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1: 200/04/17(木)00:39:54 ID:nAyBccxrT - を一方的に貼り付けたいんだけど
ここでもいい?書き溜めてる
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- 2: 200/04/17(木)00:42:16 ID:nAyBccxrT
- ごめんなさい
聞いといてなんだけど時間無いし
知っといてもらいたいから貼り付けます
異世界とかかいたけど「不思議な村」とかのほうがよかったかも
自分自身この事は今まで誰にもしたことがないし、これからも話すつもりはない。
それにこの書き込み以降、僕が他人と話ができる状況にあるかすらも定かではない。
少し不気味で長くなるります。コメントに対する返事もできないです。
時間がないので文章が変なところがあるかもしれません。
結構前の事なので忘れていることもあり、会話や情景など、ところどころ思い出しの定かでないものが入りますが、話の流れは本当です。
それに、こんな非現実的な話を聞いても普通は信じられないと思います。
無理に信じなくてもいいですし、話半分に見てくれてかまいません。
それでもいいと言う人は読んでください。これは大学三年生の春休みの話です。
当時僕は大学進学で中国地方の、ある県で一人暮らしをしていました。
大学に行ったことのある方ならわかると思いますが、大学生の春休みは非常に長く僕は開始一週間ですでに時間を持て余していたのを覚えています。
僕の学校の裏には少し小高い丘のような場所があり、そこはいくつもの企業が連なって建っている企業団地のような感じでした。
先にも書いた通り時間の有り余っていた僕は、そこは道も広く景色もいいので、前から一度探索してみたいと思っていたこともあり、運動がてら行ってみることにしました。
実際そこに行ってみると、期待していた通り静かで景色も良い落ち着く場所でした。
そんなこんなで雰囲気を楽しみながら自転車を走らせ、途中にあった石の風車を見たりしていました。そしていざ帰ろうとした時のことです。
そこは丘になっているということでその丘を横断するように、登ってきた反対側にも道があります。
来た道を帰るよりは、道が分からなくても反対側から帰ろうと思い反対側に行きました。
その丘には主軸となる道のほかに、脇にそれる道がいくつもあります。
本当はその脇道にそれるつもりはありませんでした。
しかし、一本の脇道からなんと言っていいのか分からない“違和感”のようなものを感じたのです。なんだかぼやけている様な、色で表すと紫です。
前にも言った通り、本当は脇道に逸れるつもりは無かったんです。
しかし、なんだかそちらに妙に惹かれた僕は、気が付いたら脇道に向かって自転車のハンドルを切っていました。
ここからがこの話の核の部分です。
脇道に逸れて普通に自転車で道を下っていきました。
道を下っている間も自分の目の前の道は相変わらず紫色にぼやけていました。
そして、時間にして一分もたっていないと思います。坂道を下り終えた瞬間に紫色にぼやけていた視界はクリアになり、鮮明に目の前の景色が視界に飛び込んできました。
そこには田圃が広がっていて、向こうの方に藁ぶき屋根の家が密集している場所と、その住宅地の中ごろに少し高くなっている丘のような場所がありました。
あぜ道を進んでいると少し遠くに農作業をしているお婆さんが目に入りました。
お婆さんもこちらに気付いたような素振りを見せると、わざわざこちらに向かって走ってきました。僕はこの時、何かあるのか?もしかしてあぜ道は田圃の持ち主のものだから通っちゃ悪いのか?などと思い、自転車を降り、お婆さんを待ちました。
お婆さんは僕のそばに来るなり挨拶をする僕の声すら遮るほどすぐに、
「あんたこの辺で見ん顔じゃけど余所者かい?」と言われました。
僕は確かにこの村(?)の民家に住んでいるわけじゃないですが、少なくとも同じ市内には住んでいるはずなので。「いえ、ここの近くに住んでいます」と答えました。
そうするとお婆さんに「この村に住んどるんかどうか聞いとるんじゃ」と少し強めの声で言われました。僕はこの村には住んでないけど近くのに住んでいること、自転車を漕いでいたらここに着いたことを話しました。
するとお婆さんは先ほどとは対照的なやさしい声で「自分の家にきてぜひ晩飯を食べていけ」と僕を家に招待してくれました。しかし帰り道が良く分からない僕は、できるだけ明るいうちに行動したかったので晩御飯をお断りしました。
お婆さんは結構しつこく誘ってきましたが、やがて諦めたのか、農作業の道具もそのままに、走って民家のある方向に走っていきました。
僕はお婆さんから解放されたので家に帰ろうと思い、すぐに自転車を漕ぎ始めました。
今思えばお婆さんは終始そわそわしていた気がします。
そこであまり気は進まなかったのですが、来た道、つまりあの紫色にぼやけていた道を戻り、企業団地までいってから知っている道を帰ろうと思い引き返しました。
坂の下にはすぐに着き、いざ坂を自転車で登り始めました。ここまでは良かったのです。
しかし、来るときはすぐに着いたはずの道なのに、登れど登れど終わりが見えません。
どれくらい上ったのかもわからない中、周りが暗くなりはじめ、時間を確認しようと僕は携帯電話を取り出しました。
