1: Mystery23:41:38 ID:Qku0Dx6AI- しょうもない話が多いですが暇潰しに。
本日のおすすめ記事
- 4: Mystery23:43:40 ID:Qku0Dx6AI
- JK2の時、下駄箱に手紙が入ってて、ラブレターか!?
と思って中身を見てみたら
「好きな色はピンクですか? 僕もピンクが好きです by K」
みたいなイミフな内容が書いてあった。
その時は、友達と「イミフwwww」みたいに笑って終わった。
それから何日か経って、体育の日に席に戻ったらノートの切れ端が
置いてあった。
中には「メアドです。良かったらメル友になりましょう」みたいなことが書いてあった。 - 5: Mystery23:43:43
- ちょうど聞きたいと思っていたところだ
さあ始めたまえ - 6: Mystery23:46:02 ID:Qku0Dx6AI
-
当時、体育の時は男子は隣の空き教室で、女子はそのまま教室で着替えることに
なっていたんだけど、手紙が置いてあったのは、私の制服の上。つまり女子の制服が置いてあるこの教室に入って、手紙を置いたことになる。
もちろんドアに鍵はかかってたんだけど、下の扉(ほふく前進すれば何とか入れる)は鍵が開いてて、たぶんそこから侵入したんだと思う。
- 7: Mystery23:48:59
-
>>6
すげードアだなそれ - 15: Mystery23:56:32 ID:Qku0Dx6AI
-
>>7
ドアというか、窓みたいな感じでした。
今回の手紙はやばくて、
「今週の日曜日にデートしましょう。
○○駅南口の○○(店の名前)で待ってます。
着いたらメールしてください」
という内容が書かれてた。
さすがに怖くなって、友達も気持ち悪がってた。
そしたら、別クラスの男子Sが
「○○(友達の友達)から聞いたけど、ストーカーされてるんだって?」
と声をかけてきた。
事情を話したら、男友達連れて、当日に現場の様子を見てきてやるよwと
提案してきた。
Sは顔が広く、同学年の男子だったらたぶん分かる、とのことだったので
頼むことにした。 - 17: Mystery23:59:10
-
>>15
見た事ないなそんなドア
返信は後でいいから続けろください - 8: Mystery23:51:00 ID:Qku0Dx6AI
- 気持ち悪くなって、先生に相談。
が、先生は「次から下の扉の鍵を締めとくように」の一言で終了。
脳筋体育教師だったので、お話にならなかった。
その後、友達が「このメアド誰のか調べようよ」と言い始めて
別クラスの女子や男子に聞いてまわった。
けど、結局、誰のか分からず、私ももう関わりたくなかったのでその件は終わった。
が、その翌週に再び下駄箱に手紙。
しかも今回はプレゼント付き。
熊のキャラクターキーホルダーが置かれてた。 - 10: Mystery23:55:07
- 変な人の予感だ
- 19: Mystery00:00:18 ID:e90NWVhXd
- Sとメアドを交換して、当日の日曜日。友人が面白がって
「近くのマックからなら駅前が見れるから、
そこで待機してようよw」
と探偵しようぜ!みたいなノリで言い始めた。
正直、冗談じゃないと思ったが、S含め偵察版は
運動部の男子グループ数人とのことだったので
何かあっても助けてもらえるだろうと思い、当日はマックで待機することになった。 - 21: Mystery00:04:03 ID:e90NWVhXd
- 約束の時間になって、Sがストーカーのメアドに到着メールを送信。
しかし、返信はなく、いつまでたってもストーカーは現れず
メンバーにグダグダな空気が流れた。
Sが「来ないみたいだし、もう皆で遊び行こうぜ」と言い出して
結局、男女混合の面子でカラオケに行くことになった。男好きで男女混合で遊ぶのは大歓迎な友人は大はしゃぎ。私はまだ不安があったけど、ストーカー待機で日曜を潰すのも
バカらしいのでついていった。 - 24: Mystery00:06:02
- てかS達グルっぽいね
- 26: Mystery00:08:52 ID:e90NWVhXd
- カラオケは、男子が運動部の面子だったからか、ノリ良く盛り上がってた。
私はそのノリにちょっとつかれたので、ドリンクをとるついでにロビーで休憩してた。
そしたら、男子グループの中で比較的大人しいMが来た。
「あのー、私さん。ちょっと……話があるんだけど」
告白か?w とちょっと身構えた。当時はアホJKだったので話がある=告白だった。しかし初対面で話したこともないのに、告白されてもなーと勝手に痛い妄想。
が、Mの話はそういう類のものじゃなかった。
「あの手紙なんだけど、俺がやったんだよね……」
いきなり自白されて、私はフリーズした。 - 28: Mystery00:11:55 ID:e90NWVhXd
-
「どういうこと?」
と聞くと、Mはくだらない計画をゲ※り出した。
首謀者はSで、Sは私のことが気になってる。別クラスで接点もない私に何とか接近出来ないものか
→そうだ! 架空のストーカー作って助けてあげるフリをしよう!
