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書き溜めてるのでさくさくいきます

小学校4年生~の話

うちは父・母・俺の3人家族 ごくごく普通のサラリーマン親父と専業主婦と運動も勉強も平均レベルの息子という まぁ本当に普通のご家庭だった

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父は俺が起き出す頃に出社、帰宅は俺が寝てからだったので平日顔を合わすことはほとんどなく、 たまに寝ぼけ眼ですれ違うこともあるかなって程度だった


当時住んでた家はいわゆる関東のベッドタウンなので どこのご家庭もそんなもんだったと思う 休日も休日で寝てばっかで、部屋からあんまり出てこなかったから まともに顔合わして会話したりするのは土日の夕飯時ぐらいだった でも元々寡黙な人でほとんど喋らなかったな
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母は専業主婦なのでいっつも家にいた 家事も普通にこなしてたんだと思う 特に習い事とかはしてなくって、たまに近所のママ友とだべったりする程度 母も母でおとなしいというかクールというか とりあえずお喋り好きなタイプではなかった よくわかんないけどあんま「おばちゃん」って感じの人ではなかった気がする
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まぁそんな2人の子供なので俺自身もあんまり喋らない奴だった 土日の夕飯ぐらいでしか家族揃わないのに、食べてるときに喋るのは行儀悪いって雰囲気で 黙々とご飯をかっこむだけww ちなみに夕飯時はテレビもつけないwめっちゃ静かww


でも別に「テレビ禁止!」とか「しゃべるな!」とか言われてるわけでもなく 物心ついたころからそういう雰囲気になってるっていうか暗黙の了解だった 食べたら風呂はいって宿題してさっさと寝なさいって流れなので 会話発生イベントはほぼない
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それが『普通』だったので別に不満もなく 必要最低限の会話しかないこととか、用がないときは自室にいなさいって雰囲気とか 家族ってそういうもんだと思ってた。当時は
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父はなんかズレてるっていうか変な人だった リビングのソファで漫画読んでると 「なんでここで読むんだ( ゚д゚)?」ってつっかかってくる 当時俺の部屋にはベッドがなくて布団だったので、 ふかふかソファでだらっと読みたいみたいなことを言ったら


即効で2人掛けソファ買ってくれたww 今思えばどんだけリビングにいさせたくなかったんだって感じだけど このへんの親父の行動原理は未だに謎すぎる


まぁこんな家だったんだけど 別に冷めてるとか機械的とか仮面夫婦とかいう印象は持っていなかった 小学生だったしw
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俺は流されやすい上、物事をあんまり真剣に受け止めないというか 事流れ主義というか、あんま思考回路巡ってないというか 周囲の状況とかもあんま見てなかったんよね 自分のことも他人のことも同程度な認識で「フーン」って感じ
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で、気付いたときには家庭崩壊してたwwwww


びっくりしたwwwww さすがにびっくりしたwwwww
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ある日帰ったらかーちゃんいないの いっつも家にいるかーちゃんがいない


買い物とかの用事は俺が学校行ってる間に済ませちゃうから まずドアに鍵かかってるってことが皆無だったんだ 当然「開く」と思ってドアノブ引いたから手首が若干グキョッといった 当時うちの地域ではいわゆる『鍵っこ』ってのは超少数派で、 俺も家の鍵なんか持ち合わせていなかったわけだが 一応ポストに隠してあるのは知っていた 何年も放置されてきたのであろう鍵はガムテの粘着でネッチョネチョだった
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ちなみにうちは一軒屋 父が祖父から継いだものらしいけどリフォームしてるのか、 祖父が晩年建てたものなのか、古いどころかオサレめでキレイな家だった ちなみに祖父母は俺の生まれる前に他界している


