- 200/01:26:50 ID:sNV
- 帰ると、みんな泣いている。僕の事で?いや、違う。よく見ると、兄だけ狂ったように笑いながら、まるであの白い物体のようにくねくね、くねくねと乱舞している。
僕は、その兄の姿に、あの白い物体よりもすごい恐怖感を覚えた。
そして家に帰る日、祖母がこう言った。
『兄はここに置いといた方が暮らしやすいだろう。あっちだと、狭いし、世間の事を考えたら数日も持たん…うちに置いといて、何年か経ってから、田んぼに放してやるのが一番だ…。』
僕はその言葉を聞き、大声で泣き叫んだ。以前の兄の姿は、もう、無い。 -
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- 2: 200/01:27:47
- そんな怖ないやろ
- 3: 200/01:27:51
- これランニングのもなかったっけ
前走ってる奴が後ろの人間操ってるやつ - 5: 200/01:27:55 ID:sNV
- また来年実家に行った時に会ったとしても、それはもう兄ではない。
何でこんな事に…ついこの前まで仲良く遊んでたのに、何で…。
僕は、必死に涙を拭い、車に乗って、実家を離れた。
祖父たちが手を振ってる中で、変わり果てた兄が、一瞬、僕に手を振ったように見えた。
僕は、遠ざかってゆく中、兄の表情を見ようと、双眼鏡で覗いたら、兄は、確かに泣いていた。
表情は笑っていたが、今まで兄が一度も見せなかったような、最初で最後の悲しい笑顔だった。
そして、すぐ曲がり角を曲がったときにもう兄の姿は見えなくなったが、僕は涙を流しながらずっと双眼鏡を覗き続けた。
『いつか…元に戻るよね…』
そう思って、兄の元の姿を懐かしみながら、緑が一面に広がる田んぼを見晴らしていた。
そして、兄との思い出を回想しながら、ただ双眼鏡を覗いていた。
…その時だった。
見てはいけないと分かっている物を、間近で見てしまったのだ。 - 6: 200/01:28:06
- サザエさんOPのタマ定期
- 7: 200/01:28:08
- 闇芝居のくねくねすき
- 8: 200/01:29:12
- くねくねの正体って話もあったやろ?
- 9: 200/01:29:14
- Tさん「破ァ!」
- 10: 200/01:29:36 ID:sNV
- これも怖い
漏れにはちょっと変な趣味があった。その趣味って言うのが、夜中になると家の屋上に出てそこから双眼鏡で自分の住んでいる街を観察すること。
いつもとは違う、静まり返った街を観察するのが楽しい。
遠くに見えるおおきな給水タンクとか、酔っ払いを乗せて坂道を登っていくタクシーとか、ぽつんと佇むまぶしい自動販売機なんかを見ていると妙にワクワクしてくる。
漏れの家の西側には長い坂道があって、それがまっすぐ漏れの家の方に向って下ってくる。
だから屋上から西側に目をやれば、その坂道の全体を正面から視界に納めることができるようになってるわけね。
その坂道の脇に設置されてる自動販売機を双眼鏡で見ながら「あ、大きな蛾が飛んでるな~」なんて思っていたら、坂道の一番上のほうから物凄い勢いで下ってくる奴がいた。
「なんだ?」と思って双眼鏡で見てみたら全裸でガリガリに痩せた子供みたいな奴が、満面の笑みを浮かべながらこっちに手を振りつつ、猛スピードで走ってくる。
奴はあきらかにこっちの存在に気付いているし、漏れと目も合いっぱなし。
ちょっとの間、あっけに取られて呆然と眺めていたけど、なんだか凄くヤバイことになりそうな気がして、急いで階段を下りて家の中に逃げ込んだ - 11: 200/01:30:17 ID:sNV
- ドアを閉めて、鍵をかけて「うわーどうしようどうしよう、なんだよあれ!!」
って怯えていたら
ズダダダダダダッって屋上への階段を上る音が。明らかに漏れを探してる。
「凄いやばいことになっちゃったよ、どうしよう、まじで、なんだよあれ」って心の中でつぶやきながら、声を潜めて物音を立てないように、リビングの真中でアイロン(武器)を両手で握って構えてた。