しかし、電源が切れているのか画面は暗いままでした。そこで電源をつけようにも電池が切れているのか、やはり画面は暗いままです。
なんだか不気味に思った僕は、もしかしたら道を間違えてるいのかもしれないし、このままではらちが明かないと思い、もう一度坂を下りることにしました。
しかし、さっきまであれほど登ってきたはずの坂道は、下り始めるとあっけないほどすぐに終わりました。ここで僕は初めて悪寒を感じました。もう周りは暗くなっていました。
しかし、この時はまだ“道が怖い”と思うだけで、あのお婆さんのことは頭にありませんでした。
今度は暗くて危ないので、自転車を押しながら再び畦道を進み進みました。
しばらくすると僕の視界に無数の明かりと、それに照らされる人の姿が入りました。少し違和感のある光景ではありましたが、なにかあるのだろうと思い、帰り道も聞きたい僕はそちらに向かっていきました。
しばらく進むと確かに人が明かりを持って集まっていたのですが、その明かりは松明(たいまつ)でした。21世紀に松明です。僕は異様な光景に飲まれてしまいました。
そして、まだ十分な距離はあったのですが余程大きな声で話していたのでしょうか、村人たちの声が聞こえてきます。ですが会話内容は聞き取れませんでした。
そして、なにか頭の中で「これはやばい」と言う警告が鳴り僕は畦から降りて、田圃のわきに身を伏せました。その際自転車は田圃の中に隠しました。
ここで、僕はまた異様なことに気が付いたのです。
まあ自分でも少し思いました
今は春休みのはずです。しかし僕が身を伏している田圃の脇です。
その田圃には稲が植えられていて大きく育っています。稲は通常夏に栽培するものであり、春の今は基本的になっていることは無いはずなのです。
終わらない坂道、時代遅れの松明、そして春に実っている稲、いよいよおかしいです。
これは夢なのだろうか?しかし僕は今まで夢の中で「これは夢なのか?」など考えたことがなかったのでおそらく現実であることは頭の中ではわかっていたのだと思います。
しばらくすると明かりは散り散りに分かれていきました。
ある明かりは東へ、またある光は西へ、住宅地にある丘のようなところを登って行ったものもあります。そして当然ながら、こちらの方向へ向かってくる明かりもありました。
こんな大人数で回りが暗い中、わざわざ松明をもち、特に集って何をするわけでもなく、それぞれが散り散りに別の場所へ別れていく。何かを探しているのではないか?
そしてこの不可思議な状況。あの道だけでなく、この村全体がおかしいのではないか?
やたらと余所者かどうかを尋ねてくるお婆さん。もしかして、村人は僕を探しているのではないか?僕は既にこのとき村人の目的はほぼ推測できていました。
何故探されているのかはわかりませんが、僕は怖くなって隠れようという意識の元、ゆっくりと水路に移動して濡れるのも構わず水路に突っ伏しました。そしてしばらくすると足音が近づいてきました。
「久しぶりの入り者(“いりもの”と言っていたのでこう表記します)だな。」
「そうだな、でもこの時期に間に合って本当によかった。」
「取りあえず門に行ってみるよう。入口はそこしかない。もしそこにいなくてもどうせ狭い村だ、そのうち見つかるだろう」こんな会話をしながら足音は去っていきました。
もうこの時点で僕は自分がお尋ね者だと言う事を確信しました。
門というのは入口と言うので多分あの坂の事でしょう。とりあえず僕は一時的に難を逃れることに成功しました。
ではこんど帰って来れたら食器持って帰ります
さて、結局どういう目的かは分からないにしろ、自分がお尋ね者だということは分かりました。ここからどうすべきでしょうか?村人の話によると入口は一つしかない様です。
出口の話はしていませんでしたが、あの口ぶりからして村から出ることは想定してないのでしょう。と言うことは、出口はかなり分かりにくい場所なのかもしれません。
とにかくこの不思議な状況下、僕は村から脱出しなければいけない。
そのことだけは嫌が応にもわかりました。もう山を突っ切ってでも村から出るため、フットワークを軽くするために自転車は田圃に放置して、僕は身一つで田圃の間をかがむようにしながら移動を開始しました。
ここまで鮮明に記憶しているわけではありませんが。
この時の僕はおおむねこのようなことを考えていたはずです。一周回って少し冷静になっていたのだと思います。それにこの時はまだ、どこでもいいから取りあえず山に行きそれを超えればこの村から出られるだろう。という安易な考えを持っていたからかもしれません。
前にも言った通り、僕は山を突っ切って村を出ることにしました。
しかし、思ったよりも村人の数が多く安易に動くことは出来なかったのです。
むしろ逃げるどころか、少しずつこちらに近づいてくる村人たちにもう少しで見つかりそうです。もう限界に達した僕は立ち上がり、とにかく松明の明かりがないほうに逃げました。
それを見た村人たちは当然僕を追ってきました。何か投げていた気もしますがそこまで気にする余裕はありませんでした。
しかし、暗い中全く知らない道、大人数対一人、おまけに足場も悪いと来てそんな無謀な逃走が成功するわけがありません。
僕はすぐにとらえられ、全身を縛られ、目隠しと布製の猿轡をされて連れていかれました。
抵抗もしましたが袋叩きにされたので大人しくせざるを得ませんでした。
「よかった。今年は俺らが出さないで済みそうだ。」