父方の家庭事情はなんかいろいろ複雑らしく、 兄妹(俺にとっては叔父・叔母)がいるらしいが会ったことはない 親戚づきあいも完全に母方のほうのみだった 父が次男なのに家(しかも都心部の)を継いでるとかこのへんの事情も謎
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広い家に1人っきりというほぼ初めての体験が始まったわけだが 「もうそろそろ帰ってくんだろww」っていう考えが2,3分ごとに訪れながら 数時間が経過しても母は帰ってこない もしかしたら事故にでも遭ってるんじゃないだろうか、とかは考えなかった そこまでお利口じゃなかったww ただただ「なんでだろう」っていう不安だけがじわじわ広がっていった
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「セカンドチャンス」ってドラマ見てたらいつもの就寝時間(22時)になったが、母は帰ってこない このドラマ主題歌が有名な岡本真夜の「Tomorrow」なので覚えてる人も多いんじゃなかろうか 堂本剛と黒田勇樹と赤井秀和という「人間・失格」を彷彿とさせるキャスティングで ほのぼのホームドラマというのに最初違和感があったのを今でも覚えてる
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いつもならセカンドチャンス見たら布団に入るんだけど まぁ眠れませんわ この日は金曜日だったんだけど、当時は土曜日も学校があった (正確にいうと第二・第四土曜日は休みだった) 明日起きれなくなっちゃう…と思いつつ時刻は0時に近づいていた


さすがにそろそろ父が帰ってくるだろうと思った俺は今度は父の帰りを待とうと起き出した だが父も帰ってこない
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リビングのソファでいつの間にか寝入ってて 気付けば6時ぐらいになっていた いつも起きるのは7時なので、まぁ普段なら二度寝するところなんだけど がばっと起きた そして玄関に急行した


父の靴も母の靴もなかった 「いやいやそんなまさか」という思いもあって家中を探索したが両親の姿はなかった
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そしてこの探索で俺は気付いた。


母の私物がごっそりなくなっているということに。
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父の部屋には普段まったく近寄らないから物が減ってるかどうかは判断つかなかったけど 明らかに母の私物は減っていた で、「おいおいおいおいおいおいお」と呟きながらタンスとか見たんだけど 洋服とかもごっそりなくなってんよね


このとき自分が何を思ったのかははっきり覚えていないんだけど とりあえず「お母さんは帰ってこないんじゃなくてどっかに行ってしまった」という認識をしていた そしてこの当時は父と母は2人で1セットって感じだったので 父も母と一緒にどっかに行ってしまったんだと考えていた
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専業主婦だった母は家のことはなんでも1人でこなしていたので 俺は家事の類を一切やったことがなかった 手伝いなんて皿を出すとかカーテン閉めるとかぐらいなもんで 米の炊き方もわかんないし、お湯すら沸かしたこともない そんな俺がゴハンの用意なんて出来るはずもなく ゆうべと同じく買いだめされてるお菓子をもそもそ食って登校した


このとき、「家を出るときに鍵を閉める」ということを一切やったことがなかった俺は 習性どおり鍵かけずに登校したww 気付いたのは帰ってきてからなんだけどテラ無用心ww 泥棒はいってたらどうしようwと変な汗かいたが大丈夫だったw
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土曜日の授業は午前中で終わる つまり給食がないのだ しかもお菓子はもう残りが少ない 食べ盛り伸び盛りに3食連続お菓子では当然足りません


なんかないかなーと冷蔵庫や戸棚をあさったら色々出てきたんだけど カップラーメンすら作ったことのない俺は 冷凍ごはんが出てきてもレンチンのやり方すらわからないww でもうちのレンジには「ごはん」というスイッチがあった! 「これだ!」と思い冷凍ごはんを茶碗に入れていざレンチン! わざわざラップはずしたから中のほうが冷たいw でも「レンジ壊れてる…」ぐらいにしか思っていなかった
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日曜になっても両親は帰ってこなかった このときの俺は「2人はどっか行っちゃった」って感じの認識だから いつ帰ってくるんだろうとか、なんで帰ってこないんだろうっていうのは不思議となかった なんで黙って行っちゃったんだろうってのもなかった 2人ともあんま喋らない人たちだから、そんなもんだと思ってた
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今思うと順応力高すぎwwって感じだが ただのアホっつーか 物事を真剣に考える能力が乏しかったんだと思う
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両親が家にいないということ自体には即効で慣れてしまった俺だが 問題は食生活である 家の食料が尽きるのにそう時間はかからなかった
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しつこいようだが専業主婦だった母はなんでも1人でこなしていたので 俺は買い物に付き合ったりしたこともなかったのだ(幼少期はどうか知らんけど記憶にない) だからどこに何が売ってるとかっていうのもまったく知らなかったし スーパーに出来合いのお惣菜が売ってることすら知らなかった ちなみにうちの近所にはコンビニがなかった 後々いっぱいできるんだけどこの当時は少なくとも俺の使う道にはなかったと思う
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んで、食料を調達に行かなければならなくなった俺はRPGの主人公気取りで初めてスーパーに訪れた 資金は俺のお小遣いの残りだ 月に400円wwだったので貯金箱に500円もないですよwww 食料の物価も知らない俺はスーパーで目玉を丸くすることになる
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それでも一週間ほどはなんとかやりすごしたが、次の問題は洗濯だ やべぇ着る服がねぇ!と気付いた俺だが、当然洗濯機の使い方なんてわからねぇww 説明書なんてどこにあるかもわからんし 洗剤の場所すら知らねぇw(これはすぐ見つかったけど)
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ここで俺はあるものの存在に気付く 洗濯板だ