しばらくしたら、今度は階段をズダダダダッって下りる音。
もう、バカになりそうなくらいガタガタ震えていたら
ドアをダンダンダンダンダンダン!!って叩いて、チャイムをピンポンピンポン!ピポポン!ピポン!!と鳴らしてくる。
「ウッ、ンーッ!ウッ、ンーッ!」って感じで、奴のうめき声も聴こえる。
心臓が一瞬とまって、物凄い勢い脈打ち始めた。
さらにガクガク震えながら息を潜めていると、数十秒くらいでノックもチャイムもうめき声止んで、元の静かな状態に……。
それでも当然、緊張が解けるわけがなく、日が昇るまでアイロンを構えて硬直していた。
あいつはいったい何者だったんだ。
もう二度と夜中に双眼鏡なんか覗かない。 - 12: 200/01:30:20
- イッチは何でメジャーな洒落怖拾ってるんや
- 16: 200/01:31:38 ID:sNV
- マンションから異世界行くやつも面白いわ
- 20: 200/01:32:03
- なんか頭が追っかけてくるやつ好き
- 23: 200/01:32:41 ID:sNV
- 俺が小学生の頃の話。
俺が住んでいた町に廃墟があった。
2階建てのアパートみたいな建物で、壁がコンクリートでできていた。
ガラスがほとんど割れていて、壁も汚れてボロボロだったから、
地元の人間でも、あまりこの場所に近づくことはなかったらしい。
ある日俺は、友人と肝試しをすることになって、この廃墟に行くことにした。
まだ昼ぐらいだったから、建物の2階まで上がって建物を探索した。
そしたら並んでいる扉のひとつに、文字が書いてあるものがあった。
友人と近づいて確認してみると、扉の前に
「わたしは このさきの へやに いるよ」
と書いてあった。
俺と友人は扉を開けて中に入り、先に進むことにした。
歩いて行くと分かれ道に突き当たって、壁に
「わたしは ひだり に いるよ」
と書いてあった。
少し怖くなったけれど、俺と友人はそのまま左に進むことにした。
すると両側に部屋があるところに突き当たって、壁に
「あたまは ひだり からだは みぎ」
と書いてあった。
友人はこれを見た瞬間に、半狂乱になって逃げだした。
でも俺はその場所にとどまって、勇気を出して右の部屋に行くことにした。
部屋に入り進んでいくと、突き当たりの壁に
「わたしの からだは このしたにいるよ」
と書いてあった。
下を見ると
「ひだりの へやから わたしの あたまが きてるよ うしろ みないでね」
俺は急いで、その部屋の窓から飛び降りて逃げた。
それからはもう、その場所には近づいていない。 - 26: 200/01:34:01
- >>23
これこれ - 34: 200/01:35:07
- >>23
最後の台詞は書いてあったとはいってないという解説で戦慄した - 37: 200/01:35:41
- >>34
カギカッコの叙述トリックで最後だけ何かが直接喋ってるんよな - 24: 200/01:33:35
- 邪視とブードゥーの呪い返しするやつ好き
- 29: 200/01:34:19
- 裏a区だっけあれハラディ
- 31: 200/01:34:40 ID:sNV
- 裏s区長いんだよなあ
- 36: 200/01:35:32
- >>31
やべーのは分かるけど途中で読むのだるくなるよなあれ - 35: 200/01:35:15
- 先日、俺が妹の部屋で大便していたら、旧・日本兵の格好をした見知らぬ男が入ってきた。
最初は泥棒かと驚いたんだけど、無言のまま血走った眼でこちらを睨みつけてくる。
ちょっと薄気味悪くなって、「貴方は誰ですか、何をしているんですか?」って尋ねたら、
「バカヤロー!」って叫んでそのまま霞みたいに消えてしまった。
その後、帰宅した妹に事情を話したんだけど、泣き叫ぶばかりで話にならなかった。
両親も怒鳴ったり喚いたりするばかりで、その男の話は何も出来なかった。
もしかすると家族は俺の知らない秘密を抱えているんだろうか?