私友人とは友達だし、おしゃべりな私友人のことだから俺にも話振るはずw
→私と仲良くなるwww俺天才www
という計画だったそうだ。
あまりに浅はかな計画で、怒りを通り越して呆れた。
それにまんまとはまった私もアホだが。 - 30: Mystery00:14:52 ID:e90NWVhXd
-
「俺は無理やり協力されて、仕方なしに付き合った。
でも、それは君にあんまりだからこっそり教えた」
Mは鞄取ってきて帰った方がいい。
Sは酒飲んでヤル計画まで立ててるとまで言ってきた。
私は、あんなに爽やか笑顔で話しかけてきたSが
そんな計画を立ててるとは思いもしてなかった。背筋がゾッとして、Mの言うとおり、急用が出来たことにして、
帰ることにした。 - 31: Mystery00:16:02
- まあ若気の至りだな
- 32: Mystery00:17:47 ID:e90NWVhXd
- 私達のとった部屋は3階だったので(ロビーは2F)
階段を使ったほうが早い。
一刻も早く帰りたかったので、階段を足早に登った。そしたら、背後から写メを撮る音が聞こえた。
振り返ると、Mが私のスカートの中を撮ってニヤニヤしていた。
「え、今何したの?」
と恐る恐る聞くと
「今日はピンクじゃないんだ」
としぬほどキモい声で言ってきた。 - 36: Mystery00:20:47
- Mきもいなー
- 37: Mystery00:23:52 ID:e90NWVhXd
-
さすがに怖くなって、鞄とかもうどうでもよくなって逃げ出した。
家に帰ってガクブルしてると、Sや友達からメールが来た。
「気分大丈夫? 体調崩したんでしょー」
Mは私が気分悪くなって帰ったと言ったようだ。
私は友達にだけ返信して
「悪いんだけど、明日、鞄学校に持ってきて」
と言った。
そしたら
「Mが持っててくれるって☆
私ちゃん罪な女だね!」
と、意味不明なメール。
私の鞄が一日Mのところに? - 44: Mystery00:29:00 ID:e90NWVhXd
-
どうやらMが私のこと好きとカラオケで皆に言ったらしい。
私は慌てて友人に電話して、こっそりMのことを相談して
鞄は無事、友人が預かってくれることになった。
その日からSとM含むグループには接触してない……。友人が私の代わりに奴らに縁切り宣言をしてくれたらしく
向こうは何も言ってきていない。
ただ、噂でそいつらの部活内で私のパ※※ラ写真が交換されていてしかも顧問の脳筋体育教師も、セクハラやら何やら問題を起こし
あの部活全体で私の盗撮写真が出回っていたのではないかと思う。
昔の話ですが、この件で男に対するトラウマが出来て
高校卒業まで男子とはまともに話せなくなった。 - 51: Mystery00:34:51
- 十分怖いわ
ヤられるかもしれなかったじゃん - 52: Mystery00:35:01 ID:e90NWVhXd
- 私が体験した人間的な怖い話その1でした。
次は霊的な意味で怖かった話。
大学生になって、気胸で1日2日入院する羽目になった。
肺に穴があいて呼吸する度に痛いっていうあれね。
まあ呼吸時に肺が痛むだけで、それ以外は生活に支障がないんだけど
肺にチューブつけて膨らませとかないといけないらしく
入院することに。
ただ、入院中はすごい暇だった。
漫画も読み飽きたし、当時はスマホなんて無かったから
ネットも出来ない。おまけに病室で携帯使うと注意される。 - 53: Mystery00:35:33
- ってシーズン2あんのかよ!!!!