母はワイシャツとかを洗濯板で手洗いしていた 母が購入したものなのか、祖父の代からうちにあったものかはわからんけど 昔ながらの普通の洗濯板だ 「これだ!」と思った俺は一週間分の洗濯を開始


びっちょびちょのまま干して「やべぇかわかねぇ;;」とドライヤーを使ったりした
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右往左往しながらも、小学生1人でもなんとかなるもんだなーなんて気軽に考えていた まったく落ち込んだりしていなかったし 友達とか近所の人とか学校の先生とか母方の祖父母とかに相談しようなんて考えは微塵もなかった


今考えれば「なんでだよ」って感じなんだけどさ 当時の俺的には本当に「その発想はなかったww」って状態だったんだよね 自分の身に起こったことを人に話すっていうこと自体が皆無でさ 「今日ねー学校でねー○○がねー」なんて話を親にすることもなかったし、 逆に家であったことを友達に話すということもなかったんだ
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当面の問題は資金だった うちのリビングの棚のなかに小銭入れがあって 500円玉、100円玉、50円玉、10円玉がそれぞれわんさか入ってたんだ なんでこんな集めてるのかは知らないけど 小遣いが足りなくなったときはこっそりちょろまかしたりしてたww あんまり大量に取っちゃうとバレるだろうからあくまでこっそりとねw でもこのときは総額でいうと5,6万はあったであろう小銭たちが俺の全財産であり食の種だった
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給食のパンや牛乳を持ち帰って夕食にしたりの節約生活 学校のある土曜日は友達んちにそのまま遊びに行って昼食をごちそうになったり等 結構いろいろ考えて生活していた それまでの俺はぽんや~としたガキだったんだけど 両親がいなくなってからはだいぶしたたかになったと思う
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電気やガスは止まらなかったから光熱費は引き落としだったんだと思う 水は3、4ヶ月滞納しても止まらないらしいね まあこのこの頃は光熱費なんて言葉もそもそも知らなかったわけだけど
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1人暮らし生活はなんやかんやで2ヶ月ぐらい続いた ピリオドを打ったのは夏休みだ そう、給食がないのだ 友達んちに入り浸るわけにもいかなくなった
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で、ある日ぶっ倒れたwwwスーパーの駐輪場でw 倒れた原因そのものは熱中症だったんだけどw 「親はどこだー!!」って叫んでるおっちゃんがいたが 俺が知りたいわwwwwと思いつつ生まれて初めての救急車へ そんで栄養失調で強制入院www
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別に俺は「両親がどっかに行っちゃった」ってことを隠したかったわけじゃない ただ誰かに聞いてもらいたいことでもなくって、 聞いてほしくないってわけでもなかっただけだ
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だから医者に聞かれるままここ2ヶ月の生活を初めて打ち明けた 俺としては普通に事実をありのまま淡々と告げていたんだが 医者はびっくりしたんだろうな 泣きもせず慌てた様子もなく、10歳そこらのガキが「お父さんもお母さんも帰ってきてないんです」ってさw テンションでいうとソフトバンクのお兄ちゃんぐらいの淡々さ。
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で、担任教師と警察呼ばれたwww


そして親父登場w ひさびさの再会www っつうか親父泣いてるwwwww
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多分、警察から会社に連絡いったんだと思うんだけど 何故か親父めっちゃ泣いてんのww で、嗚咽まじりにすまんとかなんか謝ってきた
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ここで俺はあることに気がついた トーチャン2ヶ月ぶりかぁなんて思ったんだけど、 思い起こせば2ヶ月どころじゃねぇ。ということに。
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父はこの年の4月から部署変わったんだかなんだか知らんが 土日出勤になってたんだ 平日の休みの日にもどっか行ってたり寝てたりして 夕飯時に顔を出さないことが多くなってた


