bandicam 2018-01-13 20-32-59-910

1: 2014/05/02(金)22:00:22 ID:CX0UiozLm
文字通りの話だが聞いてくれ。
俺は田舎に住むただの高校生だった。
違うとすれば好奇心が周りよりも少々旺盛だったってことか・・・
当時、俺はサバイバルという漫画にど嵌りして、サバイバルに憧れてた。
そのことと、元からサバイバルや遭難んということに憧れていた俺は山でサバイバルすることにした


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2: 2014/05/02(金)22:01:00
ふむ
6: 2014/05/02(金)22:03:50 ID:CX0UiozLm
当時バイトをしていてそこそこ金があった俺は有りっ丈の金をサバイバルに注ぎ込もうとした。
しかし、俺は「準備万端で挑むサバイバルなんぞあるか」という思考に陥り。
自分の身一つで山に踏み込むことを決断した
7: 2014/05/02(金)22:04:11
わくわく
9: 2014/05/02(金)22:05:30
いいぞ続けてくれ
14: 2014/05/02(金)22:08:54 ID:CX0UiozLm
季節は夏真っ盛り。
流石に一人じゃつまらない。ということで、サバイバルをよく読んでいた、Aという奴をサバイバルに誘った。
Aと俺はほとんど話したことが無かったから、Aは「は?」って感じだったけどサバイバルの素晴らしさを説いたら一緒に来てくれることになった
18: 2014/05/02(金)22:13:14 ID:CX0UiozLm
俺とAはその日の為に毎日のようにトレーニングを重ねた。
殴り合いやランニングに筋トレ、ネットで調べた怪しげな修行までやっていた。
2ヶ月ほど修行を続けた俺とAの肉体は以前に比べかなり強靭なものとなっていた
20: 2014/05/02(金)22:14:24
殴り合いってなんだよ…
21: 2014/05/02(金)22:16:42 ID:CX0UiozLm
強靭な肉体と無敵の精神力を手に入れた(つもりだった)俺達は7月後期を決行日に選んだ。
理由は簡単で休みがたくさん取れる夏休みだったから。
俺達は一日や二日で終わるような生半可なサバイバルを望んでいなかったからな
22: 2014/05/02(金)22:19:34 ID:CX0UiozLm
殴り合いっつっても本気じゃないぞ。
夏休みに入り数日後、俺達は学校前に集合しとうとうサバイバルに出発した。
地獄のサバイバルにな・・・
23: 2014/05/02(金)22:20:24
>>22
文章がうまい
ワクワク
27: 2014/05/02(金)22:22:48 ID:CX0UiozLm
>>23
ありがとな

服装は至ってラフなものだった。
俺は硬質の布で出来た防御力?の高い服。
Aはかなり薄めのラフなTシャツ
25: 2014/05/02(金)22:22:20
フムフム それで
28: 2014/05/02(金)22:24:05
はよはよ!
31: 2014/05/02(金)22:25:31 ID:CX0UiozLm
もちろん、荷物は両者とも持って来てない。
あるのは鍛え上げられた肉体と精神のみ。
もちろん、計画もくそもなかった。ただただひたすら進み、自分たちの限界を試したかった。
親には「友達の家に遊びに行く」と言って許可を得た。
普段から真面目だった俺は親から簡単にOKを貰えた。もちろんAもな
34: 2014/05/02(金)22:27:54 ID:CX0UiozLm
「もう後戻りは出来ねぇぞw」と俺が言うとAは「当たりめぇだろwこのまま日本一周行っちまうか!?ww」と笑いながら答えた。
こうして俺達は闇に足を踏み込んでしまったのだ・・・!
37: 2014/05/02(金)22:30:54 ID:CX0UiozLm
その日は超快晴だったので森特有の閉鎖感は全く感じなかった。
木の葉の隙間から零れる光がまるで俺達を照らす生命の光のようで、俺達はより一層テンションが上がり一気に山を駆け上がった。
40: 2014/05/02(金)22:33:02
>>37
この文才
41: 2014/05/02(金)22:33:49 ID:CX0UiozLm
そこの山では危険な動物とかが結構出る・・・ということは知っていたが、当時の俺たちからすれば危険な動物なんぞただの食料でしかなかった。
俺達は取り敢えず石を削って磨製石器的なものを作り、自分達の身を守り、敵を狩る武器を作成した
42: 2014/05/02(金)22:35:22
それで それで?
43: 2014/05/02(金)22:35:25
ちょっとガチで
闘いにいってんじゃん
44: 2014/05/02(金)22:40:47 ID:CX0UiozLm
「「うぃぃぃぃいwwヤッハーーーーー!!!」」
俺達は普段はあんまり目立たない根暗なキャラだった。そこまで根暗なキャラって訳でもないが、少なくともリア充グループとは程遠い存在だった。
だからこそテンションが上がった。自分達を隠す必要も無かったからな。まさに現実からの解放だった。
その結果がこの咆哮であった。
鳥達が一斉に飛び立ったのが、俺達を敵と見なしてくれたみたいでめっちゃ嬉しかった。

