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画像:Lizzie_borden

事件発生


1892年8月、アメリカマサチューセッツ州に衝撃が走った。地元でも大富豪として知られていたアンドリュー・ジャクソン・ボーデンと妻のアビーが何者かによって命を奪われていたのだ。

犯行の手口は斧によるもので、アンドリューは11回・アビーは実に19回も殴られた形跡があり、発見時の2人は捜査員が目を背けるほどの光景だった。

この事件で最初に疑われた人物はメイドであるブリザットとアンドリューの次女であるリジー・ボーデンとなる。

アビーとの確執

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リジーとアビーはいわゆる犬猿の仲でありアビーが後妻ということも犯行動機として考えられた。また、アンドリューの多額な財産にも注目されることとなる。

リジーは後妻に父親の財産が相続されることを執拗に嫌っていた。実際にアンドリューは高齢でありそれほど長くは生きることが出来ないと悟っていた彼女にとって、アビーの存在は邪魔でしかなかった。

しかし、アンドリューの下した決断は自己が持つ農場の権利を全て妻であるアビーへ譲るという内容だったのだ。この事件は農場の所有者を変更する時に発生していることからもリジーには十分すぎる動機があり、2人の命を奪ったのは誰もが次女だと疑ったのだった。

父親は所有者の変更手続きの際に、一度自宅を訪れている。妻のアビーが約束の時間になっても指定場所へ現れないために呼びにきたのだ。

この時のリジーは父親へこのように伝えている。

彼女ならとっくに出かけてしまったわ

しかし、アビーが亡くなった時間は午前9時頃とされている事実から父親が訪れた時間にはアビーの命は奪われていたのだ。

真相は闇の中


リジーの状況証拠はとても隠し通せるものではなく彼女は逮捕されることになるが、ここからの展開はまさに謎だらけとなっていく。

リジーの裁判は全米で注目されるほどであり彼女の刑罰はどれほどになるのか多くの人に見守られる中で始まった。そして、陪審員から下された結果はまさかの無罪である。

無罪とした理由は彼女が返り血を浴びたと思われる服が発見されていない事・凶器である斧が発見されない事の2点が理由となっている。

その後リジーは父親の財産を相続するが地域住民からのいじめによって長年暮らしてきた土地を離れる事となる。

真犯人はいるのか


リジーの無罪判決は多くの人が驚き何かしらの裏工作があったのではないかと囁かれている。メイドによる犯人説なども一時期は浮上したがはっきりとした証拠も見つからず逮捕までには至っていない。

リジーのその後の人生だが彼女は莫大な遺産を相続したにも関わらず、裁判から5年後に万引きで警察に捕まっている。

逮捕からおよそ30年後の1927年、リジーは66歳でこの世を去り最後まで事件に関することは話さなかったという。

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※斧は武器じゃないと思うな~

※彼女は無実だと思う

※法廷で判決が出たんだからいいじゃないか

※彼女は自分の本でも無実を訴えているじゃない


この事件は未だに多くの謎を残している