bandicam 2019-01-21 16-53-49-128
149: 2013/11/25(月) 12:26:13.48 ID:2Ew1r7XOi
会社の昼休みが短いのでリクエストのガイドラインを。

①笑える坊主
②変死体引取
③葬儀屋の致命的ミス
④オカルト体験

③は身バレる可能性が高いのでフェイク率高いよ。
聞きたい事があれば随時受付中。
坊主ネタはインパクト薄いかも…前スレに濃いの持って来たからね(´・ω・`)
では仕事頑張ってきます(´・ω・)ノシ


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150: 2013/11/25(月) 12:30:00.60
んじゃオカルトをば!w
158: 2013/11/25(月) 17:44:55.96 ID:v0JBINwxi
お疲れ様です。
仕事終わりました(・∀・)
④オカルト体験を書きます。
仕事場での不思議体験です。
移動中にポチポチ書くよ。
159: 2013/11/25(月) 17:59:44.97 ID:v0JBINwxi
辻敢當




ある夕間詰めに当家に納棺をしに向かっていた。
(狭い道だな~。擦りそうだ…)
ワンボックスに棺を積んでいたので仕方ないが、地図で見るより遥かに狭い。
(あれ、行き止まり?)
うーん、どうしようか。さっき来た道に
脇道があったな。地図上でも繋がってるしもしかしたらこっちが正解なのかも…。
狭い道をバックで戻り、脇道に車を振る。
(やっぱりこっちか。)
脇道に入って暫くすると道幅が広がってきた。
(あとは…と)
この先は丁字路。どちらだったかな…
実は結構な方向音痴でこの様な事はままある。

ガサゴソ…

新人に見られるとバカにされるので詳細地図を一冊後部座席に隠しているんだよ…

(えーと、あれ?何処やったんだ?)
シートベルトを外して後部座席に乗り掛かる様に後ろを向いた。





俺「ふぁッ⁈?」
161: 2013/11/25(月) 18:10:52.00 ID:v0JBINwxi
今の時間は17時40分位のはずなのに、車の後ろは朝靄が掛かった様な青白い光景が広がっていた。
(なんだこれΣ(・ω・`ノ)ノ !?)
急いで腕時計をみてもやはり夕方の時刻を示している。
前を見たら前は綺麗な夕焼けが見える…。
(なんかヤバイな…やばいセンサーがビコビコ鳴ってる…(゚A゚;))
163: 2013/11/25(月) 18:18:16.10 ID:v0JBINwxi
センサーには素直に従うのが俺流のオカルト処世術だ(´・ω・`)
とにかく丁字路のどっちかに入ろう!
今更地図などに用もなく、シートベルトをしてアクセルを踏み込む…!
が、いくら広がったとは言え路地に変わりはない。
(スピード出せネェ(;・`д・))
しかもこの丁字路、カーブするギリギリのラインに石柱が立っていて一発で曲がれない…。
(くそ、とにかく左だ!)

キュルキュルキュルキュル…!

何度か切り返して左に曲がれた。
(そういや、夕焼けと朝靄の境界線て…)
こんな状況でも人間好奇心は捨てられないwww振り向いてみたwww
164: 2013/11/25(月) 18:42:52.90 ID:v0JBINwxi
そこには不思議な光景が広がっていた。
丁字路の壁側にある石柱に朝靄が吸い込まれていた。
(はぁ?)
と言うか流れ込んでいる…。
(何だがすごい光景を見てる気が…)
時間にして何分だろうか、もしかしたら数十秒かもしれない。
最後の朝靄が石柱に吸い込まれて、辺りは夕闇に変わった…。


ぶるるっ


今更ながらに寒気を覚えて本来の仕事を思い出した…納棺だ…。
とにかく戻りたくないのでひたすら道なりに進むと、目的地の当家があった。
165: 2013/11/25(月) 18:56:48.67 ID:v0JBINwxi
するべき事を終え、お茶が振舞われた。
納棺中も気になり続けていたあの現象の事を聞こうと思ったが、まさか信じてはくれまいw自分でも半信半疑なのだから。
どうしても気になるのであの石柱について聞いてみた。
俺「あの、今日来る時に迷いましてw」
喪主「ウチは地の者ばかりの古い地域ですからね、狭かったでしょw」
俺「いや~あの丁字路の石柱に当たりそうになりましたよwあれはいつからあるんですか?」
喪主「あれは私達が産まれる前から在る物で、石敢當と呼ばれる沖縄や九州の魔除けらしいです。」
俺「はあ。イシガンドウ…」
そこでピンときた。
ある時に天台宗の偉い坊さんにこの地域には辻敢當(つじがんどう)なる魔除けが点在している事を聞いた事がある。

それだっ‼︎

俺「なるほど。そうだったんですか」
冷静を保ちながら独りごちていた時に…



嫁さん「あの、あんな遠回りで来られたんですかwwwそんな事しなくても国道から二つ入ってきたら直ぐですのにwww」

俺「…」



俺の方向音痴さえなけれはあんな不思議な体験をせずに済んだ事は口が裂けても当家には言えない…(;´д`)




167: 2013/11/25(月) 19:10:55.85 ID:v0JBINwxi
①笑える坊主
シリーズ化しつつあるがw
身ばれしない程度の笑える話を。
a麻雀クズ坊主マッスルさん
b夜に華咲く坊主
c念仏無双再び
d鎮魂歌を聞かせて候
こんなもんか。(´・ω・)
d
168: 2013/11/25(月) 19:20:36.47
>>167
aさんでおねしゃす
170: 2013/11/25(月) 19:23:52.06
それにしても話のネタ尽きないなwww
174: 2013/11/25(月) 20:02:02.33
cが気になります
187: 2013/11/25(月) 22:05:16.23 ID:MAoo9Zcm0
鎮魂歌を聞かせて候




珍しく事務所に一人でお留守番していた時に社長が来た。
社長「お、俺君丁度いい所に!」
(うわ、最悪…)
俺「何でしょうかw」
社長「難しい事になってね、司会を交代して欲しいんだ」
俺「はい?」
司会なら先輩もいるしワキガさんもいるじゃん(´・ω・`)
今更俺に振る理由なんて変死体か何かか?
素直に思った事を口に出してみた。


社長「向上心の無い事を口にしないっ」
俺「すいません…」チッ
社長「理由はともかく、受けてくれるねっ」
俺「…はい。」
理由はともかくってそこが一番大事じゃろがいっ‼︎
188: 2013/11/25(月) 22:12:42.78 ID:MAoo9Zcm0
まぁ理由としては月間の休暇日数が労基に引っかかるから先輩とワキガを休ませねばならない。
しかし旧い宗派の式が一件入り、経験者が先輩とワキガと俺しかいないから無理にでもやらせる。との事だ。

何が難しいか…!難しいのはお前の脳味噌の中身だ二代目‼︎
最初から休みをくれさえしていれば…!


*宗派の内容は割愛しますね。
ホントに旧い宗派で寺院数が少ないので
189: 2013/11/25(月) 22:23:44.20 ID:MAoo9Zcm0
他支部からの応援は見込めない…(´・ω・`)
ウチの支部には初代死体処理班と現役処理班がいる魔窟と呼ばれる支部だからね…。
仕方ない、オバちゃんの出番だ。


prrr…
俺「貴女の心の癒し、俺です」
オバ「はいはいwつぎ言ったら切るよw」
俺「なんかすいません…」
オバ「で?仕事かな?」
俺「旧宗(仮)の仕事です。」
オバ「やだw行くわそれw」
?何だこのテンション…(´・ω・`)
まぁ来てくれるならそれに越したことはないしな。
オバ「ドスコイちゃんも入ってもらうよね?」
俺「はぁ、まあ…」
オバ「じゃあよろしく~」プツッツーツー…

腑におちん…最近は俺が呼んだら臭いだのやれ客が少ないだの…文句が多いのに…

ドスコイはいらないんだが…(´・ω・`)
222: 2013/11/26(火) 12:25:53.78 ID:FVORHhBwi
オバちゃんの機嫌を損ねたくはないので、仕方なくドスコイにも連絡を入れてシフトを組む事にした。
サブはどうでもいいから新人でいいや。