風呂に入ってきます
45: 2014/05/02(金)22:42:57
まってるぞ
46: 2014/05/02(金)22:43:38
焦らすなー
47: 2014/05/02(金)22:44:27
風呂は命の洗濯
仕方あるまい
56: 2014/05/02(金)23:05:56 ID:CX0UiozLm
ただいま、戻りましたw

雄叫びを上げながら俺達は走り続け、結構の距離を進んだ。
俺「はぁーw俺らマジで頭おかしいだろww」
A「いやいやww先に叫びはじめたのてめぇだろwwクラスのみんなに広めてやんからなww」
俺「てめっwやめろw」
A「冗談冗談ww」
こんな感じのやり取りを俺達は10分ぐらい続けて、再び険しい山道を進みはじめた
58: 2014/05/02(金)23:10:07 ID:CX0UiozLm
山に入ってから約4時間。
当然、腹が減る。
俺達は何を食うか迷った。
昆虫?いやいや無い無い
動物?そんなん見つからん
そこで俺達は結論を出した。

じゃあ、魚釣りに行くか!!
59: 2014/05/02(金)23:13:14 ID:CX0UiozLm
ちょうど近くに川が見えた俺達はそう決断し、魚を釣ることにした。
竿も餌ももちろん自分達で作り・・・
糸と針は・・・近くに落ちていたのを拾いましたw
60: 2014/05/02(金)23:14:15
>>59
何とか見てる眠いけど
61: 2014/05/02(金)23:17:51 ID:CX0UiozLm
>>60
すまんwここら辺ちょっとまったりしてるからなw

まあ、そんなこんなで魚を釣った俺達は魚を食べ、残りの分を保存食としてとっておくのであった。
そして、この日は特に何も無く終了。
夜の山は怖いんだろーなーって思ってたけど、案外そうでもなく河原っぽいところで夜を越えた
62: 2014/05/02(金)23:24:27 ID:CX0UiozLm
二日目。
そん時の俺達は気付いてなかったが、俺達は相当やばい所にいたんだと思う。
やばいって言っても霊的にやばい所という訳じゃなくて、地理的にやばいって意味な。山のスゲぇ奥にいたからな
っつっても、アドレナリンドッバドバの俺達がそんなことに気付くはずもなく、俺達はそのまま山を進み続けた。
63: 2014/05/02(金)23:31:21 ID:CX0UiozLm
といってもこの興奮状態がいつまでも続く訳じゃない。
得体の知れない何かに、体がじんわりと冷えていくのが何と無くわかった。
といってもそれは当然のことだった。
周りを見渡しても存在するのは、木と林と森と山のみ。そして、どれだけ歩いてもどれだけ歩いても、変わることの無い景色。
光を失い、どんどんと闇に飲み込まれていく世界。
その時、初めて理解した。
自然の偉大さを。人間の無力さを。

俺達が置かれている状況のヤバさを・・・
64: 2014/05/02(金)23:37:49 ID:CX0UiozLm
見てる人いますか?