「そうだな、去年は・・・」
「まあまあ、今年も出すことができる。これで○○様も満足だろう。」
などという会話をしていました。○○様というのはどうしても思い出すことができないのです。他の事はすべて思い出したのにそのことだけは無理でした。
そんな会話を聞いている間に僕はどこか良く分からない場所に投げ出され、村人たちはどこかに去っていきました。目隠しをされ、手足を縛られたままなので良く分かりませんでしたが懸命に調べたところ、どうも僕は四角くて狭い部屋に閉じ込められている様でした。
そこから、何日間かはわかりませんがたまに水と少量の食べ物を与えられる時以外は猿轡などを嵌めさされ放置されるという期間が続きました。
事態は急に動きました。それは食料を与えられ、何時ものように猿轡を嵌めなおされ村人が出ていった後の事でした。村人が出て行ってすぐに誰かが部屋の中に入ってきました。
当初は何か忘れたのかとも思ったのですが、今まで決してとることのなかった目隠しをとってくれたことや猿轡を外す手がやさしかったことから、この人は何か違う。優しい。と思ったあの時の感覚は今でも鮮明に覚えています。
体が自由になり目隠しもとれた僕は、しばらく目やにやらなんやらで目が明かないし、やっと開いても光が強すぎて目を開けるのがつらかったため目を完全に開いて周りの光景を見るのにそれなりの時間がかかってしまいました。
やっと目が開いたと思うとそこには何か光る玉を持つ少年がいました。
僕は、優しくされたとはいえ容易には人を信じられなくなっていたので
「こいつを倒せば逃げられるか?」などと考えていた気がします。
しかし少年は「大丈夫?」と開口一番に言い水を差しだしてくれました。
少年はまず、小屋の中をできるだけ音を立てず歩き回りながら話を聞いてくれと言ったんでまたしても歩きにくかったですがゆっくり歩きながら話を聞きました。
少年によると、この村は僕たちの住んでいるところと少し違う事。
普段は僕たちの住んでいる場所とはなんの繋がりもないが、ごく稀に繋がることがあるらしくその時迷い込んでしまう人が数年に一人あらわれること。
そして、今回はそれが僕であること。
この村は外部とつながっていないのでもと来た道を戻っても無駄だし、山を越えようとしても無駄であること。を話してくれました。
もう逃げる気力もないけどこの話には少々落胆したのを覚えています。
なんだかチンプンカンプンな話ですが僕は妙に納得していました。
というか、あの坂道に始まり、これまでここにきて異常な体験を散々した僕は納得せざるを得ませんでした。そして少年はまた語り始めました。
この村には○○様という神様がいてそれは村の中にある山に祀ってあると言う事。
一年に一回その○○様に生贄(おそらくこれが先ほどの贄の事)を差し出さなければ災いが村を襲う事。実際に何度か差し出さず、大飢饉や病気が流行り幾人もの命が失われたこと。
そこで、それからは毎年生贄を差し出しているのだが、やはり村の中から生贄を出すのは憚られるので、今回のように余所者が入ってきたときはすぐに捕まえ、牢屋に閉じ込め率先してその人を生贄にすること。
僕は後三日で生贄として差し出されると言う事が分かりました。
まあここまでの扱いを見る限り信じられない話ではないですが、もうどうにでもしてくれと投げやりになっていた気がします。そんな僕を見て少年は
「でも、まだ逃げられる。元の場所へ戻れる」と言いました。
逃げられる、元の場所に戻れると聞いた僕は驚きました。先ほど外部との繋がりがないといった以上もう元に戻ることは不可能ではないかと思っていたからです。
少年によると、少年は一時的にではあるが、来た道と元の世界を繋げることが少年には可能だそうです。そんな事が出来るのかと聞いたら、普通の人にはできない。それに皆、自分にそんなことが出来るとは知らないし、これが知れたら余計に被害者が増える。もし逃がしたのがばれたら僕が生贄にされると言っていました。
話が終わるとすぐに少年は僕に「とにかく早く逃げて」と言いここからあの坂への大まかな道のりを教えてくれました。そして何も言えないまま少年にせかされるように小屋を出た僕はあの坂に向かって歩き始めました。最後の逃走劇はあっけなく終わりました。
誰一人として村人をこちらの視界にとらえることもなく、普通に歩いていたら坂に着き普通に登って行ったら知っている工業団地に出ました。そして家に帰って寝ました。
次の日朝起きた僕は経っている時間の長さに驚きました。
自分の記憶では昨晩テレビを見て普通に寝たはずなのに、起きたときには全身が痛く昨晩から一週間以上が経過していたのです。そして携帯には同じ部活の同級生からの大量の着信履歴とメールが残っていました。なぜこんなことになっているのか、僕には全く見当がつきませんでした。一週間以上寝ていたのか?とも思いました。
そして駐輪場に行き自転車がなくなっているのに気付き、警察に被害届を出しました。
勿論あの田圃においてきたのだから自転車が返ってくるわけはありませんでしたが。
僕はあの村で起こったことをすべて忘れていたのです。最近までは。
あの村での恐ろしい事件を。そして僕の後輩があの工業団地の会社に、デスクワークのバイトに行ったきり戻ってこなかった事も。僕は確信しました、あの後輩は生贄になったのだと。
そして、今になって少年が夢に出てくるのはどう言う事でしょうか?少年の弱弱しげな瞳、あの少年に何かあったのでしょうか?