いま思い出しても背筋が凍る思いだ。 - 41: 200/01:36:18
- >>35
最初からおかしくて草 - 47: 200/01:37:21
- >>35
旧日本軍草 - 40: 200/01:35:48
- 体験談系の全く怖くない
リゾートバイトとか
創作としてスタートする話の方が万倍怖い - 45: 200/01:36:51
- >>40
リゾートバイトとヒッチハイクは話が壮大すぎて - 42: 200/01:36:19
- 巨頭オだけはこわさがまったくわからん
怖い怖いいってる奴の方が怖い - 44: 200/01:36:42
- >>42
あれはビジュアルを想像できるかどうかじゃね - 46: 200/01:36:53
- 巨頭オもリゾートバイトも好きや
リアルはすき家内 - 48: 200/01:37:30
- 誰かドルフィンリングって話覚えてるやつおらん?
あれ好きなんやが - 52: 200/01:38:39
- >>48
冷たく突き放してた人が一番優しかったあれやろ - 50: 200/01:37:39 ID:sNV
- 数年前、ふとある村の事を思い出した。
一人で旅行した時に行った小さな旅館のある村。
心のこもったもてなしが印象的だったが、なぜか急に行きたくなった。
連休に一人で車を走らせた。
記憶力には自信があるほうなので、道は覚えている。
村に近付くと、場所を示す看板があるはずなのだが、その看板を見つけたときあれっと思った。
「この先○○km」となっていた(と思う)のが、「巨頭オ」になっていた。
変な予感と行ってみたい気持ちが交錯したが、行ってみる事にした。
車で入ってみると村は廃村になっており、建物にも草が巻きついていた。
車を降りようとすると、20mくらい先の草むらから、頭がやたら大きい人間?が出てきた。
え?え?とか思っていると、周りにもいっぱいいる!
しかもキモい動きで追いかけてきた・・・。
両手をピッタリと足につけ、デカイ頭を左右に振りながら。
車から降りないでよかった。
恐ろしい勢いで車をバックさせ、とんでもない勢いで国道まで飛ばした。
帰って地図を見ても、数年前に言った村と、その日行った場所は間違っていなかった。
だが、もう一度行こうとは思わない。 - 51: 200/01:38:07
- >>50
ギャグじゃん... - 54: 200/01:39:00
- ネットで読んだ中で一番怖かったのは自室の防犯ビデオ
終わり方が秀逸
洒落怖やなくて意味怖やけど - 58: 200/01:39:21
- ヒギョウ様みたいなやつすき
- 61: 200/01:40:44 ID:sNV
- 一人暮らしをしている大学生の男がいた。
男が住んでいるのはごく普通のアパートだが、たまにおかしなことが起こった。
大学から帰ってくるとカーテンの形やゴミ箱の位置などが微妙に変わっている気がするのだ。
最近は誰かにつけられてる様な気もしてきた。
流石に気味が悪くなってきた男は大学の友人に相談した。
男が「もしかして…ストーカーかな?警察に言うのが一番良いと思うけど…警察は実際に被害が無いと動いてくれないって聞くしなぁ…どうしよ……。」
と困っていると、友人は
「…じゃあ大学に行ってる間ビデオカメラで部屋を撮影しておいて、もしストーカーが部屋に侵入してるのが撮れたらそのテープもって警察に行けば良いじゃん、不法侵入してるわけだからさすがに警察も動いてくれるだろ。」
と具体的な解決策を提示してくれた。
やはり持つべきは友!これは良い案だ!