コンパスも無し。
地図も無し。
空の多くは闇に包みこまれ、周りの状況の確認すらままならない。
いや、確認出来たところであってもどうにもならないであろう。

なぜなら、進めど進めど変わらない景色が俺らを待ち構えているだけだから・・・
65: 2014/05/02(金)23:38:39
余計な文読みたく無いからじっと待ってるんじゃね
66: 2014/05/02(金)23:38:52
おるでそのままそのまま
67: 2014/05/02(金)23:39:35
見てるで
69: 2014/05/02(金)23:46:18 ID:CX0UiozLm
わかりました。見てる人がいてくれて嬉しいです

俺「マジでヤバいだろ・・・これからどうする・・・?」
A「いや・・・どうしようもねぇだろ・・・遭難とか山のヤバさがわかった気がする。俺ら完全に舐めてたわ・・・」
俺「取り敢えず今日はここで休むか・・・下手に動くとヤバイらしいし・・・」

俺達はその後、気を紛らわすためにテンションを上げて喋り捲った。
でも、所詮はガキだ。
よくわからない動物の呻き声が響いたり、変な気配がそこら中にある闇の領域でいつまでもマトモな精神状態でいられる訳がない。
70: 2014/05/02(金)23:49:21
こわすぎ
71: 2014/05/02(金)23:49:56
破ァッ!
74: 2014/05/02(金)23:59:20 ID:CX0UiozLm
自分で言うのもなんだが俺は何か異質な力を持っていた。
その何かは俺にもわからんが、わかりやすく言えば「危険予知」って所だ
危険が迫ったり、ヤバイもんが近くにいると、なんかヤバイ気分になる。
詳しくは説明出来んが、取り敢えず落ち着かなくなる。

そして、とうとうその力が発動した。発動しちまった。
全身の肌が逆立ち、毛穴からは冷や汗がグッと沁み出す・・・。

俺「やべえ・・・逃げるぞ・・・」
A「は?」
俺「いいから・・・ここから離れるぞ!ガチで・・・ガチでヤバい何かがいる!!!」

俺達は荷物を置き去りにし、一生懸命にその場から離れようとした。

しかし、時既に遅し。

目の前に待ち受けるは恐怖を越える「絶望」。

俺は絶望した。

歯がガタガタと震え、目からは涙が滝のように溢れ出る。口からは情けない声が漏れ出し、まるで許しを乞うように地面にしゃがみ込む。負けを認める行為だ。
俺の本能はアレに勝てないと判断したのであろう。




俺達の目の前には・・・鉈を持った女がボンヤリと立っていた
75: 2014/05/03(土)00:00:16
なたでここ・・
76: 2014/05/03(土)00:01:57
>>75
おい
77: 2014/05/03(土)00:02:00
予想以上に怖かった
78: 2014/05/03(土)00:10:21 ID:eouiZ3sY9
極めて理解不能な光景だった。
深い深い夜の森に、一人佇む鉈を持った女。
この状況を笑って過ごせる人間はこの世にいるのであろうか?

いないだろうな

もし、いるとすれば頭のネジが外れている奴ぐらいなものだろう。
それほど、現実離れした光景だった。
そして、既に精神を削り取られていた俺はこれを機に精神がぶち壊れた




「うがぁぁぁああああああああああ!!!!!!!」
80: 2014/05/03(土)00:16:28 ID:eouiZ3sY9
女が来た。
俺達に剥き出しの殺意を向けてやって来た。
鉈を振り上げてやって来た。