- 57: Mystery00:43:14 ID:e90NWVhXd
-
ところが、病院の警備は意外とザルで、見つかってもあんまり注意されなかった。
人気のない方へ行き、ワクワク気分でエレベーターに乗る私。
が、いくつかの階をウロウロしたところで飽きた。
別に何か特別なことがあるわけでもなく、ホラー番組である
雰囲気が急に重く~みたいなこともない。
戻ろうと思ってエレベーターを探したんだが、迷ってしまい
エレベーターがどこか分からなくなった。
結局、ウロウロした挙句、来た時とは違うエレベーターを発見して乗り込んだ。 - 58: Mystery00:45:54
- 肺にチューブ刺して夜な夜な病院徘徊する奴のが怖いんだが?
- 59: Mystery00:46:38 ID:e90NWVhXd
-
私の病室は5階だったので5階のボタンを押したんだが、なぜか3階で止まった。
誰か乗るのかな? こんな夜中にとふしぎに思ったが、ドア開いても誰もいなかった。
そのまま、ドアは閉まって5階に到着。
ふとした好奇心で、もしかしてまた3階で止まるんじゃね?と思って
エレベーターで2階を押してみた。
そしたら、また3階で一旦止まってドアが開いた。
誰もいない。 - 60: Mystery00:48:06
- こええよ。
- 61: Mystery00:48:43 ID:e90NWVhXd
- 3階に何かあるのか? と思って外に出てみた。
が、特に変わらず病室が並んでるだけ。
何もないじゃん、とガッカリしてエレベーターに戻ろうとしたら、
エレベーターが一階まで降りていった。
あれ? 二階押したのになんで? と思いつつも
上ボタンを押してエレベーターを待った。 - 62: Mystery00:49:36
- するとエレベーターの中からMが
- 63: Mystery00:52:21 ID:e90NWVhXd
- そしたら後ろからパタパタ…ってスリッパで早歩きする音がかすかに聞こえた。
辺りがシーンとしてるから、余計に耳についた。
ナースさんかな? と思ったんだけど、3階は廊下も真っ暗で、
非常口の明かりとかはあるんだけど、人気は全然しない。
そんな中で、パタパタというスリッパの足音が
妙に耳につくから、私は怖くなって音のする廊下を見れなかった。 - 65: Mystery00:54:36 ID:e90NWVhXd
- その足音は廊下を行ったり来たりしてた。
ナースさんだったら、そんなにウロウロするはずがない。
大人の足音だったらもっと足音は大きいはず。
とか色々考えてたらすごく怖くなって、エレベーター来た瞬間に乗り込んだ。
すぐ5階のボタン押して、閉のボタン押したんだけど。
チーンと鳴って、何故かドアがまた開いた。
意味がわからなくてかなりパニクった。 - 68: Mystery00:56:22 ID:e90NWVhXd
-
5階のボタンを押してドアが閉まったんだから、
3階で開くはずがない。誰かが3階でボタンを押したとしても
チーンって鳴るはずもない。
そしたら、廊下からパタパタパタッ!って急に早い足音が聞こえた。
怖くなってエレベーターのボタンにだけ視線を集中させて、
5Fと閉のボタンを連打した。 - 69: Mystery00:57:13
- めちゃ怖いんだけど
- 71: Mystery01:00:35 ID:e90NWVhXd
- やっとエレベーターのドアが閉まって、
無事、5階まで戻ってこれた。
逃げるようにエレベーターから出て、一息ついた。
ふと、パタパタって音は自分のスリッパの音だったのか?って
思ったけど、足踏みでもしてなければ、歩かずにスリッパの音なんて出ないし
何より音は遠くから聞こえてたから、やっぱり幽霊だったのかなあと思った。
