやっと近付いてくれた。
先生が事態を説明している。
「足で入っちゃダメですよ!甘くみてはいけない!」
皆、どの口が言うか!と思っていた。
そして長い厚めの板を何本か持ってきてくれて、順番にみんな救出されたのだった。
そこへ帰りが遅いと探し回っていた親達が来て、ドロドロの下半身になったみんなを見て頭が混乱していたようだった。
先生「お母さんたち、怒らないであげてください。コレは事故です」
親たちはポカンとした顔で子供達を見ていた。

End
46: 2018/07/18(水) 09:54:17.88 ID:6sNDevDQ0
肝試し

私が小学校の教師になりたての頃、その学校では夏休み前に6年生だけ学校に一泊するという行事があった。実は私は少し霊感というのがあるようで、たまに見えちゃったりするのです。
なので、ちょっとその行事は憂鬱でした。
というのも、夜に2人でペアになって学校内を一周するという肝試しがあるというのです。
当日の夜になり肝試しが始まった。
子供たちが順番にスタートしていく。
帰ってきた子たちの様子を見ると、どうやら仕込み的な脅かしはないっぽい。
だが・・・行きたくない。
どうしよう、とうろうろしているとそこへ用務員さんが話しかけてきた。
「先生・・もしかして見える人でしょ。」
え?わかるんですか?
「はは・・僕もそうなんでわかりますよ。よかったら一緒にいきませんか?」
60歳前後のその用務員さんはたまに挨拶する程度だったので話したのは初めて
だったが、非常に心強かった。
そして私たちの番になりスタートした。
「先生、あそこ・・いますね子供」
たしかに・・しゃがんでいる子供がいる・・
怖い怖い!早くいきましょう!!
折り返し地点まで来た時に用務員さんが振り返って「あ!あれみて!」
廊下の突き当りに誰かいる・・着物をきた女だ!!
しかもゆっくりとこっちへ滑るように近づいてきてる!!
ひゃああああ はやく!はやく逃げましょおじさん!!走った!超走った。
一気にみんなのいる体育館へゴール。
ハア ハアハア・・
「先生すごーい!」
いや・・すごいじゃなくて・・もう無理・・
他の先生たちも寄ってきて「先生すごいですね、女性なのに一人でいくなんてw」
え?いや・・だって用務員さんといったじゃないですか。
「用務員さん?今日はきてませんよ?」
後日、用務員さんを確認したところ、まったくの別人だった。
End
47: 2018/07/18(水) 10:02:07.66 ID:6sNDevDQ0
リモコン

これは看護師をしている友人から聞いた話し。
怖い経験ってしたことある?
「あーあるといえばあるかな・・夜勤の時ね」
やっぱり!ナースコールが鳴って、いったら誰もいない部屋だったとか?
「ちょっと違うなwえーとね。夜勤の時ってなにもなくても見回りに行く時があるのね。
そしたら、おばあちゃんが入院してる部屋でテレビがつきっぱなしになってたことがあったの、本人は寝てるんだけど」
痴呆とか?
「ううん。そうじゃないんだけど・・その部屋だけ何回もテレビがついてたから夜だけ
リモコンをね手の届かない所に置いておいたの。」
テレビの故障とかじゃなくて?
「見ちゃったのよ・・あんまり何回もつくからね、部屋のドアを少しだけ開けてしばらく
覗いてたんだけど・・・
おばあちゃんの腕がスーーと上がってね、テレビを指さしたの、そしたらテレビがついた。」
なにそれ!!エスパー婆ちゃん??
「わかんないww占い師をやってるって言ってたけど。次の日に本人にそのこと言ったんだけど、覚えてないって。
でもねその時についてるテレビを指さしてみたらね、消えたのよ!!テレビが。」
えーじゃあON OFF 両方できるんじゃんw
「でさあ・・ちょっと気になることがあってさ・・そのお婆ちゃんの旦那さん、随分早くに
亡くなってるんだけど・・・まさかねww」

