bandicam 2018-08-16 17-33-33-238
2015/04/30(木)22:20:03 ID:QD5

暑いから怖い話を貼っていこう
あまり長くないやつで
体験談でもおk




今日のオススメ

マスク並んで買い占め民、怒涛の値下がりラッシュで涙目wwwww

結婚式とかいう2年分くらいの貯金を吐き出す悪魔のイベント

【2ちゃん伝説スレ】伝説の92「私の浮気が原因で離婚するんですが女性でも慰謝料払うんですか?」

優しい人がこの画像を見ると100%共感できる

O型の人間 ← 適当、病気になりにくい、社交性高いという事実

ワイこどおじ、給付の10万円を巡って親と喧嘩したのだがどちらが悪いか判断して

【借金4億円】自己破産が簡単すぎワロタ
3: 2015/04/30(木)22:21:26 ID:QD5
賃貸マンションに住んでいた頃、
お隣りの部屋の4歳くらいの女の子とベランダ越しによくお喋りをしていた。

私がベランダで洗濯物を干したり、草花の手入れをして いると、
隣とこちらを区切るパーテーション?の10cmほどの隙間から覗いて声をかけてくるのだ。

しかしある時から何故か覗いてはくるものの、
話しかけてはこなくなり、私が視線に気づいて
声をかけても、ただ見ているだけで何も反応してくれなくなった。

何か嫌われるようなことしちゃったかな?と思ったけれ ど、特に気にすることもなく、見てたいなら見てていいよ~ くらいの気持ちで、視線を感じてもそちらを見ないようにしたりしていた。

ある日、プランターの片付けをしている時に、
また視線を感じたので、思い切って声をかけてみることにした。

『たまにはお話しよーよ』

と言いかけて、言葉が詰まった。

そこには小さい女の子ではなく、
四十年配のボサボサのロングヘアーの女が、
10cmほ どの隙間の向こうからしゃがんでこちらを見ていたから だ。

私は『何ですか?』とも『こんにちは』とも言えず、立 ち尽くしてしまった。

何故なら、その女性が何ともいえない顔で笑っていて、 見てはいけないものを見てしまったような気持ちになっ たからだ。

彼女は存在を気づかれてからも一言も発することなく、 私が軽く会釈して片付けを
済ませるまでこちらを見ていた。


一年後に我が家が引っ越しをするまで、ベランダで時々 視線を感じたが、 そこにいたのが女の子だったのか、あの女性だったのか 、確認することは怖くて二度と出来なかった。
6: 2015/04/30(木)22:23:33 ID:eTM
「婆さんや、飯はまだかの?」
「いやですよ、お爺さん。先週食べたでしょ。お婆さんは。」
10: 2015/04/30(木)22:26:00 ID:APi
カラコン取れなくなった時の目
12: 2015/04/30(木)22:37:32 ID:QD5
1/4
1998年、草野正人さん(仮名・35歳)は転職し、会社の与えてくれたマンションに一家3人で越してきた。
 
かなり年数の経った建物だったが、3人が満ち足りて暮らすには十分なものだった。
このマンションの異変に始めに気付いたのは、妻の晴枝さん(仮名・33歳)だった。

毎日、午後2時になると隣の部屋の電話が鳴るのだという。晴枝さんは次第に気味悪く感じるようになり、草野さんの会社に電話をかけてきた。
 
「隣の部屋、空き室なんですって。何か変よ」。

草野さんの妻が何度も会社に電話をしてくるので、同僚の大竹春夫さん(仮名・35歳)はどうしたのか聞いた。
 
「隣の部屋から毎日同じ時間に電話の音が聞こえてくるんで、妻が気味悪がっているんですよ」と答えると、大竹さんはまたか、というような、半ば諦めたような顔をした。
13: 2015/04/30(木)22:38:07 ID:QD5
2/4
 
草野さんと晴枝さんは、鳴り止まない電話に悩み、大竹さんに部屋に来てもらった。壁に耳をつけた大竹さんは、
 「この音、隣じゃなくて壁の中からしてるぞ」と言った。
 
そこで草野さんは、同僚の協力で、壁の中を調べることにした。そこには大竹さん、吉野公広さん(仮名・35歳)、古屋一昌さん(仮名・35歳)、林田直子さん(仮名・24歳)が来ていた。
 
男性達が壁を壊し始めると、吉野さんが「誰かがここを壊した跡がある」と言った。さらに壊していくと、ぽっかりとあいた空間に、毛布と電話があった。

古屋さんが毛布を取り出し、林田さんが広げてみると、中には血だらけの
山吹色のワンピースがくるまれていた。
14: 2015/04/30(木)22:39:11 ID:QD5
3/4
その時、時計は午後2時を指し、その電話が鳴った。
 