だから親父の顔見るの実に半年ぶりぐらい?wwww やべぇw俺鈍感すぎww親父も空気すぎんだろww
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まぁ胸中はこんな感じで変なテンションだったんだけど 生まれて初めて見る親父の涙になんか俺も泣けてきてた 久々に親の前で泣いたよ 小学校上がってからはたぶん初めて そしてこれが、俺が親の前で見せた最後の涙となった
2: 2017/04/01 00:02
子供を愛せない親ってのは珍しくないかもね。自然界でも育児放棄はよくみられるみたいだし。 俺の場合は6歳に施設にぶち込まれた。運良く国家資格が取れて自立できたけど、 成人後に親から「とにかくお前の顔が見たくなかった」と告げられた。もう10年以上交流がないや…。 邪魔してスマソ
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後になって知ったことだけど 親父はこのころ妻以外の女性宅に入り浸っていた 土日出勤ってのがホントかどうか知らないし もしかしたら母ちゃんが俺をごまかすために適当こいてたのかもしれないけど とにかく親父はここ半年ばかりほとんど家に帰ってきていなかったらしかった 顔を合わせないだけで帰ってきていないなどとは露ほども知らなかった 母ちゃんがどれだけ知っていたのかはわからないけど
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で、母ちゃんですよ


そうそう親父帰ってきたけど母ちゃんはどこ行ったんだよっつう話で


親父の泣きっ面につられてぐじゅぐじゅ泣いてた俺は結局泣きつかれてそのまま寝ちゃったんだよね で、起きたら親父がいなくて(トイレタイムだったんだが) 軽くパニックになった俺は点滴ぶっこぬいて病院内を徘徊ww
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捕獲されたあとで親父にめっちゃ怒られたww 俺は優等生ってタイプではぜんぜんなかったけど 手のかからない『いいこちゃん』だったので親に叱られることなんてなかったんだマジで だから物心ついてからあんなに親父に怒られたのは初めてだった そのショックですっかり母ちゃんのこと失念ww俺アホすぎるwww
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それから、退院して親父と一緒に帰宅した 玄関に明らかに女物の靴があったんだ 俺は疑うこともなく母ちゃんだと思った 父ちゃん帰ってきたんだし、当然母ちゃんも帰ってきてると普通に思ったんだ でもそこに居たのは母ちゃんじゃなかったwww
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「誰??」ってなりますわな 親父曰く「お父さんの会社のお姉さん」


お姉さんなんて紹介されたが、実際はアラサーだったと思う でもこのお姉さん、仮にアサコと名づけるが、アサコちゃんは見た目も雰囲気もめっちゃ若かった そしてかわいかった。 三浦理恵子みたいなお人形さんみたいな人 後にアサコちゃんには旦那も子供もいて、その子供が俺より年上wってのを知る機会があったんだけど それで「アサコちゃん当時30超えてたんか…」ってなるんだがそれはまた別の話。
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これ以降、アサコちゃんはうちの掃除やら食事の支度やらをしに通ってくることになる 彼女が親父の妻以外の女性であったかどうかは今となっては知る由もない 当時は『妻以外の女性』っていう単語がそもそも俺のなかに存在してなかったし、 「もしかして」って思ったころにはもうアサコちゃんとは音信不通になっていた でも今考えるとやっぱりただの家政婦さん的な存在だったんかな、と。 アサコちゃんがうちに来るときは親父がいないときばっかりだし、泊まったことは一度もなかったからだ
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アサコちゃんの登場でまた母のことを失念しそうになった俺だが さすがに父のほうから言及してきた 「お母さんがどこに行ってしまったのか、お父さんにもわからないんだorz」 父はそう言っていた