と思った男は早速次の日の朝、部屋にビデオカメラを設置して録画状態のまま大学へ行った。
大学から帰ってきた男は焦った、久々に部屋に違和感がある。
「これは期待出来る、マジにストーカー写ってるかも…」
と思いながらビデオの録画を止め、再生した。 - 63: 200/01:41:00 ID:sNV
- しばらくは何も写らなかった。
しかし夕方になると、知らない女が包丁を持って部屋に入ってきたのだ。
「…!!!!!!」ビビった男はすぐに友人に電話をかけた。
「ヤッベー!写ってる写ってるストーカー写ってる!!!!」
と若干興奮気味に伝え、それからは録画を見ながら友人に内容を実況した。
「ゴミ箱漁ってるよぉ…」
「今度は服の匂い嗅いでる…キメェ!!」
今までコイツは何回も来ていたのかと思うと、男は背筋が凍る思いだった。
「これで警察も動いてくれるなぁ」
と少しホッとしてると、画面の中の女は押入れに入った。
「うっわ…押し入れの中入ったよ、しかもなかなか出てこない……」
などと友人と喋っていると、また誰かが部屋に入ってきた。
男は言葉を詰まらせた。
部屋に入って来たのは自分だった。
そしてビデオの中の自分はカメラに近付き録画を止める。
そこでビデオは終わっていた。 - 68: 200/01:43:32
- 裏Sは貼ってる途中で吸われる気がする
- 71: 200/01:45:36 ID:sNV
- 猿夢も昔は結構びびってたわ
- 72: 200/01:46:02 ID:sNV
- 密室の夢の中で逃げられないってシチュエーションが怖すぎる
- 73: 200/01:46:04
- 猿夢は新世代型さっちゃんやったな
- 74: 200/01:46:35 ID:sNV
- 気が付くと、一番後ろの席の男はいなくなっていました。
しかし赤黒い、血と肉の固まりのようなものは残っていました。
うしろの女性は相変わらず、無表情に一点をみつめていました。
「 次はえぐり出し~えぐり出しです。」とアナウンスが流れました。
すると今度は二人の小人が現れ、ぎざぎざスプーンの様な物でうしろの女性の目をえぐり出し始めました。
さっきまで、無表情だった彼女の顔は、痛みの為ものすごい形相に変わり、私のすぐ後ろで鼓膜が 破れるぐらい大きな声で悲鳴をあげました。
眼かから眼球が飛び出しています。血と汗の匂いがたまりません。
私は恐くなり震えながら、前を向き体をかがめていました。ここらが潮時だと思いました。
これ以上付き合いきれません。しかも、順番からいくと次は3番目に座っている私の番です。
私は夢から覚めようとしましたが、自分には一体どんなアナウンスが流れるのだろうと思い、それを確認してからその場から逃げる事にしました。 - 75: 200/01:47:25 ID:sNV
- 「次は挽肉~挽肉です~」とアナウンスが流れました。
最悪です。どうなるか、容易に想像が出来たので神経を集中させ、夢から覚めようとしました。
(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)いつもはこう強く念じる事で成功します。
急に「ウイーン」という機会の音が聞こえてきました。今度は小人が私の膝に乗り変な機械みたいな物を近づけてきました。
たぶん私をミンチにする道具だと思うと恐くなり、(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)と目を固くつぶり一生懸命に念じました。
「 ウイーン 」という音がだんだんと大きくなってきて、顔に風圧を感じ、もうだめだと思った瞬間に静かになりました。
なんとか、悪夢から抜け出す事ができました。全身汗でびしょびしょになっていて、目からは涙が流れていました。
私は、寝床から台所に向、水を大量に飲んだところで、やっと落ち着いてきました。
恐ろしくリアルだったけど所詮は夢だったのだからと自分に言い聞かせました。
次の日、学校で会う友達全員にこの夢の話をしました。でも皆は面白がるだけでした。所詮は夢だからです。 - 77: 200/01:48:21 ID:sNV
- それから4年間が過ぎました。大学生になった私はすっかりこの出来事を忘れバイトなんぞに勤しんでいました。
そしてある晩、急に始まったのです。 「 次はえぐり出し~えぐり出しです。」あの場面からでした。私はあっ、あの夢だとすぐに思いだしました。
すると前回と全く同じで二人の小人があの女性の眼球をえぐり出しています。
やばいと思い (夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)とすぐに念じ始めました。。。。。。
今回はなかなか目が覚めません。(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)。。。。。。。。
「次は挽肉~挽肉です~」
いよいよやばくなってきました。「 ウイーン 」と近づいてきます。(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ、覚めてくれ)
ふっと静かになりました。どうやら何とか逃げられたと思い、目をあけようとしたその時
「 また逃げるんですか~次に来た時は最後ですよ~」とあのアナウンスの声がはっきりと聞こえました。
目を開けるとやはり、もう夢からは完全に覚めており自分の部屋にいました。
最後に聞いたアナウンスは絶対に夢ではありません。現実の世界で確かに聞きました。
私がいったい何をしたと言うのでしょうか?