草野さんは恐る恐る、受話器を取った。すると、そこからは女性の声が聞こえてきた。
 「出たのね、許さない、絶対に。なんで1人にしてくれないの・・・」。
 
あまりの不気味な声に、草野さんは受話器を投げた。よくみると、その電話は線が引きちぎられていて、つながっていなかった。
 
これをきっかけに草野さんは退職、一家は栃木へ転居した。
2ヶ月後、草野さんに1本の電話が入った。林田さんが急死したという。
 
さらに、吉野さんと古屋さんも失踪していた。
15: 2015/04/30(木)22:40:03 ID:QD5
4/4
 
草野さんは大竹さんと共に、林田さんの告別式に参列した。そこで二人は、反対側の道で静かにこちらを眺める若い女性に気付く。
 
なんとその女性はあの山吹色のワンピースを着ていたのだ。
 
それからも、自宅で草野さんの長男が黄色の服を着た女性を見たり、奇妙なことは起こっている。草野さんがこの話をすると、
 
聞いた人や自分に良くないことが起こってきたという。
 
「自分たちは開けてはいけないものを開けて、霊を起こしてしまったのかもしれないです」と草野さんは話している。
ちなみに、奥さんも自分も、この事件以来、上の前歯が黒く変色してしまったんだと。
16: 2015/04/30(木)23:03:26 ID:QD5
小学生の頃、雑誌で読んだのですが、いまだに怖くて覚えている話です。
日本のどこかの地方の話。

そこでは、男性が結婚せずに若くして死んでしまった時、棺の中に
名前をつけた花嫁人形を一緒に入れて、あの世で幸せな結婚生活を
送れるようにと一緒に燃やすらしいのですね。

で、ある男性が女性にふられて自殺してしまった。

その両親は花嫁人形にその男性をふった女の名前を付けて、その女の
写真と共に棺に入れて燃やした。そして、仏壇には遺影の横にその花嫁
人形の写真が一緒にあって、写真の裏にはそのふった女の名前が書いて
あると言う話。

あ、もしかしたら、棺に入れずに人形を遺影と一緒に置いてあるん
だったかな。その辺、書いている内に記憶があやふやな事に気づいて
しまったよ……。とにかく、普通は架空の女の名前をつけるのだけど
その家族はまだ生きてる女の名前を付けて、その写真まで付けたのね。

雑誌では子を思う悲しい親の話として紹介してあったのだけど
なんか、物凄く怖かった記憶があります……。
17: 2015/04/30(木)23:10:10 ID:QD5
子どもの頃、僕は2階建ての借家にすんでいた。
母親も仕事をしていたので、学校から帰っても自分一人のことが多かった。

ある日、夕方遅く学校から帰ってくると、家の中が暗い。
「おかあさ~ん」と呼ぶと、2階からか小さな声で「はあ~い」と
応える声がする。もういっかい呼ぶとまた「はあ~い」。

自分を呼んでいるような気がして、2階へあがる。
階段をあがったところでまた母を呼ぶと、奥の部屋から「はあ~い」と声がする。

奇妙な胸騒ぎと、いっこくも母に会いたいのとで、奥の部屋へゆっくりと
近づいていく。

そのとき、下で玄関を開ける音がする。母親があわただしく買い物袋をさげて
帰ってきた。「しゅんすけ、帰ってる~?」明るい声で僕を呼んでいる。

僕はすっかり元気を取り戻して、階段を駆け下りていく。
そのとき、ふと奥の部屋に目をやる。

奥の部屋のドアがキキキとわずかに動いた。
僕は一瞬、ドアのすきまに奇妙なものを見た。
こっちを見ている白い人間の顔だった。
18: 2015/04/30(木)23:14:06 ID:yZt
期待
19: 2015/04/30(木)23:15:03 ID:QD5
ある雪山に助手と撮影に行った。雑誌の仕事だった。
撮影何日か目に助手が怪我をした。

まだ予定枚数撮れてないので、雪山を降りる事は出来ず撮影続行。
助手の怪我は悪化し、何日後かに助手は死亡。

それでも仕事を終えてなかったので山を降りる事が出来ず
泊まっていた山小屋の側に助手を埋め、一人で撮影を続けた。
朝、カメラマンが目を覚ますと何故か助手の死体が横にある。

「埋めたはずなのにな...」とまた助手の死体を埋めて撮影へ。

これが何日も続くので、さすがにおかしいと思い、最終日

自分の寝姿が写る位置で連続写真が撮れるカメラを設置し、寝た。
次の朝、やはり助手の死体は自分の横にあった。そして下山した。

会社に戻ったカメラマンは、昨夜山小屋に設置したカメラのフィルムを
自分で現像した。 そこに写っていたのは、 起き上がり、寝袋から出、山小屋から出、助手の死体を担ぎ、 自分の横に置く、自分の姿だった
42: 2015/05/01(金)01:43:26 ID:t6q
>>19
これは昔なにかの子供向けホラー本で読んだような気がする
最後に主人公は気が狂って自殺したんだ
22: 2015/04/30(木)23:53:08 ID:QD5
ある日の夜のことだ。