本当にわからなかったのかどうか、俺は知らない 俺の知らないところで両親が会っていたのかもしれないけど 俺自身は母とは結局、その後も一度として会っていない
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母が父に愛想尽かして出ていったのか、 ならどうして俺は何も告げられることなく置いてけぼりをくらったのか 私物がなくなってたから計画的に出て行ったのは間違いないんだろうけど もしかしたら本当にその後なんかしらの事故や事件に巻き込まれて 俺を放り出す形になってしまっただけなのか それとも母にも妻以外の女性がいて、その男と逃避行でもしたのだろうか だから俺は邪魔だったのか
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何年も経ってから色々考えることもあったけど、 今さら母に何をしてもらいたいってのもなかったし 生きていようが亡くなっていようが、正直どうでも良かった ただ、ふとしたときに今頃なにしてんのかな~生きてんのかなぁカーチャン…て思うことはある
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話は戻るが、俺はアサコちゃんとはわりとすぐに仲良くなっていた アサコちゃんは母とは真逆なタイプで、よく喋る、よく笑う人で、 学校で何があった?とかおもしろいことあった?とかよく聞いてきた アサコちゃんのおかげで俺は普通の一般的な感覚も持てるようになっていった このままアサコちゃんが母ちゃんになってくれるんだと思い始めるのにそう時間はかからなかった
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しかしアサコちゃんとの別れも唐突に訪れた 理由はわからないがある頃から突然、うちに来なくなってしまったのだ これが小4の終わりぐらいだったかな 夏から約8ヶ月ぐらいの付き合いだった


俺は父に「なんでアサコちゃん来ないの」って聞いたが、「来れなくなっちゃったんだ」としか教えてくれなかった 後にアサコちゃんにはちゃんと家庭があったと知ったので、 なにかしらあったんだろうとは思うんだけどね その当時はアサコちゃんに裏切られたような気もしたし、 聞いても教えてくれない、じゃあ結局聞いても聞かなくても同じじゃんと、また喋らない子に戻ってしまった
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今はアサコちゃんには本当に感謝している 8ヶ月の間、俺はアサコちゃんに簡単な料理を教えてもらったので食事の支度には困らなかった 洗濯機や掃除機の使い方も教えてもらったし、スーパーの割引タイムやチラシの見方なんかも教え込まれていた (今思うと、こういうとこがマジモンの主婦ってかんじだw) 小5にして身の周りのことはなんでも自分で出来るようになっていた 母ちゃんなんかいなくっても自分一人で大丈夫 また親父が妻以外の女性宅入り浸ってうちに帰ってこなくても平気(金さえあれば!) そんな風に考えてたころ、再び新たな女が登場する
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名前を仮にトモミとする トモさんは今度はガチで若い女だった なんと当時現役女子大生(院生だったかも?) いったい親父はどこで捕まえてきたんだよwwって感じだが うちの親父は薬剤関係の仕事をしていて、トモさんは当時薬剤学部に通っていたから、まぁその辺の繋がりだったんだろう
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トモさんは不思議な雰囲気の人だった 小島聖とか小雪みたいな、なんか独特の気だるい感じの雰囲気というか 中身は「動物のお医者さん」の菱沼さんみたいな人だった (女子大生ってことで思い出補正されてる部分もあるけどw) 生活能力が乏しくて料理なんかまったく出来なかった なので結局俺が料理してた
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トモさんはアサコちゃんみたいな通いではなく、ほとんどうちで暮らしてた といっても大学に泊り込むって日が多かったけど 寝泊りは親父の部屋でしてたから、まぁ肉体関係は普通にあったんだろうな~ このトモさんってのが、母ちゃんが出て行く前に親父が入り浸っていた妻以外の女性宅の主だと、当時俺は思っていた
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でも違ったんだよねww


おかしいだろオイwwww親父wwwww 数年後、親父とトモさんはなんかいつの間にかフツーに破局してたwww
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うちの親父ははっきり言ってカッコイイ。 昔、友達に「オマエの父ちゃん豊川悦司みてぇ!」って言われたことがある 別に似てるとは思わないけど、細身で背高くて寡黙で渋くてっていう雰囲気がそれっぽいのかも? で、ムカイリとか堺雅人みたいな母性本能くすぐるんであろう雰囲気もあった
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スペック最強すぎるだろww しかも高収入ww 酒もタバコもやらないし気取ったとこもないし、偉そうにふんぞりかえるようなとこもなかった (この年代にしては珍しいタイプだったんじゃないかと思う) 嫁が蒸発して1人息子を育てるお父さんってのも女性的にはポイント高いんだろうか? セカンドチャンスどころか親父どんだけチャンスまわってきてんだよw この後も親父は2人の若い女を連れ込むことになるんだが、それはそれとして他にも妻以外の女性がいるっぽかったw
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っていうのも、唐突にその妻以外の女性と再婚したwwwww


