bandicam 2019-02-23 13-18-52-358

謎のツイングースカ大爆発


一世紀以上も前のロシア帝国・中央シベリア地域で謎の大爆発が起きた。 世にいう『ツイングースカ大爆発』である。

この大爆発は、1908年6月30日、時は第一次世界大戦やロシア革命の数年前の事。

かつ日露戦争が終戦を迎えて間もなくという時期で、当時のロシア国内の社会情勢は非常に 混乱しており、また緊迫した暗黒の社会の中で突如起きた大爆発であった。


爆発の様子

bandicam 2019-02-23 13-19-55-454

突然、ロシア・ツングース川上流付近の上空で巨大な火の玉が爆発した。 この爆発により、周辺の森林約2150平方キロメートル(東京ドーム約46000個分)にわたって辺りが焼き尽くされた。

爆発の衝撃波と斜めに高速移動した衝撃波とが合成された衝撃波によって、爆発の跡はハネを広げた蝶のような形をしている。

そのため爆発跡の形はツングースカ・バタフライと呼ばれている。また落下地点の周辺で、樹木や昆虫の生育に異常が見られた。

爆発の衝撃波は凄まじく、その痕跡はまるで蝶が羽を広げたかのように扇状に広がり、木がなぎ倒されていた。 この爆発の形状跡から、ツイングース・バタフライと呼ばれている

この突然の爆発によって、落下した地点の周辺に生息していた昆虫や樹木などには異変が見られたと いう報告もあるが、この地域は非常に僻地に近い場所とあって村なども無いため爆発時における人間の犠牲者の報告はないとしている。

爆発の調査開始


ロシア帝国からソ連になってからようやく、この謎の『ツイングースカ大爆発』の調査が本格的に行われた。

それは爆発から13年後の1921年。 爆心地が見つかったのは、そのさらに6年後の1927年の事だった。

当時の調査団は、何故爆発が起きたのかプロ、アマ問わずその疑問へと様々な仮説や議論が投じられ たが、『宇宙人が地球にやってきて宇宙船の積み荷が落ちて爆発した』や、『小惑星が空中で爆発した』『地下のガスが溜まり噴出した』などそのどれもが全く信憑性に欠け、中にはあり得ない話でもないのだ納得のいく真相には至らず調査は平行線となったまま時が経過した。

爆発の原因解明

bandicam 2019-02-23 13-20-47-364


その後も、『ツイングースカ大爆発』については賢明な調査が続けられ真相がな解明されないまま 100年近くの時が流れてしまった。。

だが、2013年ようやくこの『ツイングースカ大爆発』の原因が隕石によるものだと判明した。

ウクライナ・ドイツ・アメリカの合同調査団によって、爆心地の泥炭から地球上ではほとんど存在しない鉱物(隕石)の存在を発見したのだ。

隕石という鉱物が発見できたのには、この爆発が墜落で起きたのではなく、空中爆発であったためで その痕跡が奇跡的に地面に残されていたからだとという。

謎の爆発の解決


調査団によれば、『ツイングースカ大爆発』は人間がこれまでに記憶している中でも最大の 隕石衝突で、その破壊力は日本の広島に投下された原爆の数百倍にあたる5メガトン相当だったという。

この落下した隕石は宇宙からある角度で大気圏へと突入した際に、分裂して散らばった。 その為、隕石自体が完全な状態で地表へと到達できた破片はほとんど無かっただろう。

それだけに、約一世紀もの月日を得て謎に包まれたこの事件が解決出来たことが極めて珍しく 奇跡を感じざるを得ない事件である。

まだまだ世界には多くの謎を抱えた事件や事故が存在するがこの『ツイングースカ大爆発』のようにもしかしたらこれから先、永い時を超えて新たに解決する糸口が見つかり謎とされている事件や事故が解明出来る日が来るかもしれないと思える事件であった。


本日のオススメ

ピックアップ記事

bandicam 

2019-11-28 16-29-55-238