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585: 2017/04/17(月) 04:42:03.93 ID:z+i1srLIO - 「包帯様」
小学二年の夏の話
学校の校庭から直接行ける山の中で友達とかくれんぼしていた俺は、いつも使ってる立ち入り禁止の隠れ場所に行った
当然、立ち入り禁止だからといって探さない小学生など居なかったが 、その場所は幾つかの要素が重なって、鬼の様子を伺いながら隠れる場所を変えてやり過ごす事が出来る、知ってる奴には最高の隠れ場所だった
その日も俺は岩の裏に隠れたり、その傍にある木の、露出した根っこを伝って下りて横穴に入ったり、逆に根っこを掴んで這い上がったりと、かくれんぼを楽しんでいた
そろそろ全員捕まった頃だろうと思った俺は、横穴から這い出て、例の根っこを掴んで、引っ張った
その瞬間、自分の体重を支えていた手応えが無くなった
(ヤバい)
と思った時にはもう遅い、根っこは真後ろにブン投げるような形になったので、それには当たらず崩れた土というか砂をしこたま顔面に浴びるだけで済んだが、
その少し奥に見える岩が、ゆっくり傾きながら俺の方へ落ちてくるのを、妙に長く、真後ろへ倒れ込みながら見ていた
(あ、これ4ぬな)
と思った瞬間、誰かが横から出てきて岩を一瞬受け止め、そのまま体をずらしながら右斜め下に転がしてくれた(割と真横転がってったから結構怖かったが)
包帯のインパクトが強過ぎて服装は虚覚えなんだが、上は白のロンTに下はジーパン、フード付きの黒いベンチコート(?)みたいなのを羽織っていて、ただ下駄を履いてた事だけは確実に覚えてる 。
何せ顔から手から下駄履いてた足まで、全身包帯で隠れてたんで、生身で見える所は両目だけ 包帯は黒やら茶色やら黄色やらで汚れてたんだが、何故か傷に当てて汚れた包帯を見るような不快感は無かった。
その包帯さんが右手で唐突に自分で自分の胸を叩いたと思ったら、何かガッツポーズっぽい事をしてきた、確か俺はアホみたいに何度も頷いて返した 。
そしたら包帯さんも二回くらい頷いて、すげえ勢いで回れ右して岩が転がり落ちた方に走り去っていった
その走り方が、足の裏にバネでもついてんのかって感じのトーン、トーン、トーン、って感じの軽さで、少なくとも、膝のクッションを使って下り坂を少しずつ飛び降りる、みたいな走り方ではなかった。
包帯さんは落ちた岩の所に着くと、岩に右手を当てて、岩が安定してるか、力を加えても転がらないかどうか確かめてるようだった
一通り確かめ終わったんだろう、俺が見てるのを気付いて手を振ってくれた、多分俺も手を振り返したと思う
そのまま、またあの軽いトーン、トーン、トーンって走り方で山道ではなく、山の中の方に入って見えなくなった。
次の日、現実と夢がごっちゃになったんじゃないかと疑った俺は、もう一度その岩を確かめにいった
岩は間違いなく、転がり落ちた場所の方にあった
なんか中途半端な話で申し訳ないが、俺が本気で亡くなるかと怖い思いをした話って事で
包帯さん、ありがとう
東南アジアの某国を旅行してきたんだ。
自然豊かな森の中でのんびり散策しようと思ったのだけど、 少し怖い経験をしたので纏めることにした。
実はその森には大きな蛇が出るので1人で入るのはとても危険らしいのだけど、それは後から知ったことなんだ。
ただ、今回の経験は蛇じゃない。
スマホのGPSがあるので、多少無理しても出られると思って、少し深いところまで入っていったんだ。
それまで聞こえていた鳥や、虫の鳴き声もいつの間にか聞こえなくなってて、シーンと静まりかえってた。
そんな中で突然、遥か前方からカコーンという木を叩くような音が聞こえてきたのだよね。
森の中で鳴り響いた突然の音だったけど、あまり気にしなかった。
多分何かが木に当たった音だと思ったからだ。
なんだろうと思ってると、今度は自分の立っている位置から見て右側の遥か彼方からもカコーンという音が聞こえてくる。
この時点で何か嫌な予感がしてきたので、引き返すことにしたんだけど、今度は左手側の遠方からカコーンという音が聞こえてきた。
何かに周囲を囲まれたような感じがして、パニックになりそうな恐怖を感じたんだよね。
その後も一定の間隔を開けて、何かの合図のようにカコーン、カコーンと木を叩く音が聞こえてる。
何かの宗教儀式なのかなぁと思ったのだけど、その輪が少しずつ狭まってるような感じがした。
音が少しずつ近寄って来てる感じなんだ。
背筋がゾッとしたよね。
そして最終的には絶え間なく周囲を取り囲むようにカコン・カコン・カコン・カコン…と鳴り始めてた。
その頃には完全に包囲されてて、狙われてるのは間違いないと感じてた。
這いながら包囲から抜け出すことにしたんだ…。
蛇なんかの危険生物にやられるリスクも高まるのだけど、そんなのを気にする余裕もなかった。
しゃがんで移動したり、這って移動したりしながら、音を聞いていたのだけど、その包囲の1つがすぐ近くを通り過ぎていった。
カコーンという物凄く大きな音が10m位離れた所から聞こえてきた。
木を叩く音に似てるのだけど、多分木を叩いてる音じゃない。
ジッと伏せて音が遠ざかるのを待ってから、一目散に走って逃げ帰ってきた。
荷物を捨てたのは残念だったけど、最終的にはその場所が取り囲まれてたみたいだった。
捕まってたらどうなってたのだろうと思うと、凄く怖い経験だった。
こわいこわい
ぐぐってみたよ 似た話が結構あるね
あと、1000年の巨樹 だけじゃ類似サイトが山ほど出るので
1000年の巨樹みたいな看板 でググれば霊門が確実に出ます
音の鳴り方とかがそっくりだと思いました。
霊門というのはちょっと信じがたいのだけど、
逃げておいて正解だったのか。
怖すぎる。
やべぇじゃん、逃げられて良かったな
東南アジアにも似た化生がおるのかなぁ…
化け物というより怪奇現象か
だけど、私が経験したのは昼頃だったので、 九4霊門とは条件が一つだけ違うかも?
薄暗い場所ではあった。
それと…
実は何かの動物のクソを踏んでしまって、
頭に来て靴を脱いで大きな木にパンパン叩きつけてたんだけど、 それがきっかけだったかも?
結構大きな音が鳴り響いたから、怖いのを呼んでしまったかも?
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引用元: http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1486344160/
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