ですがなんとなく「あの少年に何かあったのではないか?」と思います。
そして、今になって少年が夢に出てきた訳、それは「何か助けを求めているのではないか?」
と感じるのです。
僕は現在、大学を卒業して同じく中国地方にある会社で働いています。
そして、その会社に無理を言ってこの一週間休暇をもらいました。
理由はあの村へもう一度行くためです。
家に「放浪の旅に出る」という置手紙を残してきたので、最悪いなくなっても納得はしてくれるでしょう。
僕を助けてくれた少年が、今度は僕からの助けを求めている気がしてならないのです。それに、後輩がいなくなった時の皆の不安げな表情。あれを思い出すと、胸が苦しくなります。
事実を知っていて見て見ぬふりはできません。
そして、今週の月曜日、件の道へ行きました。ですがそこは普通の道でそんな村なんてありませんでした。
僕はあの少年が僕を呼んでいるのだと思い、てっきりあの村への道が通じていると思っていたのです。そして今日の昼も空振りでした。
少年の夢も見なくなり、あの村は実在するのかどうかさえ疑問に思っていた時です。
今日の夕方、ビジネスホテルで寝ているとあの少年が再び夢に出てきたのです。
そしてあの弱弱しいまなざしでこちらを見ています。
僕は今からもう一度あの道へ行ってきます。根拠はないけどなぜか、今なら行けるという自信があります。
僕一人が行って何かが変わるかはわからないですし、前回同様すぐとらえられるかもしれません。運よく少年に合えたとしても、そこからどうすべきなのかも分かりませが
そもそも僕があの村について知っていることは、少年との話で得たことだけなので僕自身あの村の事は良く分かりません。
話し言葉や大まかな流れも大体はあってますが、細かいところは違うと思います。
こんな普通なら信じられない上にだらだらした話を最後まで聞いていただきありがとうございました。
僕はもう行きます。
最後に一つ、僕の話を信じなくてもいいです。
でも例え信じなかったとしても、この場所に心当たりがある人は絶対にそこへは行かないでください。
間違っても脇道に逸れるなんてことはしないでください。では
ぐほぁ長げー! 今から読むわ。
けどもうちょっと盛り上がりがほしかったな
企業団地とか色々あったよ
この話が嘘かほんとかは置いといて舞台はここらしい
夕方友達といってみるわ
期待♪
そこの村人たちの会話が標準語ってとこだけでも
なんとかならんかったんか…
まあ確かに現実味はないと思うけど
そういう事を考えると
タイムトラベルじゃないってことかな
もしくは話し言葉の細部が定かでない見たいなこと書いてるからそれかもね
島根と言えばことりばこ思い出す
恐らく異世界のはなしということになる
場所は丸森町
宮城と福島の県境にある町だ。
季節がようやく暖かくなり、ほのぼのと思いっきり歩きたいと思い
一週間仕事を勤め、次の休みに
相馬市から福島市まで歩いてみようと考えた
そして休みの日
バスで相馬市まで行き、9時ちょうどに到着し町のコンビニで食料品を調達して
歩き始めた。
・・4Kmほど進むと
道路上の青い案内表示を見て愕然とした
"福島市 55km"と書いてあった
〈55Km ! 嘘だろ!〉
途端に帰りたくなった
相馬ー福島間は電車は通ってない
途中まで進んでも 帰るには歩くしか手段がないので多少の心の葛藤があった・・
でも 今日一日を普通に過ごすのはもったいない
せっかく来たんだからと腹を決めて
福島市まで歩くことにした。
歩いて行くと、よくある山あいの田園の風景に変わって行き
もうしばらくすると峠道に入って行った
峠道を歩き、ずいぶんと山を登る。
途中 車はほとんど走っていない
あまり時間を気にしてもしょうがないんだけど、けっこう歩いたので携帯を見て始めて時間を確認した
〈14時! もう5時間も歩いてんのか!〉
せいぜい3時間程度だと思っていた
地図帳で現在地を確認すると まだ全体の3分の1くらいしか進んでない
時間を気にしてもしょうがないとは言ったが、こんな どこまでが峠道かわからない場所で暗くなったら怖いぞ。
少し早足で歩き出した
峠は一番高い場所で標高800mほど
山の名前は【霊山】
その土地名を当時はまったく何も思わなかった
読んでくれてありがとう
書きためてればよかったんだろうけど、思いだしながら随時のせていこうと思うので、待たずにお付き合い頂ければ幸いです。
結構な長さになると思います
下りていく
正直 綺麗な景色を期待して来たんだけど
とくに感心するようなものには出逢わなかった。
無事 麓まで下りてきて
来た道を振り向くと、山の頂上が随分と高いとこにあり、結構な道だったんだと思った。
また歩き出し・・・そこで背後に何かの気配を感じた!