式の内容は、90数歳で大往生された男性の故人。喪主はその息子で既に70過ぎの壮年の男性だ。親類も高齢の方が多く一般会葬はあまり見込めないが、御長寿の家計の様で親類がかなり多い偏った式の内容だ。
俺「やり易いかな。ただ、あの寺よく分からんのだよな…」
旧い寺院は数ヶ寺が集まって一つの寺の名を持つ場合がある。
その中でも偉い寺から下っ端までキッチリ格付けがされているのだ。
俺「塔頭(たっちゅう)さんとは面識無いな…どうするべ」
見積書には○○寺 塔頭 △△院と記されていた。

とりあえずオバちゃんに聞いてみよう。
224: 2013/11/26(火) 12:30:24.81 ID:FVORHhBwi
補足だけ。
塔頭とはその寺の中でも一番偉い院の住職さんの事だ。
では仕事しますノシ
268: 2013/11/26(火) 22:48:19.77
>>224
>塔頭とはその寺の中でも一番偉い院の住職さんの事だ
これは一般的には違うね
一番偉い住職(方丈)以外の院住職を塔頭というほうが多い
ここは珍しいタイプね
235: 2013/11/26(火) 19:08:19.67 ID:8LkTDXj2i
通夜当日、オバちゃんに塔頭について聞いてみた。
オバ「超男前のロマンスグレーボイスの方よw」
見た目かよ…(´・ω・`)
俺「そうじゃなくて…どんな方なのかなと…」
オバ「凄く優しいし~」
もういいです…。
仕方ない、寺打ちで確認しよう。(´・ω・`)
236: 2013/11/26(火) 19:15:09.76 ID:8LkTDXj2i
開式20分前には塔頭は来場された。
(なるほど…草刈○雄顔負けのダンディだぜ…)
禿頭(とくとう)ではあるが凛々しい眉としなやかな睫毛…ちきしょう…オバちゃんが惚れ込むのも致し方ない…!
塔頭「今日は宜しくお願いします…」
(声までダンディかよ…完璧じゃねーか!)
俺「俺と申します、お初にお目にかかります。」
塔頭「いやいや、楽になさって頂いて結構w中々に○○会館さんは礼儀がしっかりとなさっておられるw」
(あんたのその口振りが固いんだよ!)
何故かオバちゃんが入れ込む塔頭に変な対抗意識を出してしまった…。(´・ω・`)
いかんいかん…仕事の話をせねば…。
237: 2013/11/26(火) 19:23:28.69 ID:8LkTDXj2i
俺「一般会葬のお客様よりもご親族が多く参列されておりますので…」
塔頭「御当家とは長い付き合いでしてな、よく理解しているつもりです。アナウンスは見計らって此方で合図しますので。」
俺「ありがとうございます、それでは宜しくお願いします。」
塔頭「あ、そうそう、法話の時間を少し長めに頂いても構いませんか」
俺「はい、時間的なものはお任せ致しますので」
塔頭「ありがとうございます」フカブカ


この時点では恐ろしくやり易い住職のテンプレの様だった…。
この後の事など全く予想だに出来ないでいた…。
242: 2013/11/26(火) 20:10:27.18 ID:8LkTDXj2i
寺打ちもスムーズに終わり、いよいよ通夜式の開式である。

俺「故・△○様、九十悠数歳の天寿を全うされました…(長いので割愛)…御導師様のご入場に御座います…」

か~ん、か~ん、か~ん…


ヤベェ…惚れる…超絶上手いしエエェ声…

あまり大きな声では言えないが、坊主によって念仏の上手い下手はかなり幅がある。
過去の坊主の中でも一、二を争う手練れだ…。
まず声のトーンがヤバいwww
ラジオで深夜の大人な番組のMCの声を聞く様な深みのある声、息継ぎ一つも読経の一部ではないかと思う程の華麗さ。
会館に響き渡る低音。

一瞬アナウンスのタイミングを逃してしまいそうななったw
243: 2013/11/26(火) 20:21:12.33 ID:8LkTDXj2i
親族が多い為、少し変則的な焼香にはなったが上々の流れだ。
(そういや法話の時間長めとか言ってたな…)
俺「オバちゃん、マイクのスタンド外してあげて」
オバ「…え?」
ダメだこりゃ…(´・ω・`)完全に惚けてるwww
俺「ドスコイさん、マイク…」
ドス「…え?」
俺「仕事しろ…」
ドス「あぁハイハイ。」ドスドス
(静かに歩けとあれ程…!)

ドスコイさんがマイクのスタンドを外し、塔頭に渡す。
塔頭「えー、今夜は○△さんのお通夜式に参列頂き有難う御座います」
(マイクを通すと尚の事ロマンスグレーだな…(´・ω・`))







塔頭「今日は○△さんの為に歌を歌いたいと思います…」







は?




はああァああ?
聞いてねーよ‼︎
247: 2013/11/26(火) 20:59:08.98 ID:8LkTDXj2i
まずもって理解が出来ない…(゚A゚;)
何より格式を重んじる宗派の、仮にも塔頭が歌だとっ…!
斜め上にも程があるわwww


俺「…⁈」
塔頭「司会さん、BGMを切って下さい」
オバ「早く!」
(?)
完全に毒されとる…(;´д`)
仕方ない…流れ的には切るしかないな…




もうどーにでもなーれ☆
248: 2013/11/26(火) 21:01:14.69
ワロタ
249: 2013/11/26(火) 21:19:42.13
クソワロwwww
その場にいたかったわwwww
250: 2013/11/26(火) 21:49:17.22 ID:8LkTDXj2i
BGMを切ったついでにこっちのマイクも切ったったwww
後は好きにしてくれwww
オバちゃんが使い物にならない時点でもう無理www
新人「あのオッさん何言ってるんですか」
お前居たのか…(´・ω・`)
俺「もう知らん、歌うんだろwww」
会葬客、親族もポカーン…
無音の会館に響き渡る塔頭の咳払いwww


~��~♩
(歌の内容は割愛)
エエェ声なのは分かるが…www
それはないわwww
内容を要約すると、戦中の特攻に向かう青年が内地に残る家族と恋人に宛てた内容だ。
いやいやwwwいい歌だし気持ちは分かるがケツこっち向けるなwww
251: 2013/11/26(火) 21:55:16.76
ナルシスト坊主だなw
252: 2013/11/26(火) 21:58:43.02 ID:8LkTDXj2i
多分歌の佳境(?)にはいったのだろうw
やたらロマンスグレーがシャウトしまくるwww
知るかwww
完全に棒立ちの俺を尻目に桃色吐息のオバちゃん…(´;ω;`)
あんた、今日のギャラ払いませんから。


多分終わったであろう歌の後、しれっと神妙な顔をして塔頭が此方を向いた。
(出来たらそのまま帰ってくれ…(´;ω;`) )
しかしそこからの話が長い長いwww
要約すると。(要約多くてすまん)
自分の父親(先代住職)と故人は戦中に同じ部隊に配属され、数少ない生き残りだったそうだ…。



その話だけで良くね?



歌の意味、あるの?
255: 2013/11/26(火) 22:01:34.48
生臭よりある意味すごいww
256: 2013/11/26(火) 22:10:03.31 ID:8LkTDXj2i
ひとしきり話をし、腕時計を見てから話を適当(マジで)にまとめて周りに頭を下げて勝手に退場して行った…。


てめぇ、今すぐアイアンクローだ…!


などとは口が裂けても言えない…(´;ω;`)


式を終えてヘタレの俺は控え室をチラッと覗いてみた。

なに満足そうなツラして茶菓子食ってやがる!



通夜が終わっては完全に俺の負けだ…。
なんだかんだでいい式だったんではなかろうか…(´・ω・`)








二度と草刈○雄似のジジイは信用しないと心に誓ったのは草刈民代には内緒だ。




257: 2013/11/26(火) 22:11:32.21
面白かったー
313: 2013/11/27(水) 22:31:10.01 ID:vLyBdsbm0
麻雀と夜に華咲くどっち書こう…(´・ω・`)
お互い話が長いし式以外の坊主の生態が多数派の話なんだが。
今日は触りだけ書くよ。

さぁ、どっちだwww
316: 2013/11/27(水) 22:48:31.13 ID:vLyBdsbm0
坊主の生態観察記録 No.1
夜に華咲く坊主
※僧侶の全てがこうではないからなw注意!