T大学に通う男子大学生のAはバイトからの帰り道を歩いていた。
その日は晴れていたため、夜空には美しい星々が輝いている。
「今日はよく星が見えるなぁ。」

Aが独り言を言いながら辺りを見回した時、近くのアパートの二階の窓から外を見つめている女性が目に入った。

その女性はとても奇麗で、歳もAと同じくらいである。
カーテンから顔を覗かせており、どうやら星空を眺めているのだろう。
その時はAも特に気にすることはなく、その場を通り過ぎた。

そして次の日、この日も夜遅くまでバイトがあり、Aは帰り道を急いでいた。
昨日と同様に夜空には満天の星が輝いている。

しばらく歩いていると昨日のアパートにさしかかり、Aは何気なく二階の窓辺を見てみた。
すると、昨日の女性が同じように、カーテンの隙間から星空を眺めていた。
「こんな時間にも空を眺めているのか。ひょっとして同じ大学に通う子なのかな?」

それからというもの、Aがバイト帰りにアパートの前を通ると、彼女はいつも星空を眺めている。

Aはそんな彼女を見ることが毎晩の日課となっていた。

しかしある日の夜、Aはおかしなことに気がついた。

それは、空が曇っていて星が一つも見えないのに、彼女がいつものように空を眺めていたからだ。
「彼女はいったい何を見ているのだろう?」

不思議に思ったAは、彼女に理由を聞いてみたくなった。
そして、勇気を出して彼女のいるアパートへと向かった。

二階への階段を上がり、彼女の部屋のドアをノックした。
しかし、彼女は出てこない。
いけないとは思いながらも、ドアノブを回すと抵抗なくドアが開いた。

Aは彼女の部屋に上がり込んだ。

その瞬間、Aは全てを悟った。
彼女は星を見ていたのではなく、窓際で首を吊って死んでいたのだ。
27: 2015/05/01(金)00:25:07 ID:b2F
もうずいぶんと昔。まだ小学生だったころ。

教室で昼休みの終わりを待っていたら、いつもは私に冷たい担任の先生が血相を変えてやってきた。

「○○くん、落ち着いて聞いてね。お母さんが仕事先で倒れたの。すぐ帰る用意をして職員室へ行きなさい」

驚いてランドセルに手当たり次第に物をつめて職員室に向かった。
校長先生がいた。

「お父さん、いまトイレに行かれているから、すぐに一緒に病院に行きなさい」

校長先生もおちつかない様子で、しきりに腕時計を見ていた。

「あの…先生…」

言わないといけない。

「うちにおとうさんはいないんですけど…」

母子家庭だった。

大騒ぎになった。
男が誰だったのか、今でもわからない。
28: 2015/05/01(金)00:25:44 ID:t6q
おそろしや
67: 2015/05/01(金)13:04:44 ID:b2F
1/5
大学時代に友人から聞いた話。
釣りが大好きだった友人はその日も朝から釣りに出かけていた。
場所は川の上流域で、かなりの山奥である。
ここから先は、友人の語り口調で書かせていただきます。

「車で行ったんだけど、途中からは獣道すらなくてな。
仕方なく歩いたんだよ。かなりの悪路だったな。
崖も越えたし、途中クマが木をひっかいた痕もあったな。
で、やっと釣れそうなポイントにたどり着いてな。
早速、そこらへんの石をひっくり返して川虫を集めたのよ。」

俺「餌ぐらい買えばいいのに。」
68: 2015/05/01(金)13:05:27 ID:b2F
2/5
「いや、現地でとった餌は食いつきが違うんだよ。何よりとるのも楽しいしな。」

俺も現地で餌を調達したことがあるが、あの作業は虫が嫌いな人間にとって地獄である。それ以来、俺はもっぱらイクラ派だ。

そんなわけで不本意ながら同意し、話の続きを催促した。

「虫を確保して、早速釣り始めたんだ。 そしたら面白いぐらい釣れてな。ものの3時間で十五、六匹は釣れたんだ。 でも朝まずめが終われば流石に途絶えるだろうなって思ってたのよ。」

知ってる人も多いと思うが、釣りは朝と夕方の「まずめ時」が最も釣れる。
70: 2015/05/01(金)13:06:18 ID:b2F
3/5

「けど爆釣モードは昼を過ぎても全く終わる気配がない。
生涯で最高の一時だったね。時がたつのも忘れて夢中になったよ。

気付いたら辺りは薄暗くてな。もう夕方になってたんだ。
身の危険を感じて、帰り支度を始めたんだよ。

ふと背後に気配を感じて振り返ったら、小さい女の子が背を向けて立ってる。
少し近づいて
「こんなとこで何してんだい?」って聞いてみたんだよ。
振り向いた顔を見てギョッとしたね。顔がお婆さんだったんだよ。
しかも、顔がひきつるぐらい満面の笑顔だったんだ。」

