20xx/ミステリー master- 亡くなった曾じっさまから子どもの頃聞いた話。
古い人だったから、表現が判り難かったところは自分が推測し付け加えている。
- 1: 20xx/ミステリー master
- 色々と聞かせてくれたけど、
一番印象に残った話だから暇な人は読んでみて。
じっさまの青年時代、
満州に現地の人を所謂日本人とする為の教育係として渡った。
配属された集落の村人とは仲良し、
とまではいかないものの悪くない関係を築いていたらしい。
そうしたある日の夜、じっさまの宿舎の扉を叩く者があった。
出てみると、大きい子どもか、小さい大人か、
どちらとも判断出来ない小振りの男(?)が居た。
巻きつけた程度の簡素な服と身体はヒョロリとしてるのに、
頭と黒目だけは異様に大きかったそうだ。
「どしたね?」
と尋ねてみるが男は何も言わずに両膝を付いて両手を高く上げた。
これは所謂物乞いのポーズだったらしい。
その宿舎にはもう一人の仲間が居て「帰れ帰れ」と邪険にしたそうだが
じっさまは哀れに思いわずかばかりの食料を渡した。
受け取ると男はまた何も言わずスッと立ち、
ササッーっと走ったのか滑ったのか、あっと言う間に立ち去った。
翌日村人にこんな人がいるか尋ねたけど誰も知らなかったらしい。
その後その男を見掛けることは無かったそうだが、
じっさまは「あれは河童だ」と言っていた。
それでその話を聞いてしばらく後のこと、
当時テレビで矢追純一のUFOスペシャルとかが頻繁にやっていた時だ。
もう歳だしテレビなんて滅多に見ないじっさまがそのUFO番組を観て興奮しだしたんだ。
「あれがやあれがや!(あれだあれだ)」
なんの事か判らず、?となっていた俺だが
件の話を再度して貰い言っていることが理解出来た。
要するにグレイタイプの宇宙人が乞食の男そのものだったという。
なんで宇宙人が食べ物を物乞いするんだ、とか
(今)冷静に考えればおかしいのだがじっさまは真剣だった。
おかげで実在する+ベッドの横に立つ宇宙人とかのテレビ恐怖演出を刷り込まれ
今でも宇宙人はトラウマになってる。
グレイタイプマジ勘弁。
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ライター及び編集:mana
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