それから、現在までまだあの夢は見ていませんが次に見た時にはきっと心臓麻痺か何かで死ぬと覚悟しています。
こっちの世界では心臓麻痺でも、あっちの世界は挽肉です。。。。。。 - 88: 200/01:53:24
- >>77
これ解説欲しいンゴ - 96: 200/01:57:51 ID:sNV
- >>88
夢の中で金縛りにあって電車に座ってる人が一人ずつ殺されていくっていう怖い話
自分も殺されそうになって1回目と2回目はギリギリのところで逃げられたけど次の3回目はもう逃してくれないねっていうオチ - 82: 200/01:50:41 ID:sNV
- 正直裏s区の話忘れたわ
- 83: 200/01:51:17
- ワイは後ろから頭が迫ってくる話が一番怖い
よく分からんが怖い - 84: 200/01:51:37
- 耳元で「ウゥーー」
- 87: 200/01:52:20 ID:sNV
- >>84
これも不気味ですき - 85: 200/01:51:56
- 裏s区は地名特定されてるの草生える
- 89: 200/01:53:25 ID:sNV
- 現在も住んでいる自宅での話
今私が住んでいる場所は特に曰くも無く、昔から我が家系が住んでいる土地なので
この家に住んでいれば恐怖体験は自分には起こらないと思っていました。
ここ最近ですが、リビングにいると昼夜を問わず、
女性の低い声で鼻歌が聴こえてきます。
「ん~…ん~ん~…」
最初はよ~く耳をすまさなければ気づかないほどに遠くから聴こえてくるのですが、
放っておくとどんどん近づいてきます。
「ん~…ん~ん~…」
それでも放っておくと、意識を集中しなくても聴こえるほどに近づいてきます
「ん~…ん~ん~…」
なので私は、その声に気づいたらいつも般若心経の最後の部分を
繰り返し唱えるようにしています。(これしか知らないもので……)
とにかく般若心経の「ぎゃーていぎゃーてい」のくだりを唱え続けると、
声はだんだん遠ざかっていきます。
このリビングではテレビにも集中できません。
声が聴こえ始めるのは完全に不定期ですし、早く声に気づいて
般若心経を唱え始めなければ、時としてそれは部屋にまで入ってきます。
「ん~…ん~ん~…」
そしてこの前、大好きなバンドのニューアルバムが発売されました。
発売日を楽しみにしていたので、お店で買った時はもうテンションMAX
さっそく家に帰ってヘッドフォンで聴いて、一通り聴き終えました。
よかったな~と余韻に浸りながらヘッドフォンを取ったら耳元で
「んーーーーーーーーーーーーーーー」 - 90: 200/01:54:09
- ごく親しい友人数人にしか話してない事なんだけどさ、ちと書いてみる。
友人らにも一笑にふされたけどね。
オレってば結構、?っていう経験が多いのね。
霊感がどうのとか分かんないけども。
そりゃ、真夜中の自室で後ろ向いたら首の無い人が佇んでました・・・
なんてあからさまな経験は無いけどね。
変だなぁ・・・って思うような事はそこそこ体験してきた。
その内の一つ、今までで一番生きた心地がしなかった時の話。 - 91: 200/01:54:40
- 当時・・・と言っても、もう8年も前の話。
オレと言えば、昼は仕事、夜は夜間の大学と、我ながら中々に苦学生してた。
そんなもんだから、学校終わったらもう深夜。
いつもは翌日の仕事に備えてサッと帰って、そのまま床に着くのだが、
その日は土曜日。
翌日は休日なものだから、
えっちらおっちらマイペースで自転車漕いでたのよね。
帰り道、道と言っても超が付くほどの田舎だから、
田んぼの畦道の延長みたいな道だけどね、
結構、というかかなり不気味なんだよね。
想像してもらったら解るかもしれないけど、草木も眠る丑三つ時に、
一人だだっ広い田舎道。
しかも周りには、マネキンの首などを使ったリアルなカカシが
こちらを凝視してる。
まぁ、その頃にはとっくに慣れきっていたんだけどね。 - 92: 200/01:55:13
- 帰路の途中、いつもなら見向きもしない自販機に目が止まったのは、
珍しく金銭的にも余裕があったからなのかな。別段喉も渇いてないのに。
田舎の人なら解るだろうけどさ、メジャーなメーカーの自販機じゃなくてね。
今で言うと、コーヒーの細長いロング缶あるでしょ?