引き前の昼間、昼食を賭けた仁義なき大富豪を先輩、古株、俺、新人、何故かドスコイの五人で繰り広げていた。
引き前(前スレ参照)だけでも暇なのに、式の一切がない凪の様な一日だ。

俺「給料日前に奢る金など無いわ!大人しく高給取り二人が死ねやっ!」
先輩「お前の本心はよ~く分かった!お前は上がらせん!必殺の8切り!」
古株「ワシ勝ったら○○亭のとんかつ弁当特盛なw縛りwww」
新人「いい中年が血眼でなにやってんですか…上がりですwww」

しねー‼︎

ドス「ごち。上がり。私も○○亭のとんかつ弁当特盛と唐揚げで☆」

貴様っ!ちゃんこ作れや‼︎





コンコン…


誰だ⁈今忙しいんだが‼︎
(人はそれを暇と言うwww)


俺「おい新人お前上がりなんだから出ろ」イライラ
新人「負け犬の癖に」
俺「まだ負けて無いわ!」
結局暇になった新人が来客を出迎えに行った。
317: 2013/11/27(水) 23:03:33.89 ID:vLyBdsbm0
坊主「お、暇そうだなwww」


全員「⁈」

何故あんたがそこにいる…!

坊主「俺も混ざろうか?負けたら昼飯なんだろw俺も昼飯まだなんだw」
私服姿の坊主を見る機会がほぼない上、用もないのに葬儀会館に現れる坊主なんてまずいない。この人を除けば…。

見た目は禿頭ではなく、短髪の白髪混じりの中年、見た目は中の上。
念仏の腕は近隣随一との呼び声高い名倉(ネプの名倉似なので以下名倉)さん。

先輩「なにしに来たんすか」
名倉「今日はひやかしだwww」
古株「今日は暇やねん、茶でも飲んでけやw」
俺「ドスコイさん、椅子と茶」
ドス「とんかつ弁当は?」
黙れ!動け!とんかつは忘れろ!
新人「どうぞ、汚いですが」
お前、まともに事務所掃除したの見たことないぞ…(´・ω・`)
名倉「お、悪いねw」ガタリ
古株「で、何やねん、飯タカリに来たようには思えんが?」
名倉「古株、今日の晩暇か?」
古株「暇やな」
名倉「じゃあこいつら連れていつもの店に来いよ」
古株「ええんか?」
名倉「こいつら面白いしなw奢りだwww」



え?


今何と?

お ご り ?



キキ━(((゚∀゚)))━タタ!!
318: 2013/11/27(水) 23:05:06.25 ID:vLyBdsbm0
今日はここまでー。
イケメン坊主かはたまたクズかはまた明日www
332: 2013/11/28(木) 12:22:19.67 ID:DTu6iURJi
先輩「あがりっ」パシッ
古株「あ、ワシもwww」


え?
会話しながら隙見てあがりやがって!

俺「…」
仕方ない、負けは負けだ…(´・ω・`)
今晩の酒を考えたら安いもんだwww

俺「みんな決まりました?」
俺以外「おー。ゴチになります!」




え?何これ…
昼飯で8800円…⁈

俺「ふざけんな!人の足元みやがって!」
先輩「勝負の世界は非情だ…w諦めろw」
新人「中年のクセに往生際の悪い…」ハァ…
俺「ぐぬぬっ」

名倉さんの分も何故か支払い、諭吉さん一人と悲しい別れをする羽目になってしまった。

名倉「じゃあ何もなければ5人であの店来いよ~w俺くん、ゴチwww」

結局飯をタカリに来ただけだったんではなかろうか…(´・ω・`)





そして狂乱の夜を迎える事になる。
365: 2013/11/29(金) 22:37:55.32 ID:eshHgKUvi
名倉さんの奢りの合図に皆浮き足立つwww
新人「やっぱりあれですか、いいお店とかですか!」
古株「お前、酒飲まれへんねんからどうでもええやろ」
新人「酒の美味い店は総じて飯も美味いんですよ?」
古株「知るか…」
古株さんの機嫌を損ねては元も子もない…!
先輩「お前は黙れ」
俺「古株さん、酒の種類はどんな感じっすかwww」
疲れるわ…(;´д`)
古株「焼酎がメインでな、おでん屋さんや」




え…。

先輩以外ポカーン…


先輩「お前達が食った事のないおでんだ、期待していい。つうか顔に出過ぎだろw」

先輩の舌はそこそこ信用できるから大丈夫だろう。
(俺が1番舌はいいので。)
ドス「ごめん、私今日は仕事入ったからかえるね…、一緒に飲めなくてゴメンね☆?」

早く帰れwww



それ以降電話も無く、深夜番もない四人が名倉さん御用達のおでん屋さんに向かう事になった。
366: 2013/11/29(金) 22:45:36.40 ID:eshHgKUvi
下戸の新人にワンボックスを運転させ、繁華街から少し離れた場所で車を停める。


(いい匂いだwww間違いないなwww)

私事だが、学生時代は永らく割烹でバイトをしていたので、そこいらのエセ美食屋には引けを取らない。
先輩「お、わかるかwww」
俺「間違いないないっすねwww」
新人「早く行きましょう!」
これだから最近のゆとりは…(´・ω・`)

ガラガラ…


そこには京都にでも出向かなければまずお目に掛かれない空気と、澄んだ出汁に抱かれたタネ達が爺さんの箸につつかれながら出迎えてくれた。




名倉さんとその両脇にいる小娘達はこの際無視だ(´・ω・`)
424: 2013/12/02(月) 20:32:21.98 ID:+mkZfdlH0
名倉「おう、来たか先に始めてるぞーw」
既にほろ酔いか…。
つうか横のギャル(死語)は何なんだ…
名倉さんの両脇には、明らかに水商売ではない普通のJK位の小娘達が名倉さんの腕に絡みついていた…。
(キャバでもこんな待遇ないぞ…!)
娘A「パパ~こいつらなにーw」
娘B「うわ、古さんちーっすwおひさー」
古株「おひさーwww」






誰?このおっさんw

あのふてぶてしい古株の面構えは何処へ行ったのか、ベタ甘ジジイが孫か娘をイヤラシイ目で見ているかの様な面構えw
(この人を尊敬するの辞めよう…(´・ω・`))

しかし!飯は必ず美味い筈!
425: 2013/12/02(月) 20:49:07.16 ID:+mkZfdlH0
エロ株と名倉を尻目に隣の座敷に座り、先輩と俺で適当に見繕う事にした。
何せここの売りはおでん。しかも生湯葉を使った希少な食べ方をさせてくれる。
※これ以上は店に迷惑かかるから内緒だwww
また、小鉢のシジミの粒胡椒焼の美味なる事(((゚∀゚)))ウマ!
酒飲みには堪らないシチュエーションがそこにはあった。

下戸の新人とキャバクラ名倉を除けば…。



新人「最近のコンビニおでんもこんな感じですよね」モグモグ
先輩「だからお前はバカ舌だと俺君に言われるんだ…」
新人「俺さん、皆が言う程凄くないでしょw死体の危険度と腐乱周期はバッチリ嗅ぎ分けますけど。」
それは舌と一切関係ございません。
後で殴るから舌噛んで待っとけ‼︎
先輩「お前は知らんだろうが…今までお前を連れてった店は基本は古株か俺君が紹介してくれた店だ」
新人「嘘でしょw」




ガンッ

俺「殴るぞ」
新人「殴ってから言うとかホントに…!」
俺「うっさい。この店は俺も知らん。つうか値段とタネがいい意味で釣り合ってない。めっけもんだ。ね?先輩」
先輩「名倉は気に入らんが店は気に入った!食えるだけ食って、飲むだけ飲んだらトンズラだw」
俺・新人「合点www」
464: 2013/12/04(水) 07:05:38.47 ID:qpLMxOFBi
先輩のトンズラ指示が出たので名倉さんは古株さんにお任せして飯を堪能させてもらう事にする。
先輩も俺も飲み出すとあまり食べ物は口にしなくなるクチだが、ここのおでんは別格だ(・∀・)
俺「美味いっすねwww」グビッ
先輩「絶品だな」チビッ
新人「うひゃいっす!」バクバク

………。

おでんでよく白飯をガッつけるな…(´・ω・`)

(さてさて、あまり今回の財布を放置していても失礼だし…挨拶はしっかりしないとな…)










何してんの…?
467: 2013/12/04(水) 07:18:35.26 ID:qpLMxOFBi
そこにはカウンターで座りながら小娘達が名倉さんに 普通にあーん☆したり胸の谷間に挟んだおでんをあーん☆させたりしていた…。
つうか、店の雰囲気台無し…。