おいやめろw
End
48: 2018/07/18(水) 10:07:33.08 ID:6sNDevDQ0
ずぶ濡れの女

子供のころから釣りが好きで、よく地元の川や湖に行っていった。

その日は友達と二人で湖に行ったのだが、釣りを始めてしばらくすると
自分たちの後ろに人の気配がする。
二人とも同時に振り返った。
ワンピースを着た20代前半くらいかなあ・・
全身びっちゃびちゃのずぶ濡れの女が歩いていた。
何も言わず、こちらには気にも留めず、ただ通過していった。
一瞬俺たちは混乱した。
事故?誤って落ちた?
いや、こんなところに手ぶらで一人でくるはずがない。
幽霊・・・ではないな、人間だった。
多分だが、自札未遂だったんじゃないかな・・

End
49: 2018/07/18(水) 10:14:46.61 ID:6sNDevDQ0
火事場の馬鹿力

保育園に行っていたころの遠い記憶。

夏になると園庭でプールの時間があった。
プールといっても簡易的な物だが、20人くらいは入れるまあまあ大きな物で、深さは子供の腰くらい。
当日水着を忘れている事に気付いた。
先生「しょうがないなーじゃあ園の予備を貸してあげるね。
女の子用しかないけど」
理不尽である。
親が入れ忘れたのになんで自分がこんな恥ずかしい目にあわなければいけないのか...
しぶしぶ水着を着てプールに入った。
子供達はみんなテンションMAX。
自分も水着の事は忘れまあまあ楽しんでいたのだが...
悲劇はここからだった。
水に潜る練習をしていた。
その自分の背中に誰かが乗ってきたのである。
まずい...息できない...
4んじゃう!
ゴボ ゴボボボボ ん?水の中に顔が見える。
水中に顔があり無表情でこっちを見てる。
ありえない...生首が沈んでいるような状態だった。
限界が近づいた時に、なぜか女の子用水着で4ぬのは嫌だ!って思った。
そこからはものすごいパワーで乗ってる子を持ち上げる。
助かった。
生きている。
あの顔は誰だったんだろう?
あの人がパワーをくれたのかもしれない。
あの時、普通の水着だったら溺れていたかもしれない。
遠い夏の思い出です。
End
50: 2018/07/18(水) 10:26:01.83 ID:6sNDevDQ0
幽霊


自分「わ!!誰??わ!わ!!」

幽霊「ちょっとw落ち着いてください。泥棒とかじゃないですからw」
自分「え?どうやって家に入ったの?ってか誰?」
幽霊「まあ.いきなりの登場はそんな感じになりますよねw」
自分「まさか・・幽霊?」
幽霊「まあ・・そういうことになりますね」
自分「嘘でしょ・・なんでこんなに普通に会話してんの?」
幽霊「だめなんですか!会話しちゃ。」
自分「えー・・と 一つ質問していい?」
幽霊「はいはい。なんでしょう?」
自分「なんで僕の所にきたの?」
幽霊「んー話すと長くなっちゃうけど・・昔にあなたと私は知り合いだったんです」
自分「前世?でって事?」
幽霊「まあ、そういう言い方でもいいです。微妙に違いますけどw」
自分「ま・・まさか・・僕に恨み持ってるとか・・」
幽霊「違いますよーw あ、今日はこのくらいで帰りますね」
自分「あ・・もう帰っちゃうの?」
幽霊「ふふw また来ますから。ゆっくり今度話しましょう」
自分「は...はい」
幽霊「ではまた~  シュッ」

つづく
118: 2018/07/18(水) 14:18:38.56 ID:6sNDevDQ0
幽霊2

幽霊「と、いうわけなんですよー」

自分「長いwwww!!幽霊さん話しがwwww長すぎ!!」

幽霊「あのー・・そろそろ名前で呼んでくれませんかねえ? 天くん」

天聖「りん?」

凛音「はい!」

天聖「えーと・・ところで。その後の二人はどうなったの?」

凛音「戦争も終結して、二人は結婚しました。
   二人とも長生きしましたよーw」

天聖「でも・・りんはなんで幽霊に?」

凛音「たぶん・・迷いがあったんでしょうねw」

天聖「え...それってもしかして俺のせい?」

凛音「さあ~どうでしょう?w今日はこの辺で帰りまーす。またねー」

天聖「あ...ちょ...」


ほんとに おわり
119: 2018/07/18(水) 14:21:10.42 ID:6sNDevDQ0
読みづらい所あったと思いますが
ありがとうございました。

長々と失礼しました。





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元スレhttp://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1531763288/