全部がそのサイズの自販機。
かなりアナクロナイズなやつだね。当たったらもう一本、
なんていうおみくじ付き。
切れかかった電灯が発してたジジジ・・・という音がやけに耳に響いてた。 - 93: 200/01:55:50
- 田舎の深夜なんて車通りもないから、信じられないくらい静かでさ、
やけに小銭を投入する音が響いてた。
お金を入れてボタンを押したら、
おみくじのランプが「ぴぴぴぴぴぴ・・」って鳴り始める。
シーンとした辺りに、そのチープな電子音がやけに不釣り合いで。
当たっても二本も飲めないしな・・・なんて苦笑しながら、
ジュースを取ろうとしたんだけどさ、
自販機の切れかかった電灯の薄暗い明かりくらいしかないから、
取り出し口なんてほとんど真っ暗で見えない。
ジュースはどこだ?と手探りで取り出し口内をまさぐってたらさ、
握られたんだよね。手を。 - 94: 200/01:56:38
- 意味解んないと思うけど。取りだし口の中で手を掴まれたの。
ちょうど握手をするような形で。
一瞬頭が真っ白になった。
間違いなく人の手の感触だった。
しかもね、段々握る力が強くなってくるのよ。痛いくらいに。
そこで我に帰って、うわぁっと必死に手を振りほどいた。
相当強く握られてたのにあっさり手は抜けて、
オレは半狂乱で自転車にかけ乗って、全力でその場を離れた。
混乱してたからハッキリとした記憶は無いんだけど、
その手の感触と、背中ごしに聞いた「ぴぴぴぴぴぴ・・・」
という音だけは鮮明に覚えてる。
そういえば、おみくじなんてボタン押して5秒くらいで止まるのに、
何故かずっと「ぴぴぴぴぴぴ・・」って言ってたな・・・今考えると。 - 95: 200/01:57:11
- 一人暮しの家に帰るなんてゾっとしたからさ、
そのまま友人の家に転がりこんだよ。
で、その判断は大正解だった。一人だったら気が狂ってたかもしれない。
何故かって言うとさ、直んないのよ。手が。
握手の形のまま、そこだけ金縛りにあったかのように硬直してるんだよ。
友人もただ事ではないと思ったらしく、
二人で朝まで頭の中で念仏を唱えてたら、
夜がふける頃に、急に何かから解き放たれるように硬直が解けたよ。
それからというもの、オレはどんな物にせよ、
『口』になってる物に手を突っ込めなくなってしまった。
自販機はもちろん、郵便受けやポストなんかでさえ。
だってさぁ・・・『握手』・・・されるでしょ、また。多分・・・ - 97: 200/01:57:56
- この話には後日談があってね。今から二年前、握手から六年後だね。
法事のために田舎に帰省した時ね、あの時から一度も通った事なかったあの道。
(近道に使ってた裏道だったから、幸いにも卒業まで一度も通らずにすんだ)
なんでだろね。あれほど忘れようと思ってたトラウマのあの場所に、
ちょっと行ってみようか、という気持ちになった。
理由は解んないけどさ、
導かれるように・・・なんて言ったら安っぽくなっちゃうけど。
何かあったら嫌だな・・・と内心ビクビクしながら車を走らせてたらね、
あっけない結末だった。
無かったんだよね、その自販機。
そりゃそうだよね。あの時ですらかなり古かったのに、
あれから八年も経ってるんだから。
当然と言っちゃ当然なんだけど、何かさ、
数年間に渡る呪縛から解き放たれたみたいで、心底ホっとした。
これで完全に忘れられるな、と思ってね。
せっかくの帰省なんだから、昔馴染みの連中と飲みに行ったよ。楽しかった。
ほんと、ここで話が終われば良かったんだけどね。 - 99: 200/01:59:09
- 気分も良く、ほろ酔い加減になったオレは、
みんなにこの話を聞いてもらおうと思った。
八年前は、思い出すのも言葉にするのも嫌だったから話せなかったんだけど。
多分ね、なんだそりゃって、皆に笑って欲しかったんだろうと思う。
それでオレも笑って、この忌まわしい記憶はおしまい。
そうなってほしかった。そうなるはずだった。
つらつらと話してる途中でさ、友人の一人が「ちょっと待った」と、
話の腰を折った。
「何?」とオレが聞いて返ってきた言葉は、オレの酔いを完全に覚めさせた。
聞かなきゃよかった。話さなけりゃよかった。何で話してしまったんだろう。何で。
そいつが言うに、
「あの道にそんな自販機なんか見た事ない」
他の四人も同様に口を合わせる。
おかしいぞ、おい、K。
お前はあの時、朝まで念仏を唱えてくれたじゃないか。
オレは卒倒しそうになった。あの時泊めてくれた友人のKまで、
そんな自販機知らないと言う。
あの夜の事も覚えていなかった。 - 109: 200/02:03:28
- どう言ったらいいか分からないんだけどね。
オレ、段々とこの時の記憶が無くなっていってる事に気付いたんだよね。
なんていうかさ、夢って目が覚めた瞬間は覚えてるけど、
その記憶を持続させようとしても、ウソのように消えていっちゃうでしょ?