俺「⁈」

名倉さん…(´;ω;`)
その両手…パンツ直撃じゃないですか…。
小娘達の腰に手を回しつつスカートの中に明らかに手を突っ込みながらイチャついてやがる…。

俺「古株さん古株さん!」
古株「んあ?どうやw美味いやろw」
俺「いや、飯は最高なんですけどね…これは…」
古株「ん?お前もやりたいんか?好きやなwww」
俺「違いますよ!(うらやましいけど。)」
古株「ええねんええねん、いっつもこんなんやからwww」
古株さん曰く、今日はまだ居酒屋だからこの程度だが、個室の店に行った日にはこんなもんではないらしい…。


裏山死刑とはこのことか…。


人に道を説き、導く聖職と言われる坊主がただのスケコマシジジイだとは…。
(予想はしてたが…)
確かにイケメンでええ声してるけど…。
やはり女はあんなええ声で耳元で囁かれたらイチコロなんだろうか…。

俺「適当なところでお暇しますんで」
古株「なんや、今からクラブ行くのにw」
そんなの聞いて同席出来るかwww



夜は更けて行く。
468: 2013/12/04(水) 07:32:58.68 ID:qpLMxOFBi
一旦席に戻り、先輩に報告。

かくがくしかじか…えろえろ。

先輩「wwwわかった!」
何を笑うことが…(´・ω・`)
先輩「ジジイのコマしが健在なら次はないなw」
俺「へ?」
先輩「間違いなくお持ち帰りだwww」
いやいや、あの人もう60過ぎてますよ⁈
ブラザーももうブラザーソウル出せないでしょwww
新人「飯が不味くなります…」
俺「流石に同感だ…酒が不味くなる…」
先輩「そうか?絶倫なのは健康の証だろ、いい事じゃないかw」
俺・新人「職種によるでしょ(´・ω・`)」
先輩「この業界、坊主に倫理や道理を普通に求めるだけ損するからな」
※坊主の全てじゃないですよ‼︎
俺「はぁ…なんとなくは…」
新人「所詮坊主も人の子って事じゃないですか」バクバク
まだ食うか…痩せの大食いめ…



娘A「あん、もう…wだめよw」
名倉「そんな事、下の口は…(自粛)」







飯が不味くなるとあれ程。(´・ω・`)
478: 2013/12/04(水) 12:20:49.20 ID:95dlC+qwi
俺「先輩…はじまっちゃいましたよw」
先輩「だなw古株の嬉しそうな顔見ろよwww」
古株さんは他人がするのを見るのが好きな視姦マニアなのは知っていたが…(´・ω・`)
目の前のイチャイチャをニヤニヤしながら見るジジイも中々エグい。
俺「そろそろ帰りません?」
先輩「まだ飲み足りんだろ?もう少し待てよw」
新人「おでんおかわりしてください」キリッ
俺「マジで帰りたい…」
先輩「タダ酒飲めてんだから我慢しろやwww」
俺「(´・ω・`)」
ええい、ままよ!皆残るのなら飲み倒してボトルもキープしてやる!


もうチーム名倉は見なかった事にして飲み倒す決心を固めた。
479: 2013/12/04(水) 12:35:32.36 ID:95dlC+qwi
それから何時間経っただろう。
かなり酔ってしまったのは覚えている。

名倉「おー、そろそろお開きにしようかw楽しんだか~?」
一同「はーい、ありがとうございます!」

名倉さんがマスターにお勘定をしていると、小娘達が名倉さんに擦りよっていく。
娘A「もう帰るの~?」
娘B「私もパパともっと居たい~ぃ」
(最近の娘どもは…親が泣くぞ…)
名倉「わかってるわかってるwこれからゆっくりできるところに行こうなwww」
娘達「やだ~wパパーwww」キャハハ


古株さんは酔い潰れた様でタクシーで先に帰ることになり、クラブは無しになりそうだ。

名倉さんと娘達は黄色い声を上げながら夜の街に消えていった…。

新人「あのジジイ、2人同時に相手出来るとか鉄人ですね。」
先輩「あのオヤジ、アナコンダの二つ名持ちらしいぞwww」
新人「アナコンダwww」
俺「あんなジジイにはなりたくないですね~w」
先輩・新人「あれはないなwww」


先輩「さて、次どこいく?」
新人「僕女の子いる店に行ったことないんですよね」
俺「○貞か?www」
新人「…」
(なんかすまん…(´・ω・`))
先輩「わかったわかった、じゃあ新人w風呂行こう風呂www」
新人「おふろ?」
俺「たまにはイイっすねwww」
(財布保つかな…)
先輩「筆下ろしじゃーい!」ガシッ
新人「‼︎」←気付いたらしいwww
俺「行くぞ~!イェーイ!」
新人「嫌だ!嫌だー!そんなので喪失なんて嫌だー‼︎」ズルズル





新人が筆下ろしで真っ白に燃え尽きたのはまた別の話だwww






483: 2013/12/04(水) 14:18:08.87
先輩がやらかした話ってないのかなー
490: 2013/12/04(水) 17:56:09.38
新人さんの話聞きたいれす。
491: 2013/12/04(水) 18:03:38.40 ID:TU3TvXWyi
では新人ネタを。
悪いな、もう新人でもない程職歴を重ねてるはずだがwまだ俺の中ではヘタレ野郎のままだわwww
電車乗りながらぽちぽち書くよ(´・ω・`)
492: 2013/12/04(水) 18:17:42.67 ID:TU3TvXWyi
四角い死体





あれは暑い梅雨の時期だった。
新人が現場を仕切るだけの力を持ち出し、式のアナウンスも次第に出来るようになり出した頃、一件の仕事が入った。
prrrr…ガチャリ
俺「○○会館で御座います…はい…はい…(中略)…分かりました。よろしくお願い致します」
新人「入ったんですか?」
俺「ああ、シフト的にお前だな」
先輩は休み、古株さんは自宅葬で二日は帰って来ない。俺も雑務が溜まっていた上、二日後には休みに入る。
俺「少し変わった仏さんだ。着いてってやろうか?」
新人「大丈夫ですよw」
俺「そうか…自宅の風呂で溺死してても行けるとは…成長したな…よよ落涙www」
新人「助けて下さい…」
俺「え?大丈夫なんだろ?www」
新人「もう今度から電話も僕が出ます‼︎俺さんに取らせたら変死体ばっかり当たりますし!」
俺「そりゃ助かるわw」
新人「…チッ」
俺「一人で行くか?」
新人「…お願いします…。」
俺「そうだろうそうだろうwww」
新人「チッ」
てめえ。( ゚Д゚)




と言う事で、またまたコンビで引取りです
499: 2013/12/04(水) 21:58:01.04 ID:zdyr65j00
今回着いて行く理由は変死体以外にもう一つ。
日蓮系の宗派のテリトリーである事。
これがなかなかややこしい。仏壇を一目見て新人が理解できるとは思えない。
(結局学会だったので取り越し苦労だったんだが)
なんだかんだで後輩想いだな…俺w

車を走らせて数十分、隣市のとある市住へと辿り着く。
いつかの話にも出したが、エレベーターが有るか無いかは死活問題なので即確認w
(よかった…古いけどあった…。)
新人「なに焦ってるんですか?いざとなったら階段でも問題ないじゃないですか」

馬鹿め…いくら死後2日でも溺死は何があるかわからんのだ。これだから新人は…!
何か俺の変死体センサーがピコピコいってるが、この際新人には内緒にしておこう。
その方が毎回面白いリアクションしてくれるしなwww


とりあえず雨も降り出した事だし、ご遺体の確認にいきましょうか。

俺「行くか」
新人「今回は僕がメインですからね、僕が行きます」
俺「そのつもりだから大丈夫w」
新人「では、いきましょうか俺さん」


エレベーターで目的の階へ到着する。
廊下を歩いて行くと、人集りができていた。
(臭うな…)
恐らく身内の者であろう女性たちが開け放たれたドアの前でハンカチを口や目に当てながら佇んでいた。
(新人当たりだなw)
新人「あそこですかね?」
俺「そうらしいな…」
新人「失礼致します、○○会館で御座います。この度は誠に御愁傷様で御座います」
俺 ペコリ
親類「あら葬儀屋さん来られたわよ!ちょっと早く見てもらってよ!」
小太りの親類のオバハンががなる。


(こりゃやべーなwww)

新人「…くさ…」小声
俺「今のは聞かなかった事にしてやる…」
新人「俺さん、気づいてたんですか?」
俺「フロアに上がった瞬間にな。どうする?先頭は俺が行こうか?」
新人「バカにしないで下さい!今回は僕が行きます!」