おいww おい親父www


母ちゃんとはいったいいつ離婚が成立したんだよww
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(※このへんの事情をやっぱり俺はよく知らない


失踪してから何年か経つと、相手の同意なしで離婚成立するらしいが、 そういう処置をしたのか、それとも俺の預かり知らぬところで母と連絡がついて離婚したのかは知らん ついでに母がいなくなってからというもの、母方の親戚とも一切連絡取らなくなっていた あんなに優しくしてくれたじいちゃんばあちゃんが電話一本よこさなかったのがなんでなのか、それも俺は知らん 今健在なのかどうかも知らん;;)
 21xx/ master
で、しかもwww デキ婚wwwwww


どういうことだよオイ親父!!!w
 21xx/ master
これが中2の頃。 俺は順調に中二病発症中だ。


唐突に「再婚したから」って感じの報告を受ける俺。 「するから」じゃなくて「したから」!? え!?したの!? 生まれるん!?俺おにいちゃんになるん!?


それまでの人生でこれほど驚いたことはないかもしれない そんぐらいの衝撃だった
 21xx/ master
唐突に出来た継母は仮にマリとする このマリさんこそが長年親父の妻以外の女性やってた女だ 結婚そのものに興味がなかったんだろうね でも年齢も30こえて焦り出したんだろうか? 本来ならアサコちゃんとかトモさんとかの前にうちに上がりこんでておかしくないのに ここに来てようやくのご登場ってことは、なんか色々思うとこがあったんだろう マリさん、若干メンヘラくさいとこもあったしww
 21xx/ master
親父がマリさんをキープ(?)しつつ他の女をうちに連れ込んでいたのには訳がある と、俺は思っている。 俺はまだガキで、母親が必要だと考えていたんじゃないかと思う 仕事の忙しい父は家事なんかやってる暇はないし、家に誰か居てほしいってのもあったんじゃないかと。 俺には兄弟いないから、完全に一人っきりになっちゃうし 頼れる親戚もいなかったしね で、当のマリさんにはそれを断られていたっぽい
 21xx/ master
常盤貴子の主演映画で『赤い月』ってのがある 2人の子供がいる常盤貴子が3人の男とかわるがわる関係を持つんだけど 子供にそれをつっこまれて「生きていくために愛する人が必要なのよ!」みたいなこと言っていた これ常盤貴子の役は原作の人のお母さんがモデルなんだよな
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状況もなんもかも違うけど、親父的には(結果的に)かわるがわる女を連れてきたことは『必要なこと』だったんだ と、俺は結論づけることにした 俺は『いいこちゃん』なので、彼女達とそれなりに上手くやってたしね 「変な家だな」と思うことはあったけど、別に不満はなかったんだ
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この当時、俺にはケンジ(仮)という親友がいた ケンジの家も結構な荒れ具合で、まぁ親父が典型的なDV男だったんだ 外では普通のサラリーマンだったらしんだが。


当時高校生だったケンジの兄は、友達んちや学校の部室で寝泊りしていて、ほとんど家には帰っていなかった (学校にはちゃんと通っていてむしろ優等生だったらしいが) 兄のような逃げ場所がなかったケンジは順調に暗黒面に堕ちていった


元々ケンジは明るくって元気で、小学生のころは冬でも短パン!みたいな クラスに1人はいるムードメーカー的存在だったんだ そんなケンジが暗黒面に堕ちてしまうのは、親父のデキ婚なんかよりもよっぽど重大な案件だった
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んで、まさかの警察沙汰www これ、当時は新聞に載ったりして地元では有名な話なので詳細は割愛するけど ケンジは精神が臨界点突破で入院することになってしまった もっと早くなんとかしてやれなかったんだろうかと、ものすごく後悔した で、ケンジのことで頭がいっぱいで、俺は家に居ることがめっきり少なくなった マリさん的にはそれが気に食わなかったらしいww 俺がマリさんを嫌って家にいないと思ったんだろうねw
 21xx/ master
あと俺が「お母さん」って呼ばないことも不満だったらしい でもアサコちゃんの件があって(この頃はまだアサコちゃんに裏切られたっていう思いが強かった) 「お母さん」とはどうしても呼べなかった アサコちゃんをお母さんと呼んだことはないけど、 本当のお母さんも、お母さんになってくれると思っていた人も、 俺には何も言わずに唐突に消えてしまったから
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そんな俺の事情なんか知らないマリさんはメンヘラぶりを発揮することになる ここから始まるマリさんの俺に対する嫌がらせの数々は、昼ドラ参照のことwってレベルですwww
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俺のぶんだけご飯用意してくれないとか 洗濯物も俺のぶんだけ放置とか当たり前で 鞄にいれてある家の鍵抜かれてて、気づかず外出して締め出されたり 歯ブラシとかの日用品ごっそり捨てられてたりとか まぁ細々といろいろやってくれていたww


