【絶滅危惧種】40年前の遺伝子サンプルからクローン誕生 : ザ・ミステリー体験

モウコノウマの希望

1966年にハンガリーの昆虫学者によって目撃されたのを最後に野生下での目撃情報がなくなってしまい野性化では絶滅したとされた馬であり、2020年8月に40年前の遺伝子サンプルによって誕生した事をsciencealertなどが伝えています。

名前は「クルト」と名付けられモウコノウマの希望でもあるのです。

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クルトへの期待

サンディエゴ動物園グローバルの主任生命科学責任者である動物学者ボブウィーゼ氏は「この子馬は、彼の種の遺伝的に最も重要な個体の1つである」と言っています。

またモウコノウマの将来にとって重要な遺伝的変異を取り戻すことも期待しているようです。

実際のクルトの映像

※このクローンは他の絶滅危惧種を支援するための前進でもある

※絶滅危惧種を保存する重要なステップになって良かった

※この成果は素晴らしい！！

※クルト！！とても可愛いよ！！

クルトの誕生には世界中から絶滅危惧種を支援する大きなステップであり可愛らしい子馬の誕生を喜ぶ人が大勢いました。

それでは今回のクローン誕生はどのような意味が込められているのでしょう

40年間という長期の保存が鍵

今回のクローンは長期間冷凍保存されていたサンプルでの誕生となり絶滅するおそれのある動物たちのサンプルをあらかじめ保存しておくことで蘇らせることが出来るという証明ともなりました。

これまでにも長期保存によりクローンが誕生した例はありますが最長で20年であり今回のケースでは倍の40年です。

保存方法の改良によってはもっと長期の保存でも可能となる場合があることからクルトの誕生は絶滅危惧種を守る上での期待も込められていました。

この研究が進んでいけば氷河に閉じ込められたサンプルからのクローン誕生も夢ではなくまさに映画の世界が現実となるかもしれません。

サンディエゴ動物園と協力したRevive & Restore社はマンモスの復活も目標としているようでちょっと楽しみでもあります。