無理すんなwww
501: 2013/12/04(水) 22:05:22.28 ID:zdyr65j00
そこは一般的な市住でまだ小綺麗な内装だった。居間にある四角い黒々とした物体を除けば…。

新人「⁈」
俺「失礼致します」
そこには死後二日とは思えない程壊死した肉と水分を含んで黒々とした皮膚。
小さな浴槽で座っていたであろう体育座りで固まった老婆の姿が四角い箱寿司の様な形で固まったままブルーシートの上に乗った状態で居間に置かれていた。
527: 2013/12/05(木) 19:27:25.99 ID:5/HHCpgQi
これはエゲツないな…。
喪主の長女らしき女性に話を聞く。
俺「失礼ですが、どのような状況で…」
長女「はい、電話ではお伝えしたのですが…伝わりにくい内容でして…」
そりゃそうだろう…(´・ω・`)
要約すると…
故人は高血圧を患っており足も悪い為、ヘルパーサービスを使いながら一人で生活していた。
いつもはヘルパーさんのいる時間帯に入浴していたがその日は何故か一人で入浴し、心筋梗塞を発症そのまま溺死した…と。
ただ、追い焚きをしたままの状態だった為火傷と壊死、腐乱のトリプルコンボが成立したとの事だった。

なるほど…そりゃ豆腐餻みたいになるわ。


俺「この状況はこちらでも想定の範囲外でして、一般的な納柩準備しか御用意出来ておりません」
長女「では母は…」
俺「一旦会館に必要な物を取りに戻りますので、暫くお待ちください。」
長女「分かりました…」



さて、どちらが取りに戻るかな。
552: 2013/12/06(金) 12:23:37.62 ID:/TCpWG/Zi
お昼休みです。
昨日は寒過ぎて風呂入ったら寝てしまいました…(´・ω・`)
真冬にバイクは無理があるわ…www
心配して下さった皆様、命の境界線は超えて無いのでご安心をwww
今日は忘年会で夜は書けないです。
今から余興の打ち合わせで席を外すので、なかなか書けないかも…。

待っているみんなに申し訳ない…!








AKBのフォーチュンクッキーを女装してフルコーラス踊りますwww
俺社畜の鑑www
553: 2013/12/06(金) 12:41:06.65
>>552
完成したらYouTubeかどっかにupしてくださいw
556: 2013/12/06(金) 19:49:18.77
>>552
乙です
がんばって盛り上げてください
564: 2013/12/06(金) 23:43:09.51
おどってまいりましたよwww
今からツベの確認に行きますwww
一応転載禁止出したので皆様に素顔を晒す事はないと思います。
出たらもう書けないですからね(´・ω・`)

今日は寝ます。右足親指に水膨れ出来る位の熱演しました。
嫁さんのブラジャーを拝借したのは内緒にしてね☆
568: 2013/12/07(土) 00:44:30.14 BE:4402814786-2BP(0)
おやすみなさい
569: 2013/12/07(土) 06:44:11.16 ID:axpL5t3C0
おはようございます(´・ω・`)
ジジイは朝が早い。二日酔いの頭痛ではなく踊りの筋肉痛で目が覚めるとは…。

毎度ぽちぽち書くよ。
570: 2013/12/07(土) 06:59:54.58 ID:axpL5t3C0
新人「じゃあ僕が取りにもどりましょうか」キリッ
俺「バカ言え…担当が残るのが当然だろう」
新人「」
正直どっちが戻っても問題はなかったのだが、気に入らないので残す事にした。
俺「しっかり喪主と話をしとくように」
新人「はい…」
俺「そんな不安そうな顔してたら当家も不安になるだろうが…嘘でもいいから澄まし顔しとけ」
俺にはスカしたツラするだろう…(´・ω・`)
新人「何かあったらTELしますんで」
俺「わかったわかったw」
新人「出て下さいよ?絶対ですよ⁈」

お前は小学生かwww

寝台霊柩車に乗り込み、会館まで資材を取りに戻る事にした。
往復と用意で最低一時間半は掛かる。
運転しながら考えてみると…あいつ…
ある程度腐乱現場には立ち会っているから無茶だけはしないと思うが、今回は親類も見ている事を念頭に仕事をしないといけない事…わかってるのかな。
俺「大丈夫だろw」








prrrr…
鳴らすのはえーよwwwまだ10分経ってねーよwww
572: 2013/12/07(土) 07:16:33.30 ID:axpL5t3C0
俺「もしもし?」
新人「問題発生です!」ヒソヒソ
俺「は?問題も何もないだろう」
新人「かくかくしかじか…」
俺「wwwマジかwww」



新人の話によると、近隣住民から異臭の苦情が来た。
出来るだけ臭いを抑えるようにして欲しいし、親類一同も参ってしまっている。
との事だ。
俺たちが行った時点で全ての窓は全開にされていたから相当遠方まで臭いは拡散しているとは予想はついていたが…www
新人はできる範囲で窓や換気口を締めて回り、臭いの拡散を防ぐ対策を取った様だ。しかし次は親族が臭いで吐き気を催して早々に退散してしまい現在御遺体と密室デート中らしいwww








男あげてるなwww
579: 2013/12/07(土) 14:51:57.00 ID:axpL5t3C0
絶賛デート中の新人はおいといて…www

あちゃー、混んでるwwwマジかwww
すまんな新人www到着は二時間後だわwww







~二時間後~
再び完全装備の俺は、故人と新人がいる密室へとやってきた。
但し空は曇天、湿度も上がり出した…。
(新人大丈夫かな…)
流石に心配になってきたwww
扉の前には親類が待っていた。
俺「お待たせしました。うちの館員は…」
長女「中で待っていると思います…多分」
可哀想にwww放置プレイも追加かよwww
580: 2013/12/07(土) 15:03:43.57 ID:axpL5t3C0
ガチャリ…




わお、フレッシュな腐敗臭だなオイwww
俺「おーい新人、待たせたなw」
あれ、新人がいない…どこだ?
まさか逃げたか…?
周りを見渡してみると、ベランダに人影が…。
てめえ…逃げてベランダに隠れやがって…!やることやってんだろうな!


ガラガラ…

俺「おい…」
新人「ゔぁい…」
俺「www」




哀れ新人…www
新人の真っ白だったシャツは黒茶色い水玉模様に染め上げられ、黒のネクタイの結び目辺りには吐瀉物の白い筋が…www
新人「俺さんが来るまでに関節を伸ばそうとしたんですが…」
俺「そうか…wよく頑張ったなwww」
新人「笑い事じゃないですよ…」


とにかく仕事を再開しよう。
まずは新人のシャツと俺のジャンバーを交換だなwww







無事納棺も終わり、梅雨の小雨降る中、裸にジャンバーという変態青年の顔色は蒼白だったのは言うまでもない。


581: 2013/12/07(土) 15:06:48.21 ID:axpL5t3C0
追記

新人は関節を伸ばそうとした時に、腕が腹部に癒着していることに気付かずに関節を持ったところに身体の中から汚汁が吹き出し、全身に喰らったらしい。
その後ゲロをぶちまけた様だwww
584: 2013/12/07(土) 17:10:30.93
>>581
新人さんはどうなったんですか?
やっぱりトラウマスイッチON!になったんですか?
587: 2013/12/07(土) 19:38:39.48 ID:axpL5t3C0
>>584
シャツとネクタイは買ってあげましたよwww
582: 2013/12/07(土) 15:10:30.31
そりゃ吐くわ~
583: 2013/12/07(土) 15:23:18.05
大変だなあ……(小並感)
588: 2013/12/07(土) 19:44:22.03
優しい先輩だなぁ‥
590: 2013/12/07(土) 21:34:24.23 ID:axpL5t3C0
適当にリクエスト答えようかな?
601: 2013/12/08(日) 16:36:28.30
じゃあオカルト話をお願いします。
608: 2013/12/08(日) 21:34:00.18 ID:w7iHvmMsi
では、オカルトというか…未だによくわからない経験をひとつ。