それでも俺はめげなかった ケンジのことのほうが重大だったんだ
 21xx/ master
そして気付く。 あれ?そろそろ子供生まれててもいいんじゃね? ということに……


相変わらず俺鈍感すぎwww マリさんのお腹大きくないじゃんww


あれ?でも子供は??
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…マリさんは氏産してしまっていたのだ この頃も相変わらず仕事の忙しい父とはほとんど顔を合わせていなかったんだけど


ちょwwおしえれwww
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氏産したことでマリさんはますます病んでいたっぽかった 親父は仕事仕事だし… たぶんマリさんが親父との関係を妻以外の女性のままにとどめていたのは、 親父が仕事人間だということを知っていたからなんだろうなぁ 家庭向きの人じゃないってわかってるから、いざ子供ができちゃうまで積極的に結婚しようとは思えなかったのかも (まだ若かったし)
 21xx/ master
病んでいくマリさんとは対照的に、ケンジは回復していった でもやっぱりちょっとおかしかったけど 普通の生活を送れる程度には回復してた


で、退院の日。 このとき、感極まって俺は自分でも信じられない告白をすることになる


まぁぶっちゃけますと、俺、 親父の女関係とか母ちゃんとアサコちゃんの消失とかのおかげですっかり女性不審になってたんだけど あと例にもれず若干ファザコン気味だったんだけど この頃すでに自分に『そういう気』があることはばりばりに自覚してたんだ
 21xx/ master
言うつもりなんか毛頭なかったのに言ってしまって ベッド(中学入学時に買ってもらった)でジタバタしたりした こっぱずかしい青春の1ページ…って書くのも恥ずかしいぐらいなんだけどwww 恥ずかしいのでここは大幅カット。
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それから2年ほど経って、マリさんは再び赤ちゃんがお腹に宿るした 今度はちゃんと産まれた 女の子だった


マリさんの嫌がらせはほとんどなくなっていたが、 俺は完全に『いないもの』として扱われていた 広い家なので顔を合わせないってのはわりと難易度が低いんだけどさ
 21xx/ master
まさか生まれてから赤ちゃんがお腹に宿るしていた事実を知ることになるとはwwww


俺の鈍感発揮しすぎだろwwwwww
 21xx/ master
ある日、赤ん坊の泣き声が響いてびっくりwww マジでこれは俺が今まで生きてきたなかでもダントツ1位の衝撃ww


でも聞けないwwww マリさんにそれマリさんと親父の子ですか?って一応確かめたいけど聞けないww っつうか親父!!


おしえれ!!!!!
 21xx/ master
このとき俺は高校生。 携帯電話を持っていたのである。 (俺らの世代は高校入学時に携帯買ってもらうのがポピュラーだった)


俺はさっそく親父にメールした 『今家でめっちゃ赤ん坊の泣き声響いてんだけど』 ↓ 親父『赤ん坊は泣くのが仕事だよ』 知ってるよ!!!!!!!!! そんなこと聞いてんじゃねーーーーーーよ!!!!! なにこの親父。ド天然だとは思ってたけどただの馬鹿なんじゃねぇぇの!?
 21xx/ master
その後、親父から「まさか知らないとは思っていなかったorz」という謝罪を受けた


親父的には、俺がずっと女の人たちとうまくやっていたから、 当然マリさんともうまくいってると思っていたんだって マリさんからどんな風に話聞いてたのかしらんけどさ 俺も俺で無頓着だけど、親父も無頓着すぎだろ よしんばマリさんが俺に教えていたとしても、自分の口でちゃんと俺に言えよ!と。