〈!!!犬!〉
白い犬が直ぐ背後をぴったりと歩いていたしかもデカイ!!
四肢で歩いているが身長178cmの自分と同じくらいの大きさだった
〈どうしよう・・〉オレは犬が苦手だ、しかも この大きさ、首輪はしてるがリードは付いてない・・・当然飼い主も見あたらない・・
ビビりながら歩く……
が、変わらず付いてくる
〈そうだ♪〉
バックの中にコンビニで買っておいた
BIGなソーセージパンなるものがあったんだ!
それを餌にして走って逃げよう♪
犬にちらつかせ スローした!
〈よしっ!逃げるぞっ!!〉
『パクッ』
「!!ひとくちっっ!!!」
ネタっぽい話しだが
さまぁ~ずの三村風のツッコミを入れてしまった、ピンチなのに……
しょうがない……腹を括って一緒に歩く。
変わらず ずっと付いてくる、
途中 民家で軒先に居たおばあさんに
この犬のことを尋ねたが知らないという。
こんな目立つ犬なら この辺の集落で有名じゃないのか?と思った・・
田園風景を抜けてようやくコンビニがあった、霊山の町だ。
店で買い物をしてるあいだも
犬はちゃんと待っていてくれた。
"待っていてくれた"という表現はおかしい気もするが・・・
でも急がなきゃいけない
陽がかなり傾いている、あと一時間程で沈んでしまう!
全体の距離にして4分の3の場所だった。
先を急ぐ、犬も一緒だ。
地図を確認してそろそろ福島市に入る頃だ、いま見える丘を越えたら街がみえるはず
丘の上まで来て愕然とした。
今いる霊山の町は平野だと思っていた
けど 実はまだまだ山の上だった
福島市の街がはるか眼下にひろがっていた
標高800mは伊達じゃない
さらに急いだ……
そして
ようやく本当の麓と言える場所まで、
目先にある山あいの橋を渡れば もう少しだった…………
でも橋の先・・・橋を渡った先に、帽子を被りコートを来た老人が立っていた
コートを着て両手を杖で支え立っている。
既に周りは薄暗く、帽子を深く被っている老人の表情は見えない・・
が、こちらを凝視していると感じた。
得体の知れない雰囲気に若干の恐怖を感じ、恐る恐る橋を進んで行く・・
老人とすれ違う瞬間 最大限に緊張した。
何かあっても対応出来るように…と
横を抜けた後も 首は動かさず目線だけ背後を確認するように歩く……10m、20mと離れていく過程で"あること"を忘れているのに気付いた
〈犬どうした?!〉
が 犬も気になったのでゆっくり振り向く、なにか起きても この距離なら杖を持った老人相手なら逃げられるだろう
……しかし犬はいなかった
橋を渡る前まではいたし、なにより一本道
どこに行ったんだよ?
老人はこちらを見るでもなく立っている。
犬は残念な気もするが、なによりここにいつまでも居たくない。
足早に その場を去った……
そしてようやく福島市の街に到着した。
現在20時、11時間ぶっ通しで歩いた。
お腹が空いていた、福島駅の隣にS-PALというビルがあり食品館もあるが
とにかく疲れていて なにより座りたかった、ご飯はあきらめて駅のホームで帰りの阿武隈急行の電車を一時間、ジュースを飲みながら待った。
〈なんか今日一日変な日だったな、犬に付いてこられたり 怖い思いとかもしたけど、無理して歩いて来て良かったな・・結果 楽しかった♪〉
でも これは結果じゃない、始まりだった…………
〈オレ以外誰も客いないな〉
福島駅から阿武隈急行に乗るのは初めてだけど、まあ丸森は田舎だしこんなもんだろうと思った。
電車が発車して安心したのか直ぐにウトウトと睡魔が襲ってきた、
〈あと小一時間だし 寝よ・・〉
「★◎*☆※▲!」
〈んん・・?〉
どっかの駅で人が乗って来たのか
喧しい女の声が聞こえる。
二人組で、一人は年寄りのおっさん、もう一人はフィリピンとかマレーシア系の女だった。
おっさんは女の手を握りしめながらニヤけている、端から見ると不釣り合いな二人だが 女の言葉が何言ってるかわからないし その容姿から大体の事情を想像した。
寝むたい・・・喧しいので となりの車両に誰も居ないのを確認して、そっちに移動し また寝入った・・
電車が『次は 梁川~』とアナウンスした。
扉が開くと結構な人数が乗り込んで来たのが喧騒で分かった……しかし
〈!!!!〉
誰も日本語しゃべって・・ないんじゃないのか?外人さん多いのか?そういう土地なのかな?
