bandicam 2018-08-21 14-29-51-919


1: 20xx/ミステリー master
こんにちは管理人です。

私達の住む日本には古来から受け継がれてきた様々な文化やしきたりがあります。

四季折々の風物詩や習わしなど実に多くの行事を長い年月繰り返し行ってきました。

その行事や風習・歌や言い伝えの中には、私達日本人が古来より大事にしてきたしきたりに隠された陰の歴史や忌まわしい、または、怨念が込められたエピソード が込められているようです。

このお話を読んで頂いた後には、ふとした瞬間に、いつもの日常とは違う何かが垣間見えてくるのではないでしょうか。

それでは、不思議で怖いお話を御覧下さい。
1: 20xx/ミステリー master
今回のお話は『七五三』についてである。

子供の成長を祝う日本独自のお祝い事の一つである。

女の子は三歳、七歳、男の子は5歳を迎える歳(数え歳)に神社や寺などで『七五三』の神事を行う。


時期は11月15日とされているが、現在では15日にこだわらず11月のいずれかの土曜日や祝日などに行う事も多い。


その由来とされているのは、旧暦の11月15日はかつては二十八宿の鬼宿日(鬼が出歩かない日)に当たり、何事をするにも吉であるとされ 、11月は収穫を終えその実りを神に感謝する月であり、その月の満月の日である15日に、氏神への収穫の感謝を兼ねて 子供の成長を紙へと感謝し、その加護を祈るようになったとされている。


このように、子供の健やかな成長を感謝し祝い事を行うのには昔の過去の悲しい時代背景が影響されている事も含まれている。


生まれた子が1歳までに亡くなる確率を示した統計がある。


WHO(世界保健機関)によるものである。


それによると日本の場合2014年の乳児の亡くなる率では出産1000人にあたり2人。


不慮の事故や先天的な病などが原因で世界で6番目に低い数字である。



一方、最も乳児の生存率が低い国はアンゴラの場合の出産では、1000人あたり47人という結果が出ている。


その原因となるのが、不衛生な環境ゆえの感染症、肺炎やマラリア、またそれらに対抗できるワクチンの不足などである。


これらの数字は当然、医学が未発達な時代を遡れば必然的に増加していく。



実は日本でも過去にアンゴラと同じような状況だった時期がある。


江戸時代から明治時代、生まれた子の1~2割ほどが生後1年の内に亡くなっていたと推測されている。



衛生状況も現在ほど良好ではなく、不衛生な上、貧しく上に、ろくな栄養も取れずに亡くなるケースがほとんどで あった。


また、命は落とさずとも病気や怪我などで苦しむ子供達も多かった事だろう。


そのまた、昔となると幼いうちに命を亡くす事は珍しい事では無かった。



例えば、弥生時代から室町時代の平均寿命年齢は30歳ほどといわれているが、これは成長した大人の 寿命年齢ではなく、子供たちが成長しないまま次々と亡くなり平均値を下げていたためと見られている。




現在では到底想像もつかない事だが、子供の生存率が低い時代には我が子が7歳の歳を迎えるまでの 苦労は計り知れないものもあるのだろう。




そうして7歳になり、身体も丈夫になり、抵抗力もつきようやくやっと一人の人間として扱われるようになってゆく。



古い時代背景には、まだまだ私達が知らない悲しい事実が他にも存在するのかもしれない。



だが、いつの時代でも我が子に対する愛情は時代を問わず変わらないものであると信じたい。



では、『七五三』の行事の流れを見ていきたいと思う。

11月15日その年に、三歳、五歳、七歳を迎えた子供たちは晴れ着を着せられ地域の氏神様へとお参りに向かう。

そうして、長寿を祈る縁起物である『千歳飴』を食べる。


『千歳飴』は、縁起が良いとされる紅白それぞれの色で着色されており、鶴亀(つるかめ)や松竹梅などの縁起の良い図案の描かれた千歳飴袋に 入れられている。

また、年齢別に見てみるとそれぞれの祝い事の内容が違うという。


主に女の子が行う3歳の時は「髪置き」と呼ばれ、それまで剃っていた髪を伸ばし始める。(髪を伸ばし始める、武家の儀式が元とも云われている。)



主に男の子が行う5歳の時には、「袴着」といい初めて羽織袴を着用し雪駄や扇子で飾り、一人前の男となったことを祝う。


主に女の子の7歳の歳。これは「帯解き」と呼ばれ、振袖に帯を巻き華やかな装いをする、また幼子の顔に初めて化粧を施し成長を祝う。



江戸時代から歌い継がれているといわれている童謡の一つにもの「この子の七つのお祝いに」というワンフレーズが含まれている。



生存率が低かった時代、健やかに成長した我が子を誇らしく思い、また成長した我が子の神への感謝の祈りが『七五三』という奉告祭として 行われるようになったのだろう。


江戸時代に描かれた「絵本物見岡」には、当時の七五三の様子が描かれ「袴着 帯解、産神まいり」と一文が記載されている。


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