ぽちぽち書くよ
609: 2013/12/08(日) 21:49:33.44 ID:w7iHvmMsi
増える




仕事であるお寺に打ち合わせをする為に出向く事になった。
正直余り乗り気ではない。
依頼してきたのがシャクレだったのも大きいが、葬儀屋が寺に出向く時は大体変な頼まれごとや厄介事を押し付けられる事が多かった。
(めんどくさいな…しかも知らない寺だしな…正直帰りたい…)
ただ、これも仕事の内。面通しが出来るだけでもラッキーだと自分に言い聞かせながら車を走らせた。
到着した寺は、坂道が緩やかに続く旧市街地の中程にひっそりと佇んでいた。
(なかなか年季の入ったお堂だな…補修もされた形跡もないのにしっかりしてる)
広さは余りないが手入れされた砂利道と裏手に続く松林が奥行きを出していた。
610: 2013/12/08(日) 21:59:39.16 ID:w7iHvmMsi
さて、離れにでもいらっしゃるのかな?
ウロウロ…キョロキョロ…
俺「すいませーん。○○会館ですが、どなたかいらっしゃいますか?」

……。いない。

(シャクレの野郎…‼︎アポ取りしとけよ!)
完全に肩透かしを喰らってしまい、時間もぽっかり穴が空いてしまった。
(折角だから中を散策させてもらおうかな…もしかしたら境内の中にいるかも知れないし…)
今考えても毎回センサーが発動する時は変にポジティブ思考でウロチョロしてるんだよな(´・ω・`)
(松林の先はお墓かな…?しかし綺麗な廻廊だ…見た目よりかなり広いな…)
軒や甍を眺めながら涼しげな中庭を抜けて松林の入り口迄やってきた。
615: 2013/12/08(日) 22:21:32.21 ID:UNsHxze80
松林は山門側からはわからなかったが下に下る階段があり、その下に墓地があった。
(成る程、傾斜の分下が広くなってるのか…)
かなり急な石段を足元を見ながら降りて行く。
(歩きにくいな…)
階段は真ん中辺りで一度折れ曲がる形で連なり、踊場の様な場所に桶や柄杓等といった用具と水場があった。
水場を横目に階段を降りて墓が居並ぶ墓地まで来てしまった…。
誰もいない…。
春の彼岸も近いためか墓には色とりどりの墓花と手入れされた墓石が良く見えた。
(ついでだしな。拝んで行こう)
墓地の左奥手に積み上げられた無縁仏の墓石が見えたので、これも何かの縁だろうと手を合わせた。
(線香も持たずで申し訳ない。)

……よし。


戻るか。
617: 2013/12/08(日) 22:52:03.75 ID:UNsHxze80
その日は結局住職とは会えなかった。
シャクレに連絡したが、どうも行き違いで急な用事が入ってしまったらしい。
(仕方ない。出直そう。)
住職の都合に合わせて数日後に再度こちらから伺う形になった。
(時間もぽっかり空いたままだな…帰っても今日は暇だし)




ガサゴソ…。



(お、あったあったw)
それは枕飾りなどの仕事で使う線香では無く、完全な趣味で購入したお高い線香だった。
(後、確かこの辺に…)

ガサゴソ…

(これこれw)
ミニサイズのお鈴、鈴棒、ふとん付w
折角なのでもう一度無縁仏に線香を上げて帰ろうと考えた。
人探しのついでに手合わせしただけの不精は居心地も悪い。
(水場の下に六地蔵さんも居たな…)
少し線香も多めに用意し、また中庭を抜けて松林の階段まで来た。
折角水場があるので桶と柄杓もお借りして階段を降りた。
まずは六地蔵さん。



ち~ん…
ひとしきり線香を上げ、目的の無縁仏さんへ。
619: 2013/12/08(日) 22:59:55.62 ID:UNsHxze80
(さっきはすいませんでした、改めて線香を上げさせてもらいますね)

ちーん…


(ふぅ…)
俺「よっこらしょ…と」



あれ?


あれ?


あれ?…目、おかしくなったのかな…ゴシゴシ
うーん、見間違いかな。

何か無縁仏の山が一回り大きくなったような…。
見間違いだろうな。


あれ?
やはりおかしい。最初に拝んだ時には正面には古い字掘りされてない墓石が並んでたはず…地蔵さんなんかいたか?
でもセンサーがピコッてないんだよな…。





ヤバさが無いのに違和感だけが半端ない。
621: 2013/12/08(日) 23:13:02.37 ID:UNsHxze80
(気にしても仕方ないしな…どちらかと言うといい事したっぽいしw)
見間違いと思って帰ろうと振り向いた。




……ピコピコ来た…!
背筋に異様な緊張感が…!これはダメなタイプの緊張感だ…。どうするべ(;´д`)
(いい事したんじゃねーのかよ…‼︎)
ここは敢えて走る事はせず、緊張感が無くなる距離を取ろうと早足(ほぼ走ったが)で桶と柄杓を持ち、お鈴を片手に歩き出した…。

(oh…お高い線香全部忘れた…!)
仕方ない…センサーと線香ならセンサーだ…(`;ω;´)





多分振り向いたらヤバい系ですよね~…。
623: 2013/12/08(日) 23:20:49.00 ID:UNsHxze80
油断した瞬間にセンサー鳴るとか理不尽だろうが…!
必死に階段まで早歩きでたどり着き、踊場で柄杓と桶を返した。
緊張感は去ったがお高い線香への後髪はあったので振り返って無縁仏の山を見た。



チラッ



あれ?何にもない。お高いんですが、あの線香…(´;ω;`)
さっきまであったはずの線香の束が見えない。怖くなってきてお高い線香は諦めて早々に退散することにした…。
だって怖いんだもん…(´;ω;`)
墓の何かさんがいるなら使ってくれよ。
お高いんですが。ホントに…。
625: 2013/12/08(日) 23:34:16.34 ID:UNsHxze80
ヘタレの俺は無縁仏の山がどうなったかも確認せず、線香の所在も確認せずに境内を出てきてしまった。
(なんだったんだ…あれ)
背中にはビッショリの汗と寒気…。
スーツを着てるから尚の事だが、少し蒸すので上着を脱いだ。










なんじゃこれ…!
多分線香の灰だろうが…。









手形がついてました。無人なのに。クリーニングしたばかりのスーツなのに。触られた感覚は皆無なのに…。



その手形は、引っ張るように指と指で摘まんだような形に見えた。
手形かどうかは分からないし風もあった。
何かの拍子に付いたのかも知れない…。
そう思わないと色々怖いからそう思って寺を後にした…。




結局後日に住職に会いに行ったのは先輩。
俺は縁が無く、現場に入っていた。



縁が無くて良かったのかも知れない。

そんな気がする。







追記 お高い線香のお値段は一束諭吉さん二人はするよwww
627: 2013/12/08(日) 23:39:56.41 ID:UNsHxze80
ジジイはねます。
おやすみなさいノシ
628: 2013/12/08(日) 23:42:00.75
おやすー
またあした!
629: 2013/12/08(日) 23:52:24.91
おやすみ!毎日楽しみにしてる!
身体気をつけてなー
691: 2013/12/10(火) 18:32:43.53 ID:TYgku3ZNi
>>685
葬儀屋は遺族の手伝いしか出来ないからやれる事は出来るだけやりたいんだお(´・ω・`)
故人様の御冥福と、>>685の健やかなる人生をお祈りします。
651: 2013/12/09(月) 17:49:41.82 ID:jSYTtevFi
では、俺が初めて最後のお別れの挨拶を泣き過ぎて出来なかった時の話をしよう。
話は長くなってしまうかもしれないが、宜しく気長に頼みます。

ポチポチ書くよ(´・ω・`)
652: 2013/12/09(月) 17:56:04.09
泣きたくないから水分取るの控えとこう
653: 2013/12/09(月) 18:04:56.60 ID:jSYTtevFi
骨と手紙





俺が一人前に仕事をこなせる様になり、先輩のフォローも要らない位にはなった頃の話だ。
世の皆様はGWなる散財連休を楽しんでいる時。5月の頭なのにまだまだ寒かった様に覚えている。
俺「また渋滞っすよ…嫌になりますよね」
オバ「世の中は華のGWだしね~…」
前の葬儀の事務処理をしながらオバちゃんと息抜きをしていた時だった。
prrrr…ガチャリ
俺「○○会館でございます…はい…はい…はい…宜しくお願い致します…」ガチャ
オバ「入ったの?」
俺「ヤバいっすね…どこもかしこも今詰まってるんですけど、ウチの会員みたいで…」
※ウチも互助会的なシステムがあります。
オバ「最悪返金して他社に振る?」
俺「ありなんですけど、ウチでやりたいらしいんです…しかもココ指定で…」
オバ「⁇珍しいわね…詳細見ていい?なんならこのまま入るけど?」
(このまま入れる気マンマンですけど?)

