1: 20xx/ミステリー master- 私達の住む日本には古来から受け継がれてきた様々な文化やしきたりがあります。
四季折々の風物詩や習わしなど実に多くの行事を長い年月繰り返し行ってきました。
その行事や風習・歌や言い伝えの中には、私達日本人が古来より大事にしてきたしきたりに隠された陰の歴史や忌まわしい、または、怨念が込められたエピソード が込められているようです。
このお話を読んで頂いた後には、ふとした瞬間に、いつもの日常とは違う何かが垣間見えてくるのではないでしょうか。
それでは、御覧下さい。
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- 1: 20xx/ミステリー master
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今回は『化粧』についてである。
古代エジプト女王クレオパトラは、絶世の美女と謳われた世界の古代史でも最も有名な女性である。
クレオパトラの持つ美貌は妖艶できらびやかなイメージが印象的であるが、その中でも特にクレオパトラの美しさを際立たせているのが 力強い目元に用いたブルーやグリーンの色鮮やかなアイメイクが特徴的である。
現代でも、クレオパトラがしていた目元の化粧方を「キャットアイメイク」という形で用いられている。
しかし、古代のエジプトではアイメイクは『魔除け』の意味も込められていたようだ。
クレオパトラをはじめ、「悪魔は目から入って来る」と根強く信じられていた古代エジプト。 邪悪なものが体内に入りこまないように目のふちを黒く塗り悪魔が入らないようにしていたという。
また、色鮮やかな色彩には、眼病予防が目的であったようだ。
紀元前のエジプトは空気がひどく乾燥している上、衛生状態も悪く、ハエや害虫などが水分を求め人間の目元に 集まってくることが日常茶飯事で、ハエが運んできた細菌が目元に入り感染症を引き起こすことも少なくなかった時代である。
当時は薬らしい薬も無かった時代で、最悪の事態失明にまで及んだ可能性も恐らくあったに違いない。
そういった意味もあり、目元に施す化粧は美しさを求めるだけでは無く深い意味を兼ね備えた日常の生活にかかせないものであったのだろう。
実は、日本でも化粧をした埴輪がいくつも出土されている。
約3世紀半ごろの古墳時代の地層から発掘されたものだが、鮮烈な色合いの朱を顔に塗っているものがあったという。
清浄の色である白に災厄を表す黒など、日本も色に様々な意味を込めて使い分けている。
朱(赤)は太陽を表す神聖な色として捉えられ、生命活動の源であり、エネルギーのシンボルとして 科学的知識の無かった古代人も太陽を崇めていた。
その太陽をが宿る色、つまり赤色には、魔を祓う力、災厄を除く力があると信じられ古代の人々は好んで顔に朱色を塗っていたと 考えられている。
古代エジプトと同様に、日本の古墳時代にも化粧は魔除けとして使われていたようである。
塗料の原料は、酸化鉄、いまでいう弁柄ではないかと推測されており、 鉄分を多く含む粘土層を掘り起こしこれを焼いて抽出したと見られている。
また、この化粧は女性だけではなく男性も行っていたようだ。
男性型の埴輪にも、赤く塗られたものが発掘されているという。
古墳の内部や、土器、首飾りなど赤い色のついた出土品は非常に多く、当時ファッションではなく災いから身を守るためにあえて赤で 装っていたと考えられている。
その一方で、呪いだけではなく美を競うための化粧も始まりつつあったようだが、まだまだ素材は貧弱なもので 白粉は食料として重要な栗や米から作られていたと考えられており、肌を滑らかにするためや、肌荒れを防ぐ為には 鳥や獣の脂を使っていたとようである。
7世紀に入ると、大陸との間で遣隋使が始まる。
他国の様々な文化が入ってから来るようになる。
化粧品もその一つで、鉛で作られた良質な白粉や紅、香、などが輸入されその化粧品を作る技術を学びやがて国内でも作れるようになり 徐々に発達していった。
とは言え、この時代これらの良質な化粧品を使用できたのは宮廷のごく限られた一部の上流階級の女性などで庶民には手の届かないもの だった。
時代は進み、中世に入ると、流行りの先端を担ったのが美しさを商売とする「春を売る女』達だ。
美しさが商売に直結する女達は、常に自分特有の化粧方を研究し、流行りの髪型に似合う化粧のし方や、色彩にまで気を遣って競っていたという。
やがて、江戸時代になると化粧は庶民にも普及され、誰でも化粧が楽しめる時代へと変化していった。
(お歯黒も化粧の一つである。)
古代、呪術から始まった化粧は、今に至るも多くの男女を惑わす手法の一つである。
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