でもこのへんは昔から我が家の風潮で、『自分のことをしゃべらない』ってのが『普通』だからさ しょーがないかな、とは思うんだけどさ
 21xx/ master
しかし親父からの謝罪があったところでマリさんのシカト攻撃は終わらない 俺的にはさ、異母兄妹とはいえ地の繋がった妹なわけだし かわいがりたい気持ちもあったんだ ずっと一人っ子だったわけだし、それはそれで気楽にやってこれたけど そのうち『お兄ちゃん』とか呼ばれるのかぁ~ってのにwktkしてたんだよ


でもマリさんww 俺に一切赤ん坊触らせてくれないww 近づこうもんならひったくるようにして自室に逃げ込んで篭城www
 21xx/ master
呆れるっていうか、空しいっていうか マリさんのそんな反応見るのもなんか悲しくなってさ ますます俺は家にいることが減った 高校入って、部活やバイトで忙しくなったってのもあるけど
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そんな家庭内別居状態がしばらく続いた 俺は志望大学にも合格して、高校卒業の日を待ちながらバイトに明け暮れていた 1人暮らしも考えたんだけど、 バイトが気に入っていたのでとりあえずこのまま実家から通うことに決めていたんだ で、お金が貯まったら家を出るつもりだった
 21xx/ master
あとなるべくお金を貯めたかったんだ っていうのも、ここでまたケンジの話なんだけど ケンジは親が離婚して金がないので進学ができなかったんだ っつっても、本人はどうしても進学したくて、一旦就職して金がたまったら受験するって決めていた だからまーなんつうか俺の金をってわけじゃなくて、 いざってときに頼られるような存在になるためにも、俺自身に多少の蓄えがあったほうがいーよねって思ったんだ だから実家にいたほうが貯金しやすいかな、ってさ
 21xx/ master
そんな俺の考えとは裏腹に、唐突に親父から通告された。 「高校卒業したら出て行け」と。


何を言っているのかさっぱりわからなかった 俺は親父が怒っている(?)のを見るのはこれが二度目で、そして最後になった


事の顛末はすぐに理解したんだけど つまり俺がホ・モだということがバレましたww


で、妹に悪影響だから出て行けってことらしいwwwww
 21xx/ master
この頃はだいぶインターネットも普及していたので、 その手のサイトを結構見てたわけだけど 体験談とかもさ、結構読んでたわけだけど いきなりこんな淡々と「出ていけ」ってのはナイわーwwwって感じだった 感情的になって「出ていけー!」ってのならさ、まだわかるんだけどさ 事情とかこっちの気持ちとか一切聞く耳もちませんって態度で 通帳と印鑑渡されて「大学の費用は出すから」ってさ
 21xx/ master
親父は不器用でド天然なだけで、ちゃんと俺に対して親としての愛情を持ってると思ってた だからちゃんと帰ってくれたんだと思ってた 母ちゃんは帰ってこなかったけど、父ちゃんは帰ってきた ちゃんと謝ってくれた だから、愛されてるもんだと思ってたんだけど


でも違ったんだ 俺なんてこれまで通りすぎていった女の人たちとおんなじで、 あっさりサヨナラできちゃう程度の存在だったんだ
 21xx/ master
そう思ったら笑えてきた。 差し出された通帳見下ろしながらずっとニヤニヤしてたよ


ちなみに何故バレたのか聞きたかったけど聞けるような雰囲気ではなかった 俺は「出て行け」って言われてから一言も、返事すら発せなかった
 21xx/ master
「高校卒業したら」ってことだったけど、俺はその日のうちに荷物をまとめた で、その日の深夜にこっそりと家を出た


たぶん、親父は最低限住む場所とか賃貸契約とかはするつもりだったと思うんだ 「卒業したら」ってことだったし、大学始まるまでは3ヶ月くらいあったしね それまでには準備をするつもりだったんじゃないかと。
 21xx/ master
でも俺はどうにもいたたまれなかったんだ 持ち出せた荷物は少なかったけどさ それでもどうしても、今すぐ煙のように消えたかった 一切親父たちとの関係を絶ちたかった


で、母ちゃんもこんな気持ちでこの家を出ていったのかな、って思ったら泣けてきた。
 21xx/ master
あれから8年。 一度も家には帰ってないし、連絡も取ってない 当時2歳だった妹は、俺が1人暮らし生活を強いられていた年齢になっている


もうそんなになるのかぁ~って思ったので、スレ立てました。


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