bandicam 2018-08-21 14-29-51-919


1: 20xx/ミステリー master
俺は初老の年だ。

これは祖父から聞いた話だ。
すでに亡くなった祖父の幼少期の話。

今から大体100年位前。大正時代の話だ。

祖父は信州の山奥の小さな村で生まれ育った。


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1: 20xx/ミステリー master
祖父は四男で生まれたそうだが、長男から三男まで生まれてすぐ亡くなったらしい。

六男から七男までと、三女から五女までは、どこに行ったかはわからないが、 多分、口減らしで売られたんだろうと。

四男祖父と、長女は家族として暮らしたそだ。
で、五男と次女は、 「おじろく・おばさ」と呼ばれ、ずっと奴隷状態だったらしい。

なんか、その地域のしきたりだそうだ。
大人になり、ちょっと調べた。

地域はあってた。「おじろく・おばさ」制度。

その家の都合で若干変わってたみたいだが、長男以外は基本奴隷扱い。

ひどい地域?時代?

祖父は、ほんとたまたま長男から三男までが亡くなったから生きただけらしい。

だから、親父も俺も娘も孫も、たまたま生きてられるって感じ。
2: 20xx/ミステリー
自分は代々東京近郊いわゆる多摩の文化圏に住んでるけど、そこまで酷くはないけど やっぱり、大正生まれの祖父母の時代は長男とそれ以外の格差って大きかったみたいよ

氏神様の祭りで格式高いちょっと有名な山車が出るんだが、祖父の頃には これに乗り込んでお囃子に参加出来るのは本家筋の長男だけだったらしい

もちろん女が乗るのはご法度だったけど

さすがに自分が子供の頃には 次男以下や女の子も参加できるようになってた

それでも大地主の息子たちがメインで古くて金持ちの家の男が花形の楽器を持たさ
れてたけどね
2: 20xx/ミステリー
今からすれば納得できないだろうが、時代の持つ価値観としか言いようがない
昔は貧しかったから家を存続させる為のシステムなんだろう

2: 2016/12/13(火)22:35:36
感情なくしてたんやっけ
悲C
3: 2016/12/13(火)22:36:47 ID:LxJ
 長男以外の人間は、結婚もできず、世間との交流すら許されず、亡くなるまで家のために奴隷のごとく働かされる......。
いったい、いつの時代の、どこの国の話だと思われるかもしれない。しかしこれは、日本に20世紀まで実在した「おじろく・おばさ」という風習なのである。

 国土の7割が山である日本。山林によって隔絶された村では、独自の文化が発生する場合が多い。昔の長野県神原村(現・下伊那郡天龍村神原)もその一つだ。

 耕地面積が少ないこの村では、家長となる長男より下の子供を養う余裕がない。そのため、家に残った下の子供は「おじろく(男)・おばさ(女)」と呼ばれ、長男のために亡くなるまで無償で働かされた。

 家庭内での地位は家主の妻子よりも下で、自分の甥っ子や姪っ子からも下男として扱われる。戸籍には「厄介」とだけ記され、他家に嫁ぐか婿養子に出ない限り結婚も禁じられた。
村祭りにも参加できず、他の村人と交際することも無かったため、そのほとんどが一生童T・処女のままだったと推測される。
将来の夢どころか趣味すらも持たず、ただただ家の仕事をして一生を終えるのである。

 そんな奴隷的な状況が、ある種の精神障害をもたらすのだろう。おじろく・おばさは無感動のロボットのような人格となり、言いつけられたこと以外の行動は出来なくなってしまう。
いつも無表情で、他人が話しかけても挨拶すら出来ない。将来の夢どころか趣味すらも持たず、ただただ家の仕事をして一生を終えるのである。

 
6: 2016/12/13(火)22:38:32
>>3
これマジ?
長野怖スギィ!
4: 2016/12/13(火)22:38:17 ID:LxJ
 そんな奴隷的な状況が、ある種の精神障害をもたらすのだろう。おじろく・おばさは無感動のロボットのような人格となり、言いつけられたこと以外の行動は出来なくなってしまう。
いつも無表情で、他人が話しかけても挨拶すら出来ない。将来の夢どころか趣味すらも持たず、ただただ家の仕事をして一生を終えるのである。

 16~17世紀頃から始まったとされる「おじろく・おばさ」制度だが、もちろん現在の神原では、このような制度は存在しない。
ただ明治5年でも190人、昭和40年代に入っても3人のおじろく・おばさが生きていたというから驚きだ。

 この辺りの状況を報告しているのが、『精神医学』1964年6月号に掲載された近藤廉治のレポートである。近藤は現存していた男2人、女1人のおじろく・おばさを取材し、彼らの精神状態を診断している。
普段の彼らにいくら話しかけても無視されるため、催眠鎮静剤であるアミタールを投与して面接を行ったそうだ。すると固く無表情だった顔が徐々に柔らかくなり、ぽつりぽつりと質問に答えるようになったという。以下、その答えを抜粋してみよう。

「他家へ行くのは嫌いであった。親しくもならなかった。話も別にしなかった。面白いこと、楽しい思い出もなかった」

「人に会うのは嫌だ、話しかけられるのも嫌だ、私はばかだから」

「自分の家が一番よい、よそへ行っても何もできない、働いてばかりいてばからしいとは思わないし不平もない」

(『精神医学』1964年6月号・近藤廉治「未分化社会のアウトサイダー」)

 なにごとにも無関心で感情が鈍く、自発性が無くなった様子がうかがえる。

 この「おじろく・おばさ」の取材に先立ち、近藤は二つの推論を持っていたようだ。
一つは、もともと遺伝による精神障害が多い集落であり、そのような人々がおじろく・おばさになるのではという説。もう一つは、気概のある若者は村の外に出てしまい、結果、無気力な者だけが残ったという説。
しかしこの二つともが間違いであり、長年の慣習に縛られた環境要因によって、人格が変化してしまったのではというのが近藤の結論だ。
彼らの多くが子供時代には普通で、20代に入ってから性格が変わってしまうというのも、その裏づけとなるだろう。

 今の我々からすれば非人間的にも思える「おじろく・おばさ」だが、一つの村社会を継続するためにやむをえない部分もあったのだろう。
現在の地点から善悪を断罪することは、ここでは差し控えよう。

 ただもう一つ、この因習から読み取れるのは、疎外された環境が人格に影響を与えてしまうという点だ。
これについては、劣悪な労働状況によって精神を病んだり、ひきこもりによるコミュニケーション障害など、現在の日本社会につながる部分もあるのではないだろうか。

 疎外された状況に置かれれば、それにやむなく適応するために人格も変化する。
例えばブラック企業の言うような「本人が納得して働いているのだから問題はない」というのは、視点がズレた言い訳にすぎない。

 今は廃絶された「おじろく・おばさ」制度だが、社会が個人に影響を与える一つ例として着目してみれば、さまざまな示唆を与えてくれるだろう。
5: 2016/12/13(火)22:38:25
これの何が凄いって、どの集落であったのかって随分細かい情報が出回ってること
8: 2016/12/13(火)22:40:08
むかしの日本には現代人が見たら吐き気を催すような風習がいっぱいあったんやろなぁ・・・


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