そこのエレベーターは、私が最初に探検しに出かけた時に使ったエレベーターとは
反対側にあるエレベーターで、隣接して二つエレベーターがあった。
もう部屋に戻ろうと思った時、ふと隣のエレベーターが動いてることに気付いた。
そのエレベーターが3階で止まったのを見た瞬間、早足で病室に逃げて布団かぶって寝た。 - 72: Mystery01:03:44 ID:e90NWVhXd
- 次の日に、ナースの人にそのことを話したら
「夜中でも夜勤の子がエレベーター使って移動することはあるよ~」と
幽霊説を全否定された。
が、隣のお婆さんについていたナースが私の話を聞いて
「あぁ~、3階の向こう側のエレベーターはダメなのよ」と言った。
なんでも、出ることを知ってる人は、夜勤の時は
絶対に向こうのエレベーターを使わないらしい。
なんでも、子供の霊がしばしば出るらしく、エレベーターに乗る時に
一緒に乗ってついてくるとのこと。 - 73: Mystery01:04:39
- こぇぇ!!!無事でよかったな
- 74: Mystery01:08:45 ID:e90NWVhXd
-
じゃあ、あの時、一緒に乗ってたのか!? と背筋が寒くなり
エレベーターの話をすると
「エレベーターの中で声がしなかったなら大丈夫だよw
乗ってると声をかけられるのよね~
私も声聞いてからあっち使うのやめたからw」
と笑いながら言っていました。
この病院では、特に新人のナースが知らずに夜向こうのエレベーターを
使うらしく、有名な話だそうです。
(私についたナースさんは、新人でまだ例のエレベーターを未使用だそうで)
隣のエレベーターが動いたのは初出らしく、
「よっぽど遊びたかったんじゃない?」
と怖いことを言われました。
その後、退院する際に、昼間でしたが例のエレベーターで
3階にいってみましたが、何の変哲もない、病室が並んだフロアでした。 - 75: Mystery01:09:25 ID:e90NWVhXd
- これが私の初めての霊的な怖い体験ですね。
もうすぐ丑三つ時ですし、次はそれに因んだ体験談を話します。 - 77: Mystery01:11:36
- よく何事も無く終わったなWWW
- 79: Mystery01:14:41 ID:e90NWVhXd
- 大学一年生の時に、そんな体験をして、霊感なしだと思ってた私は
すっかり幽霊肯定派になってました。
ある日、霊は絶対いない派の友人と議論担った時に
「そこまで言うなら肝試しやろう」
という流れになりました。
なんでも、友人の家の近所に出ると噂の神社があるとのことです。
神社は、あまり心霊スポットとしてはマイナーなのですが
そこは森に囲まれていて、首吊り自札や車内練炭自札が起きてるらしく
出るんじゃないか、という噂がある場所でした。 - 81: Mystery01:19:12 ID:e90NWVhXd
-
霊は絶対いない派の友人Gが車を出し、私と付き添いのWの三人で行くことに。場所は中心に大きな田んぼ、車がギリギリ通れるくらいのあぜ道を森が囲っているような場所で、奥には釣り堀があり、散歩スポットとして有名なところでした。ただ、街頭はほとんどなく、夜は月光の当たらないところは真っ暗でした。
件の神社につくと、車から降りてGを先頭に進みました。
各々、懐中電灯を持って階段を登ると、賽銭箱が見えてきて
「で、どうする?」
とGが突然の計画放棄。トンネルとかなら、車で抜けてみたりクラクション鳴らしたり
色々試せるのですが、なにぶん神社なので、いざ来てもどこに霊が出るのか
さっぱりわからないとのこと。
- 83: Mystery01:22:03 ID:e90NWVhXd
-
W「とりあえず、鈴鳴らせばいいんじゃない?」