日本なのにアウェー感を感じた。
〈でも 今日の面白い日にプラスだな、ネタになるぞ♪〉
そう思い ひとり悦に入り、目を瞑っていた
梁川からはあまりよく眠れなかったけど
ようやく地元に帰って来た。
丸森駅にはオレと あと一組の男女が降りた
駅舎を出て伸びをしていると、横を通り過ぎた男女の男にほうに足の爪先をおもいっきり踏んづけられた。
〈この野郎、人の足踏んづけて黙りか?気付いてるだろ・・〉
気に入らないから わざと大きい声で
「いっってえ!!」と言ってやった
すると男は振り向き「□□○▽」と頭を下げた……次に横にいた女も同じようなことを言い 頭を下げた……
正直言葉は分からないけど謝っていることだけは伝わった。
隣にいる彼女みたいな人にまで謝らせて
これじゃ輩だよ、自分が恥ずかしくなった
外人さんでも ごめんなさいはわかってるだろう
オレはもう一度手を合わせて ごめんなさいと謝り、場が一気に和んだ。
そこで駅舎から駅員が「オーイ!」と呼び掛けてきた、三人で振り向くと「□△!」ともう一言放った。
男女が二言三言なにか喋ったあと、女性が駅員のほうへ行き何事か語っていた。
駅員がこっちを指差し何かを言っている。
話し終わって女性が戻ってくると、男と会話を始めた……内容はまったくわからないが女性のほうが苛ついたように少し語気を荒げる、男いたって普通の様子だった。
「・・キーコモ カーコモ」
〈ん?〉
男がオレと目を合わせて「キーコモ カーコモ♪」とまた言った
今度は人差し指を立て、腕をふりながらキーコモ カーコモと言い
女性となにやら歌い始めた
「シロツ▽○♪」
「□△いが♪」
「大雨♪」
わけがわからなかった……
動作から察するに歌い出しのワン・ツーのようだ。
オレもキーコモ カーコモと言うと、男が笑顔で歌い出した。
「シロツメグサ 咲いていたよ
ちょっと臭いが いい匂い
朝早く 大雨降って
僕はそれを 猫と見てたよ」
男のジェスチャーで一緒に歌えと言っている、正直恥ずかしいし お腹も空いているので早く帰りたかった……
でも男の「キーコモ カーコモ♪」が止みそうにないので一緒に歌ってやった。
夜の11時ごろだぞ、男女三人で何やってるんだ……
実家は丸森駅から南へ阿武隈川を越えた伊具高近くにある
家とは逆方向だが国道113号沿いのコンビニに寄って買い物をして帰路につく……
阿武隈川に掛かる丸森橋。
オレは昔からある堅牢な作りのレトロなこの橋のある風景が好きで、毎日通っても飽きることはない。
心地好い達成感からか橋の真ん中で川を眺めた・・・・
舟が渡っていた。
別にこの場所では珍しくはない、阿武隈ライン舟下りなんてのもある。
でも違和感があった、
オレは目を凝らして 近付いてくるのを待った……
〈!!!?〉
舟には人が6人乗っていた
その内の前方四人が目隠しをして座っている異様な光景を目撃してしまった
舟上の一人の男が威圧感を放っている
暗闇でも感じるその雰囲気に気持ちが後退りした時、男の視線がこっちに……橋の上にいるオレに向いた
〈!!!〉
急ぎ視線を外し、何も見てないというふうを装った
〈絶対ヤバイ奴だ……〉
そしらぬふりをし、橋を渡った。
この先、道の途中にある交番に行こうか?でも関わらないほうがいいか?
行こうか迷い 町内に入ると
道の端に子供がいた。
こんな時間に何してんだ?
子供はオレと目線を外すことなく ジッと見ている、すると……
「※※ ※※※ >>0 �!」
ビックリして振り向くと
オレが元来た方向から何人かの男達が叫んでいた!
〈!!?〉
え?オレか?そう思っていた……
でも、男達が我なり立てながら走って距離を詰めてくると
オレも無意識の反応で走った!
何もしてない 何もしてないぞ!
が、走った!交番は直ぐそこだ……
交番前まで走った!
が、案の定というか 居なかった。
「ちょっと・・居てくれよ!」
後ろの気配がまだ追ってくる!