夢の記憶。
ちょうどそんな感じでさ、オレほんとは、
あの時の自販機で何を買ったかとか、あの時の学校の授業は何だったとか、
ハッキリ覚えてた。
でもほんと、ウソみたいに記憶から抜けていった。
忘れたくても忘れられるような事じゃないのに。
今ではもう、先に書いた事くらいしか記憶に残ってない。
何かの意思というか、そういう物を感じるんだよね、これ。
オレさ、変な予感があるんだけどさ、
完全にオレの中からこの記憶が無くなった時、
普通にまた何かの『口』に手を入れて、またされるんじゃないかと思う。
『握手』を。
以上です。長文失礼しました。
もっと細部まで書こうとしたのに、驚くほど記憶が消えてて恐いです。
ちなみに健忘性などではございませんので。
この事だけなんです。こんなのは。 - 112: 200/02:04:15
- 感想ありがとうございます。
一つ、とても大事な事を書き忘れたので、書いておきます。
ていうか、忘れてたというのが恐いです。
絶対にこれだけは忘れちゃいけないのに。
あの時、恐ろしく強く手を握られていたのに、あっさり抜けたのは、
私が持ってるお守りのおかげだと、今では思っているんです。
お守りと言っても、その方面に強かった祖母(故人ですが)の力と
髪の毛が一本入ってるお手製の物なんですが。
「田舎には物の怪が多いから」
と、祖母が生前に親戚筋へ配ったとか。
それはわが家にももちろんあり、私は交通安全くらいにはなるかなと、
常備携帯してたのです。
祖母が守ってくれたんだなと、今では確信してます。
多分これがなかったら、放してもらえなかったと思う・・・手を。
このレスを書こうとした時に、ふと恐ろしい想像をしてしまったのですが、
そんな事ないと、誰が笑い飛ばしてほしい。
記憶が消えてってるのは、
このお守りの存在を忘れさせようとしてるのではないか。
あの日から常に肌身離さず携帯してるお守り。
絶対この事を書こうとしてたのに、なぜか忘れてた。
このお守りの事まで忘れてしまったら、多分おしまいだと思う。
次は放してくれないと思う。 - 114: 200/02:05:18 ID:sNV
- ワイそんなお守り持ってないんやが…
- 117: 200/02:06:28 ID:sNV
- 記憶なくなるのは「地下の丸穴」とかも好き
- 123: 200/02:12:41
- わいどれも知らんから怖い
- 124: 200/02:12:43 ID:sNV
- あと名前忘れたけど子供だけが見えてる小人みたいな話も好き
- 125: 200/02:17:31 ID:sNV
- あとストーカー女につき回されるやつ
- 127: 200/02:22:16
- ワイが一番怖いと思うのはリアルやな
あとあなたの娘さんは地獄に落ちましたってやつ - 132: 200/02:30:33
- 山奥のくねくねを今読んでる
- 141: 200/03:48:10
- 寝ようと思ってたのにスレ開いたら意外と怖くなっちゃった
- 143: 200/04:03:56
- くねくねって飯食うんかね
- 144: 200/04:05:15
- 北海道民だけど見たことあるよ
- 145: 200/04:51:43
- リゾートバイトより旅館の求人の方が好きなワイ
- 18: 200/01:31:44
- 10年前は洒落怖のまとめアプリ乱立してたな
- 21: 200/01:32:31
- >>18
洒落怖復活して欲しいわ - 30: 200/01:34:35
- 今のノリやと蓋みたいなの絶対出来んやろな
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