Wが鈴を鳴らして手を合わせる。
私「何してんの?」
W「霊が出ますようにって祈っておいた」
Wは天然なので、放置。
神社は月明かり以外何も明かりがなく、薄ぼんやりとしてましたが
特段、霊的なものは感じず、むしろDQNが来て襲われたらどうしよーみたいなことを心配してた。
するとGが「人形持ってきた」とか言い始めて、
鞄からゲーセンでとったような猫っぽいぬいぐるみを出した。 - 84: Mystery01:24:29 ID:e90NWVhXd
-
G「なんか儀式しよ!」
こっくりさんしようぜ! みたいなノリでGが言った。
しかし、儀式のやり方なんか知るわけがない。
G「私子、やり方知らない?」
私「わからないよ」
W「呪術のやり方でいいなら、私知ってるよ!」
G「それだ! 呪術しよう!」
Wが一時期、呪術を学んでいたとのことで
そのやり方を採用することにした。
私は、呪い的なものは自分たちに跳ね返ってくるので
やめようと言ったが、Gは「そんなんガセやん!」となぜか関西弁で言ってきた。 - 85: Mystery01:28:42 ID:e90NWVhXd
-
私も呪いに関しては詳しくないけれど
丑の刻参りくらいは知っている。で、それによると呪ってるところを見られたら、自分に呪いが跳ね返ってくる……みたいな
ことは知っていた。
そもそも呪う相手がいないのに、どうするんだ? と思う私。
そんな私の心配を他所に、呪術の準備が着々と進む。
やり方は簡単で
①各々の髪の毛を一本、ぬいぐるみの中に入れる。
(ぬいぐるみは、背後にチャックがあるタイプだった)②メモ帳に六芒星を描いてぬいぐるみの下に置く。③ぬいぐるみに向かって四回手を叩く
その後、後ろを向いて四回手を叩く。
とのこと。Wが鞄から筆記用具を取り出して準備をはじめた。
持って無ければ出来なかったのに、W、最初からそのつもりだったのか? - 86: Mystery01:31:51 ID:e90NWVhXd
- 私はやめようよーと言ったが、Gはノリノリ。
Wも興味津々な感じだった。
ちょうど2時が近かったので、2時ちょうどに始めることに。
四回手を叩いて、後ろを向いて再び四回。
辺りは風で木々がざわめく音しかしない。
そんな中でパンパンと手を叩く音が四回ずつ。
そんな感じで、Wの言う呪術が終わった。
G「で、この後は? どこに霊出るの?」
W「わかんない! 集まってくるんじゃないかな?」
私「集まってきたらやばいじゃん」
G「やばくなったら逃げよう。車なら逃げ切れる」
とGの謎の車への信頼感。
あんたしか運転出来ないので、一人で逃げるようなことは
しないで欲しいと友人を疑う私。 - 87: Mystery01:34:36 ID:e90NWVhXd
-
その後、なぜか全員押し黙って、無言になる。
5分ほど様子を伺ったが、何もなし
G「眠くなってきた。帰らない?」
Gが身も蓋もないことを言い出した。
私「この人形どうすんの?」
G「そこら辺にポイーでいいじゃん?」
Gのアホっぷりに呆れる。
まあ私もこれを持って還りたいとは思わないけど。
その時、Wが急に大人しい声で
W「なんか気配感じない?」
とか言い出した。
Gが中腰に鳴って集中する。 - 88: Mystery01:36:41 ID:e90NWVhXd
-
私も五感を研ぎ澄ませたが、何も感じない。
W「やっぱり怖いし帰ろう」
G「Wビビったん?」
W「だって……さっきから何か変な人いるじゃん」
Gと私は急に真顔に戻った。
周りに私達以外は誰もいない。
私「どこに?」
W「えー…」
G「どこ? どこ? 今見える?」
Gが興奮しながら聞いたら
W「さい銭箱の後ろ……」 - 89: Mystery01:38:49
- ここここわい!!!