仕方なく走り続ける……
コンビニで買った弁当類の入った袋が邪魔で走りづらくなったので、勿体ないが仕方なく投げ捨て 走った。
通りを右に曲がり 小学校方面へ、
土地勘があるので山に入れば撒けると思い逃げた……
結果 撒くことに成功した。
〈腹痛え……くそっ!何なんだ……〉
山に入り 息を殺しながらも、何とか呼吸を整える……
本当に追われてるのなら、そこいらにまだ来るかも知れないと思った
呼吸が落ち着きを取り戻すころ、男達の姿がまたあった…………
その時……
歌の男が輝き、髪の毛が逆立ち金色になった!
「あぁっ!まさか!」
そうだ、歌の男はスーパーサイヤ人だった!悪者共をあっという間に蹴散らした!
そしてオレの元にやって来て
「もう安心だ、地球の平和は俺が守る!」
「うん♪」
良かった、全てが解決した。
おしまい。
>>51
これでいいんだろ
息を潜めて 暫くすると一台の車がやって来た、そこで…〈!!!!〉
車の荷台にさっき川で見た舟上にいた目隠しの四人が乗っていた。
運転席からは残りの二人、あの威圧感のある男もいて、オレを追っていたであろう男達と なにやら話しをしていた、
目隠しの人達は荷台に乗ったままだ……
そこにバイクが一台やって来て、二人乗りの1人にまた見覚えのある男がいた
〈あっ!〉
丸森駅の前で会った、歌の男だった
駅前で意味不明の歌を一緒に歌った奴まで何故?しばらく様子を見ていた……すると目隠しの人達が車の荷台から動きだした
目隠しの四人が歌の男の前まで来て、奴の身体中にそれぞれ顔を近付けていた。
全身に悪寒を感じた……
男の身体の周りを 目隠しをしたままの四人の顔がくまなく這っている、匂いを嗅いでいるように見えるそれだけの光景だが、感じたことのない気味の悪さを放っていた……
威圧感を感じさせる男が、歌の男の前に行った。
そして……
〈!!!!!〉
オレを追っていたであろう男達の、内1人が長い棒で歌の男の首筋に打ち込んだ!
歌の男は地面に倒れこみ、男達が取り囲んで暴行を加え始めた
ただそれを見ているしかない……
目を反らしたい……でも状況がわからないから反らすわけにもいかない
心拍数が上がり、全身が震える……
暴行が終わると、歌の男は動かなかった
男達の内1人が足を持って引きずった
〈……やめろよ…人だぞ……〉
歌の男を車の荷台に載せ、車はその場から走って行った。
男達もそぞろ後から その場を去った
誰もいなくなった森の中でひとり
只事じゃない事態にあると本当にその時実感した
しばらく動かなかった……
どうしたらいいのか考えた。
辺りには人が徘徊してるだろうし、交番には人も居ないだろうし………交番!?
〈警察に電話すりゃいいんだ!〉
簡単なことだ、そうすれば下手にここを動かなくていい
バックをまさぐって携帯を見つけ、明かりが外に漏れないようにバックの中で慎重に携帯の画面を確認した。
〈圏外だ…〉
そんなわけない、携帯の電源を一旦落として もう一度電源を入れた…が、ダメだった
メールはどうだ?祈るような気持ちで地元の友達にメールを送った
『町で変な事が起きてる そっとでいい、外確認してくれ』
・・・・・・・・やった!送信出来た。
忘れてたが、散歩の邪魔されたくないと思って携帯をマナーモードにしていて助かった、もし隠れてる最中に鳴ったりしてたら……
そのあいだ、食べるものはさっき捨ててしまったが バックに常備してあるカロリーメイトを見つけて少しお腹を落ち着かせた。
………連絡が来ない……
お腹が落ち着いて、考えに余裕ができたのか 家は直ぐ近くだし帰ろうと思った
それでも近くで何者かが自分を探してるかもしれない、森の中を慎重に移動して家に近付いて行った。
案外というか 静かだ
普段はこんな感じだけど。
……通りに出たときに、ちょっとだけ油断した
「※※※※※ >>0 �!」
しまった!居やがった!走る!
「くっそおおぉぉ!!」さすがに少しキレた!でも戦う術はない。
家は直ぐそこなのに、じっとしてれば良かった?町役場方面に走った!
そして直ぐにそこらの民家に隠れた!
〈!!〉
家の軒に居たおばあちゃんが驚いた感じで口に手をあてオレを見ていた
よりによって人が起きている家に逃げ込んだ。
祈る気持ちでその場を動けずにいた
……足音は…………去っていった
〈・・・・・・〉
「すいません!すいません!変な人に追われてて……本当、ごめんなさい!」と言うと、おばあちゃんは察したのか
「いいから 上がらい……」と言い
すんなり家に匿ってくれた
事情を聞かれて、おばあちゃんがショックを受けない程度に事の説明をした。
「大変だごだ、危ねーから いいがら今日は泊まってがい……」そう言ってくれた
おばあちゃんがお茶入れてくれて一息ついて……
「んであんた、どっから来たの?」
「いや、家は直ぐそこなんですけど…」
「んであんた どうしたの?」
〈え?それさっき説明したじゃん…〉
年配の方とはよく話すので、この感じは慣れている、またかと思いながらも同じ説明をした。
「んであんた、どっから来たの?」
何度も同じ話しを繰り返すのも知っている、匿って貰っているので丁寧に説明を繰り返す……で、時折おばあちゃんは時計を確認する……
「んであんた、どっから来たの?」
何度目かの質問をし、時計を確認しソワソワしてきた………
〈!!!?〉
直感し、玄関を出ようとした!