喪主は女性、どうも嫁さんの様で旦那(故人の息子)は他界している様子。
親類は多地域に渡っているらしく、掌握は難しい。しかも故人(女性)の子供は8人おり、親類は膨大な数になりそうだ。

あと、この会館で故人の旦那を送った経緯がある模様。
654: 2013/12/09(月) 18:25:36.00 ID:jSYTtevFi
(うーむ…)
正直返金は上がうるさいので避けたい所だが…このまま行くと通夜が2日後になってしまう…。(友引を挟むからね…(´・ω・`))
とりあえずウチの会館でやる方向で見積りしに行くとしよう…。


車で30分程の所に当家はあった。
古い土壁造りの日本家屋。古い看板が掛かっており、昔は薬の問屋的な商売をされていたようだ。

ガラガラ…
俺「失礼します…。○○会館でございます。」
「はーい」
若い娘さんの声がして、清楚な感じの娘さんとすらっと背の高い青年が出迎えてくれた。
青年「こんなところで申し訳ないですが…祖母の為にわざわざありがとうございます」
俺「いえいえ、ご丁寧にありがとうございます。この度は誠にご愁傷様でございます…」
(見た目の割りにはしっかりして好感の持てる青年だな…。今時珍しい)


古い旧家だけあって、土間と上がり框の落差も大きく、何だか薄暗い感じがするが、其処彼処に生活感、経年を思わせる古傷や擦り切れがあり、安心感がある家に思えた。
656: 2013/12/09(月) 18:38:55.12 ID:jSYTtevFi
見積りの内容は割愛するが要約すると…
親族が多いので親族だけでやりたい。
(喪主は付き合いが下手の様で、旦那が死んでからは尚更の様だ)
故人の意向でウチの会館でやりたい。日程は任せる。
(故人の)長女と次男が帰って来るまで出来たら待ちたい。
(これは孫である娘さんや青年の意向)
出来るだけ安く抑えたい。
(正直、金が有る様には見えなかった)


問題は…日程のみに絞られた。
ウチの地域では荼毘に伏してからする骨葬はあまり歓迎されない。親族だけの式なら可能だろうが、問題は長女と次男の連絡が未だにつかない点だ。

しかし、会館と斎場を押さえなければ話にならない。会館は既に最速の日程で確保は出来たが、斎場が取れない…。
近場の斎場を虱潰しに当たるが、どうにも上手くない。
日程調整をしていると、青年の携帯電話が鳴った。
668: 2013/12/09(月) 23:06:58.18 ID:l9coKiz00
どうも次男からの連絡で、北の最果てから飛行機で帰るから何とか二日後には間に合いそうだ。そちらの状況を教えてほしい。
との内容だそうだ。
その後には長女から連絡があり、東欧から最速で帰っても二日後だとの事。




仕方ない…


俺「正直申し上げまして、二日後には炉が空いておりません。会館も法事が入っておりご用意が出来ません…ご親類の到着をお待ちになられるのであれば、全ての条件を満たすのは5日後になります…。」
嫁「それじゃあ義母は…」
俺「ドライアイスで防腐に努めますが、正直申し上げて経験上お体が保つとは思えません…」
(正直な話だ…無理なら他所に頼もう…)
青年「構いません!先程伺った骨葬という形でも…!お願いします‼︎」


正直な感想を言うと、こいつバカなの?
というのが感想なんだろうが…。
あんなに真っ直ぐな目で頼まれたのは記憶にない程久々だった…。
何故だろう、即答で「わかりました」と
答えてしまった。
やるからにはかなりの障壁があるのは覚悟しなければいけない。





これから青年との二人三脚とも言える長い長い準備と式が始まる。

(割愛するけどね。)
692: 2013/12/10(火) 18:44:14.57 ID:TYgku3ZNi
会館の日程を斎場に合わす為、ギリギリの調整が何とかついた。
会館は一番小さい会場になってしまうのは前以て伝えたが、喪主の奥さんの歯切れの悪さにはあまり感心できなかった。
何を言っても「はぁ」とバツの悪そうな返事しか帰って来ない。
自然と窓口は青年に変わっていった。
見積りや会館の設営など、段取りを進めて行く中で、彼や彼の姉、親戚は皆一様に故人を敬愛している様子が伺えた。
先に亡くなられた祖父が大層厳しい人物だったらしく、孫や子がしかられて泣いていると抱きかかえ、「いいよ、大丈夫」と笑って慰めてくれる優しい方だったと口を揃えて言っていた。
晩年は足が悪くなり、車椅子生活だったそうだが、料理や食べ歩きが好きでよく一緒に出掛けたそうだ。
何故か自分の祖母に面影を移してしまう事が多々あり、自分は祖母にそれだけの触れ合いや楽しみを返して上げられたのだろうか…と考えさせられた。
694: 2013/12/10(火) 19:10:37.50 ID:TYgku3ZNi
ただいま。
飯食ってきます
703: 2013/12/10(火) 21:03:38.14 ID:TYgku3ZNi
さて、酔いが先か眠気が先かのカキコタイムのはじまりですwww
ジジイはどちらも弱いwww

ぽちぽち書くよ(´・ω・`)
704: 2013/12/10(火) 21:19:31.03 ID:TYgku3ZNi
日は流れ通夜の朝。
流れ的にはまず斎場に行き、故人を荼毘に付す。骨上げを終えてからのそのまま会館へ来て頂く流れになった。
勿論霊柩車は俺が運転し、斎場まで送り届ける。
自宅前からの出棺は何か、えも言えない雰囲気で執り行われた。
俺もあまり経験はないが、荼毘に付してからまた通夜を行う。
これは葬儀を体験した方なら容易に想像が付くと思うが、炉で焼かれて骨になった故人と再開した後、電照写真を見せられても冷めてしまう。実際の故人は既に骨壷に収まって小さくなってしまっているからだ。

(なんだかな…。自宅を出る時に既にピークだったんだし…)

そんな事を考えていると、青年が話し掛けて来た。
青年「すいません、俺さん…」
俺「何がですか?」
青年「俺さんが骨葬を躊躇った理由がようやくわかりました…」
俺「まぁ、仕方ないですよ。故人の意思は何物にも代え難い…だから君も押し通したんでしょ?自信を持ってw」
青年「人間、生きて焼かれて骨になって…それで人の繋がりは焼けて無くなるのですかね…」
俺「…」
青年「すいません、何か偉そうにw」
俺「いえ、素晴らしい感性を持たれた方だと感心してしまいました…こちらこそ申し訳ない…」




飾った祭壇の前で2人きりでそんな話されたらグッとくるじゃねーか…(´;ω;`)
705: 2013/12/10(火) 21:26:13.06 ID:TYgku3ZNi
通夜は滞りなく行われた。
祭壇前にあるのが故人の棺ではなく、骨壷だという以外は…。
(実際は右側の上座に鎮座してもらうんだが。)
喪主の挨拶も程々に、通夜振る舞いが始まる。
(さて、そろそろ明日の話でもしに行こうかな…)
事務所から時間を見計らって控え室に向かおうとしたその時だった。
中年男「どういう事だ!なぜ母さんがもう骨になってるんだっ‼︎」
中年女「そうよ‼︎聞いてないわ‼︎せめて私達が来るのを待てなかったの!」
喪主「あの…その…」アセアセ


(予想はしてたけどな…(´・ω・`))
706: 2013/12/10(火) 21:30:11.40 ID:TYgku3ZNi
遠方より来たりし血縁…。
次男と長女。
恐らく喪主ではこんな事になるだろうと思い、何度も釘を刺していたんだが…。
(仕方ない…泥被るか…)テクテク
俺「あの…」
ガチャリ!
青年「叔父さん叔母さん!」
俺「⁈」
青年「これは俺たち孫がばあちゃんの遺し」
707: 2013/12/10(火) 21:30:44.11 ID:TYgku3ZNi
すまん誤爆だ…www
708: 2013/12/10(火) 21:41:06.17 ID:TYgku3ZNi
青年「これは俺たち孫がばあちゃんの遺思を汲んで葬儀屋さんにも無理やり頼んだんだ!世間一般ではおかしい事だとも周りにも言われた‼︎それでもばあちゃんの好きにさせてあげたかったんだ!」ガバッ

俺「‼︎」

青年「お願いします‼︎どうか…どうか…!」

青年は何の躊躇いもなくその場で土下座をした。

俺たち葬儀屋は人に頭を下げる仕事だと思っている。
だが、土下座をした試しはない。
(後々したけどね…(´・ω・`))