- 91: Mystery01:40:49 ID:e90NWVhXd
-
私とGがそっちの方を見た。
が、何もいない。
G「W、私らを怖がらせようとしてるの?」
W「そういうわけじゃないけど……」
急にWの顔色が悪くなり、テンションガタ落ちになってる。
さすがにヤバイかな、と思って私はぼちぼち帰宅することを提案。
G「まあ体調不良ならしょうがないね」
ってことで、車まで戻って、帰路につくことにした。
ぬいぐるみを片付けようとしたら
W「絶対だめ!」と言って仕方なく放置。
車までの道、Wはずっと無言だった。 - 92: Mystery01:44:37 ID:e90NWVhXd
-
G「Wどうしたん? 気分悪いん?」
W「大丈夫……あのさ」
W「四回手を叩いたじゃん?」
私「うん」
W「あれって、4を意味してるんだよね」
G「まあ呪いなんだからそうでしょ」
W「でも、後ろにまわってもう四回叩いたでしょ?」
Wは怯えた様子だった。
W「あれの意味はね……」
G「なんかあったん? 意味」
W「最初の四回は、その方角から霊を呼び寄せる四回。
後ろの四回は、この場所にいる霊を呼び寄せる四回なの」
私「そしたら、めっちゃ集まってくるね」 - 93: Mystery01:48:13 ID:e90NWVhXd
-
Wによると、あの呪いは霊を手叩きで呼び寄せ
人形を媒介にして呪う呪術らしい。
G「じゃあ、髪の毛入れたうちら呪われたん?」
W「ううん、今回は私達に恨みの感情がなかったから
幽霊を呼び出すだけで終わるふうになってたの」
呪いの儀式に大事なのは、形式だけでなく実際に恨めしいと思う気持ちらしい。
今回、私達はお遊びでやったので、結果として霊を呼び出しただけ。
W「でね、私、呼び出した霊はそのままどっか行っちゃうんだと思ってた」
W「でも、行き場のなくなった霊がね、恨めしそうに私のこと見てたの」
急にゾーッと鳥肌がたった。
つまり、呪術で呼び寄せた霊は、当然、呪う相手がおらず
結果的に呼び出した私達を標的にすることになる。 - 94: Mystery01:49:53 ID:e90NWVhXd
-
G「え!? じゃあ、あの時、Wには霊が見えてたの?」
Gが言うと、Wは急に押し黙って、うつむいてしまった。
G「どんな霊!?」
W「青白い顔の男の人。首にロープの痕があった」
シーンとなった。
Gもさすがに怖くなったのか車を飛ばして
ようやく近くのコンビニまで逃げてこれた。 - 95: Mystery01:53:02 ID:e90NWVhXd
-
コンビニでコーヒーを買って、私達は一息ついた。
明るい所まで来たので、やっと恐怖感が薄れた。
G「いやー、霊は見れなかったけど、Wの話が一番怖かったわ」
W「あの、言いにくいんだけど」
W「その霊、車の中でも見えてたんだよね」
Gの顔が真っ青になった。
今言うなよ後日言えよ、と思いつつ私も息を呑んだ。
G「ど、どこにいたん?」
W「トランク。ミラーに映ってたんだよね、ずっと……」
ひぃーとGが悲鳴をあげた。
それから、コンビニで塩買ってトランクに塩まいて
急いで帰った。 - 96: Mystery01:54:36 ID:e90NWVhXd
- それから、呪いの後遺症みたいなのは無かったけど
Gはそれから肝試しに行こうとは言わなくなった。
以上、そんな体験談でした。 - 97: Mystery01:56:55
- 乙、面白かった!
-
オススメ
-
・
笑いの神様「お前にしたwwwwww」 女性「ワタシ???」
・ 美人さん「道路にゴミを捨てるなんてダメよ」→ スーパーゴール!!!!
・ 人類のほぼ100%の人が笑ってしまう動画wwwwww
・ 私、女医なのにモテなくて草
・ 地球が氷河期に突入するとこうなるんだぞwwwwwwwwww
・ なぜ日本人が英語で自己表現できないのか判明してしまうwwwwwwwwwww
・ 自分の命と引き換えに世界を救うことが出来る
・ 怪しい医療ネタがあれば解説していくwwwwwww
・ 世間「会社では理不尽なことでも我慢して正論を言ってはいけない」
-
本日のオススメ
-
ピックアップ記事
- ライター及び編集:asuka
コメント