車のエンジン音がすぐ迫っていた!
逃げる理由もわからない
でも、恐ろしい光景を見ている
追われるなら逃げなきゃいけない……
何処へ?
通りに出て「くそ……!」
バイクが接近して来た!
〈ダメか……!?〉
だが違った……
「乗って!!」
何故か言われるままにタンデムシートに乗り込もうとした、そこで…
道の端に子供がいた。
何で?どっかで見たっけ?どこで見たっけ?
「はやく!!」
「!!」
急ぎ乗って、走り出した!
女の声?
「え?鹿狼山……?」
鹿狼山の名前は地元の人間なら皆知っている、この位置からでも5Km程だ。
「もとの場所へ帰しますから……」
もとの場所?町に何も変わりはないが……
おかしな奴ら以外は……
「吉も先に行ってます」
〈??〉よくわからないが鹿狼山までは直ぐだろうとおもった……でも
〈道が無い…?!〉
なんで?
金山城跡から3Km程で鹿狼山のはず?
違うんだ………?!
道の端まで来てバイクを降りた、女がメットを外すと
〈あ…歌の女……〉
「あの、何で……」
女はオレの言葉を無視して
「用水路から山に向かいます」
「え、なんで?」
「山 険しいですよ、道も無いし…走れます?」
女は返答を待たずに用水路に走った。
オレも続いた……
良かった、
水位が膝下程度だった、走れそうだ。
〈あれ??〉
「ね、ちょっと…日本語喋れんじゃん……」
答えなかった。
尚 走る……
誰とか聞きたいけど、それ以上聞かなかった
遠くの方でヘッドライトの明かりが確認出来た。
それ以上の喋る余裕は無くなった……
わかっている!
でも 相手も人間なら簡単には追い付けないだろうと思っていた
人間なら……
用水路の先に何かがいた……
「!!!」
信じられなかった……歌の男が立っていた。
でも顔がひどく……ひどく変わって……
首が回らなくなってるのか顎のラインが無く……顔が若干左に傾いていた……
ボロボロだった……
「……吉」
女が言うと懐中電灯を渡してくれた。
吉って、駅前で『よし』って言ってたのって名前だったのか……
「ここから行きます」
女が指した明かりの先、用水路の脇にレンガ作りの横穴があった
横穴に飛び込む!
真っ暗闇……懐中電灯を頼りに進む
「・・・メグサ 咲いていたよ~」
「……?!」
こんな時に?!吉が歌いだした。
「あの、覚えてます…歌?」
女が言った
「ここを出たら私たちはそれ以上先に行けません、穴を出たらシロツメグサが咲いてるはずです、花の匂いを全身に擦り付けて人間の匂いを消して山頂へ行って下さい……歌の通りに……あとは夜が明けきるまで山を降りないで!」
そこまで言って……
「来たっ!!」
懐中電灯の先……
吉の向こうに目隠しの奴らがいた。
早過ぎる、こんな早く追いつくわけない……その矢先 奴らが目隠しを外した
「見ないで!!」
でも言われるのが遅かった、
明らかに異形といえるものを明かりの先に垣間見た……
恐ろしかった……
「急いで!!!」
全力で走った!!後ろの吉はどうなる!!………ちょっと間…
「!!!!!!!!!!!!!!!!!」
何かの絶叫が響いた
恐い
恐い
恐い……
恐かった……
もう後ろは振り返れない
生きたかった…………
どんな目にあっても生きたかった…………
「先に行って!!!」
もう前しか向いてなかった
ようやく出口があった……
横穴を出るとシロツメグサの原っぱが広がっていた
横穴からは何も聞こえない。
急ぎ全身にシロツメグサを擦り付け 臭いを絶った。
あとは山を登るだけ……追っ手の気配は無かった。
途中 雨がポツリポツリと降ってきた・・・
山の山頂へ着くと、子供が立っていた。
もう何が起きてもおかしくはない、驚かなかった……
やがて雨は大降りになり夜が明けようとしていた
雨が止み、山中に白い霧が立ち込め 一人で山を降りた。
すると元の通り、道路があった……
帰り道……道路脇に犬が亡くなっていた
「…………そっか……」
謎解きもお願いします。
楽しみにしてます。
原因はよくわからないが、3日ほど入院・検査をし退院した。
それ以降 目眩に襲われることもなかった。
これまで通り、アニメやネットに心酔してるだけの日々を送るだろう
おわり
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