さしもの実子である2人も海外に住んで母の面倒を孫や嫁に任せっきりだったのもあったのだろうか…。青年の気迫に気圧されて静まり返った…。


中年男「青年がそこまで言うなら仕方ない…幸い近隣の方の目には止まらないようだしな…」
中年女「そ、そうね…」

(それでも噛み付いたら鬼だわw)



何故そこまで祖母にこだわるのか、若い身空で頭を下げるだけの理由は彼からはまだきいていない。
ただただ…此方の胸にはしっかりこの青年の為にもサポートしなければ…!
という気持ちで一杯になった。
712: 2013/12/10(火) 22:06:59.90 ID:TYgku3ZNi
今に思えば、故人には子供が8人。
孫にも嫁や旦那、ひ孫もいた。そんな難しい話や人間関係を見せたくなかったのだろうか…。彼は一身に受ける事で丸く収めようと若いなりに考えて考え抜いた行動だった様に今は思う。


喪主、長女、次男。青年を含めた4人と再度明日の葬儀の確認を行った。
あの土下座を見た後だw誰も何も言わないw
スムーズに確認も終わり、席を立とうとした。
青年「あの、すいません」
俺「なんでしょう?」
青年「まだ書けてないんですが、ばあちゃんに手紙を書いてるんです。」
俺「それはいい事ですね」
青年「出来たら明日の式の終わりに読ませてもらいたいんですが…」
俺「故人様も大層喜ばれますよ、お時間は作りますのでゆっくり思いを伝えて下さい。それでは失礼致します…」


(ホントは明日の朝にでも喪主挨拶の後に孫から送辞をしてもらおうと思ったんだが…w先手打たれたわwww)
713: 2013/12/10(火) 22:18:31.41 ID:TYgku3ZNi
何か全てが彼の思いを中心に回ってるんじゃないかと錯覚する程に彼の思いに飲み込まれたまま、式の当日を迎える。

坊主に孫代表からの手紙があるから少し席を立った後に時間を頂きたいと伝えた。
坊主「彼の事はよく知っているよ…いい青年になった。私も席を立たずに臨席させて頂こう。」
俺「承知致しました…。彼は我々には眩しいほどに真っ直ぐで、正直見てられないですねw」
坊主「正にw皆の優しさの結晶ですな…故人も喜ばれるでしょう」
俺「今日は宜しくお願い致します」
坊主「此方こそ」
多分本当の意味で坊主にお願いをして頭を下げたのはこれが初めてだった様に思う。
714: 2013/12/10(火) 22:28:52.89 ID:TYgku3ZNi
式は親族のみの至ってシンプルな葬儀だった。




いよいよ青年にマイクを渡す。
※フェイクはいれるが、ほぼ原文に近い内容に拙いながら書く。

青年「ばあちゃん…まだ僕はばあちゃんが死んだなんて実感がないんだ…。
だからこの手紙も書くかどうか迷った…。
書いたら本当にばあちゃんが遠くに行く様に思えたんだ…。でも皆の代表で今日は頑張って書いたんだ。ばあちゃん…聞いてね…」


青年「俺や姉ちゃんがじいちゃんや父ちゃんに叱られたら、いつもばあちゃんが優しく慰めてくれて嬉しかった…。
俺たちが大きくなって家を出たり学校や仕事であまり話せなかったり疲れていた時には、必ず甘い物とお茶を持ってきてくれて話を聞いてくれたね…。
足が悪くなってからは食べることが唯一の趣味になって、よくご飯を食べに行った。僕が仕事を始めてお金が出来ても、必ず「これはばあちゃんが払うから、あんたはもっと大事な時の為にお金を使うんだよw」と笑顔でたしなめてくれた。」
716: 2013/12/10(火) 22:40:41.74 ID:TYgku3ZNi
青年「だから僕は彼女と結婚する時の為にお金を貯めようと決心したんだ。ばあちゃんが生きてる内に晴れ姿を見て欲しかった…。
身体がどんどん弱って老人ホームにお世話になりだした時、見舞いのお土産を僕たちに持たせて帰ろうとしたり、自分よりも僕たちを離れていても思ってくれていて本当に嬉しかった…。
でも、それからどんどん食べたいものも飲みたいものも喉を通らなくなって痩せていくばあちゃんを見るのは…本当に辛かった…。
顔を見るのも辛い日が続いてもばあちゃんはいつもニコニコしてたね…。
本当は死ぬ程辛かったのはばあちゃんなのに…‼︎」

ここで流石の青年も嗚咽を抑えきれなくなり、一旦スピーチが止まる…。


青年「…ばあちゃん、話したいことはまだまだ沢山あるけど、それじゃあばあちゃんも眠れないよね…w
寂しくなるけど.悲しいけど…離れたくないけど…これでさよならです。
ありがとう、ばあちゃん。安らかにお眠りください…」







泣くわ!
717: 2013/12/10(火) 22:43:01.61
あーーーーーーーーーーーーー。だめだ。泣けてたまらない。
おばぁちゃんとおじぃちゃんに会いたくなって来た。
718: 2013/12/10(火) 22:54:25.26 ID:TYgku3ZNi
既に俺の涙腺は決壊寸前の状態。
俺「誠に…心に響く…お手紙ありがとうございました…。これにて故○○様、葬儀告別、閉会でございます…本日は。誠にご臨席ありがとうございました…」




式が終わり、青年の元に話をしに行った。
勿論あの手紙の事に礼を言おうと思ったからだ。
あの手紙がなければ形式だけの葬儀になってしまったのは間違いないからだ。
俺「本日はお疲れ様でした…。手紙、感動しました。」
青年「はは…w実は昨日俺さんに啖呵切ってから寝ずに考えたんですけどね…書きたいことが多すぎて結局…」ガサゴソ






喪服の胸元から出した手紙の中身は白紙だった。




俺「………(泣)」
青年「俺さん、どうしたんですか?」
俺「ぃや、何もないっす…」




白紙であれだけ人の心を打つ言葉を発せる
表現力と心の叫び。全ては故人の生前の愛情の成せる技なのだろう。






719: 2013/12/10(火) 22:57:08.63 ID:TYgku3ZNi
ホント…文才ないわ…(´・ω・`)
伝わったんだろうか…
725: 2013/12/10(火) 23:11:37.57
>>719 ヘタレ葬儀屋さん

伝わってます。
涙、止まらないです。
青年が、おばぁちゃんにどれだけ愛され、
そしてまた青年がどれだけおばぁちゃんを愛していたか。
家族愛っていいですね。



そして、ヘタレさん。

今日、供養は気持ち云々とヘタレさんに何度か励まして貰った
レスを読んでいて気付いたのですが、
私のIDが夫と私の名前、ラッキーナンバー、出身地が詰め込まれているIDでした。
もうすぐ結婚記念日。その後すぐに一回忌。
なんだか夫に気持ちが伝わるよってヘタレさんに励まされた後に気付いたから、
なんだか、夫に気持ちが届いた様な気になりました。

何回もカキコすみません(-_-;)


珍妙なお話も待っています!
726: 2013/12/10(火) 23:17:30.43 ID:TYgku3ZNi
>>725
たまには俺のオカルトが役に立ったのかなwww
肌に触れる温もりは無くとも心に触れる温もりは必ずそこにある。それを彼は教えてくれたんです。
728: 2013/12/10(火) 23:25:13.76
>>726

心に触れる温もり…。
ありがとうございます。

この1年、本当に愛してるなら置いて逝かなかっただの、
本当に愛してるなら何で逢いに逝かないだだの、
夫が成仏出来ないのは私の所為だの、
周囲から色々言われ過ぎていて、疲れていました。

オカルト現象よく視るのですが、夫だけは直にはまだ視てなくて。
ヘタレさんと関わってようやく不思議なパワーが動いたのかなwww

ありがとう。今夜は少しは眠れる様な気がします。
720: 2013/12/10(火) 23:00:50.26 ID:TYgku3ZNi
キリがいいので今日はこれまで~。
722: 2013/12/10(火) 23:03:32.28
この青年は将来大物になるわ‥
723: 2013/12/10(火) 23:09:39.49
ヘタレさんのこの文章も、青年の手紙の如き破壊力で涙腺決壊しました・・・。
大丈夫です、ちゃんと伝わっています。
いつもありがとう、ヘタレさん。
あなたとこのスレに出会えたことに改めて感謝。
724: 2013/12/10(火) 23:10:15.67
あれ…おかしいな…画面が滲んでよく見えないや…




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