「・・・」

無言だった。俺達は無言で走り出した。
もう、何もなかった。本当に空っぽだった。空っぽになって逃げ出した。
無我夢中とかじゃなくて、本当に空っぽだった。
そこから2時間ぐらいは逃げ回った。
あの女の足は異常に速く、学年でもTOP3に入る俺達に充分匹敵する速さであった。
81: 2014/05/03(土)00:20:17 ID:eouiZ3sY9
俺達はなんとか女を振り撒いて、木の影に隠れた。
友人の足を見ると友人の足は地に染まっていた。つか、俺の横腹からも血が出ていた。
恐る恐る俺は傷口を見た。
ぶった切られた腹を見て、俺はその場で卒倒した。
83: 2014/05/03(土)00:22:03
怖過ぎ
85: 2014/05/03(土)00:26:09 ID:eouiZ3sY9
で、多分、10時間ぐらいは眠ったと思う。
多分、午後の3時っ頃に俺達は目を覚ました。
周りを見回してみたが、あの女はどこにもいなかった。
夢かな?と思ったけど、自分の腹の傷を見てその考えをすぐに取り消した。
でも、精神はかなり安定していた。
何と言っても周りが結構明るかったからな。
でも、足を切られていたAの歩くペースはかなり遅く、段々と周りが赤く染まっていった。
それと同時に先程の恐怖感が胸の奥からこみ上げてきた。
86: 2014/05/03(土)00:30:49 ID:eouiZ3sY9
そして、そこから30分程歩き続け、今まで鬱蒼としていた森を抜けて、かなり開けた広場に出た。
どうやら山の頂上らしい。
そして、下を見下ろすと寂れた寒村がある。
「これで助かった・・・」
俺は安心した。



が、もちろんの如くそう甘くは無かった。
91: 2014/05/03(土)00:38:09 ID:eouiZ3sY9
俺の10mぐらい後ろには鉈を持った女の子が立っていた。歳はだいたい俺と同じくらいだった。
不思議なことに恐怖心とかはほとんど無かった。
そんでもって、心がすご~く穏やかだった。
「結構かわいいな。お前」
俺はなぜかその女をかわいいと言った。まあ、でも、実際結構可愛かったしな。
その女は鉈を持っている当時俺が恋していたひぐらしのレナに
92: 2014/05/03(土)00:38:45 ID:eouiZ3sY9
似ていた。
94: 2014/05/03(土)00:45:00 ID:eouiZ3sY9
そして、俺とそいつは戦った。
舞台は本当に最高だった。
山奥に存在する大きな山の頂上という場所も最高だったし、何より真っ赤に燃え滾る夕日の中が美しかった。
本当に美しかった。
まるで、視界に映るものがすべて燃えていると錯覚するかもしれない程、夕日は真っ赤に燃え滾っていた。
96: 2014/05/03(土)00:49:21 ID:eouiZ3sY9
そして、雨が降り出した。
いわゆる、狐の嫁入りって奴だ。
燃え滾る夕日と小粒の雨と少し強い風が最高に・・・最高に気分が良かった。
本当に最高だ。
あの瞬間は今でも鮮明に覚えてる。

この世界の何もかもがあまりにも・・・




儚く見えた。
97: 2014/05/03(土)00:52:35 ID:eouiZ3sY9
次の瞬間、俺はその女を叩き潰した。
もちろん、正当防衛って奴でだ。
ボコボコにした。
男と女の力の差を見せ付けてやった。
女はなす術無く俺に潰された。
俺はその女を近くの寒村に運び、そのまま友人と家に帰った。

終わり
98: 2014/05/03(土)00:53:18
は?
100: 2014/05/03(土)00:54:59
後日談は?
101: 2014/05/03(土)00:55:35 ID:eouiZ3sY9
そいつとはその後センター試験で偶然会いました。
102: 2014/05/03(土)00:55:38
というかなんか急に終わったな
103: 2014/05/03(土)00:56:28 ID:eouiZ3sY9
急というか、本当に一瞬でした。
104: 2014/05/03(土)00:57:19
105: 2014/05/03(土)00:58:16 ID:eouiZ3sY9
ちなみに全部僕の妄想です。
人生初の釣りでした・・・w
106: 2014/05/03(土)01:00:50
>>1
よくやった
序盤の話は人を引き込ませるいい構成だったぞ
108: 2014/05/03(土)01:08:53 ID:eouiZ3sY9
>>106
最後の方はちょっと辛くなりました。黒歴史全開って感じでw
107: 2014/05/03(土)01:01:42
もっと詳しく!
納得いかない!
108: 2014/05/03(土)01:08:53 ID:eouiZ3sY9
>>107
僕の妄想ではこの後、センター試験で再開し彼女と恋に落ちます。
109: 2014/05/03(土)12:52:09
文章はなかなか読ませる。


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