俺もギョッとした。
71: 2015/05/01(金)13:07:09 ID:b2F
4/5
「でも病気か何かだと思って、同じ質問を繰り返したんだ。
今度は丁寧語でな。 そしたら笑顔を崩さないまま「いつまで」ってつぶやいたんだよ。何回も。

キチ〇イだったんかなあと思って、軽く会釈して帰ろうとしたんだ」
72: 2015/05/01(金)13:07:55 ID:b2F
5/5
「そしたら、急に婆さんの声が合成音声みたいになって、

「いつまで生きる?」って言ったんだよ。背筋がゾクッとして、こいつはこの世の人間じゃないと思ってな。

凄い勢いで下山したんだよ。途中、婆さんのつぶやく声が何度も聞こえた。

薄暗い山奥でだせ?発狂寸前だったよ。あ~あ、最高のポイントだったのにもう行けねえなぁ…。」

俺は自分の膝がガクガク震えているのを感じた。
話の途中から友人は気持ち悪いほど満面の笑顔だったのだ。

それからしばらくして友人は自殺した。
94: 2015/05/01(金)19:47:50 ID:b2F
私は某番組制作会社で働いています。
数年前、街中で通りすがりの人にドッキリを仕掛けるという番組を撮ったんです。

そのドッキリとは、まず深夜の人の少ない駅のベンチに仕掛け人の女性が座ります。
そして空席に誰かが一人で座ったら、仕掛け人は急に「うー、うー、苦しい…」と唸り始めます。

仕掛け人にはあらかじめ青白い顔色に見えるようメイクをしておきました。
もし「大丈夫ですか?」と尋ねられたら、仕掛け人は驚いたような表情を浮かべて「あなた、私が見えるんですか」と言って幽霊のふりをするというものでした。

ちょっと強引なドッキリですが、深夜の静かな駅構内はなかなか雰囲気があるらしく、黙って逃げ出す人やパニックになって駅員室に駆け込む人など、かなり使える映像が撮れました。

やがて時間も遅くなってきたので次の人で最後にしようと決め、仕掛け人をスタンバイさせて待機していました。

するとすぐに、サラリーマン風の中年男が一人で駅へ入ってきました。
残業終わりなのでしょうか、その男はひどく疲れた様子でベンチにぐったりと腰掛けました。

その間も私たちはずっと離れた場所からカメラを回しつづけていました。
ところが、仕掛け人がいっこうにドッキリを始めようとしないのです。

「これが終われば帰れるのに、あいつは何をやってるんだ。居眠りでもしてるのか?」とイラついた私は、仕方なく撮影を一旦中止し、駅のホームに入って仕掛け人のもとに駆け寄りました。

「おい、何やってんだよ。」
「へ?何ですか?」
 
ポカンとしている仕掛け人の前に立って、私はサラリーマンを指さしながら言いました。
「何ですかじゃねーよ。人が来たら、すぐに始めろよ!」

「はあ?だから、まだ誰も来てないじゃないですか!」

「えっ…」
 
私がくるりと振り向いてサラリーマンを見ると、今のやりとりの間にその男は立ち上がっていて、こちらをにらみつけて言いました。



「あなた、私が見えるんですか」
97: 2015/05/01(金)20:50:01 ID:b2F
1/3

六甲山に出る牛女ってしってる?
実際アレを見た人に話聞いたよ。
「牛女」にも色々種類あるらしいけどね。

走り屋の間の噂では、牛の体に女の顔(般若という話もあり)で
車の後を猛スピードで追っかけてくる「牛女」
あと、丑三つ時になると出る女の幽霊で「牛女」

最後に、女の体に牛の顔の「牛女」私が聞いたのはこの牛女の話。
体験者は友人の両親だ。

4年ほど前のお盆の頃。
2人は弟夫婦と共に、墓参りの為、実家に帰省した。

4人は墓参りをし、実家で夕食をすませてから帰ることにした。
他の3人は酒を飲んでいたので、おばさんが運転手、助手席にはおじさんが、後部
座席には弟夫婦が乗り込んだ。

実家を出たのはもう真夜中近くだった。
しばらく山道を走っていると、前方の道沿いに畑がある。
(あれ・・?)

道路のすぐ横、畑の畦道に、着物を着た老婆が座っている後姿が見えた。
首をうなだれ、背中だけが見える。
「こんな時間におばあさんが畑にいるなんておかしいわね。」

後部座席の弟夫婦とそんな会話をかわし、スピードを緩めた。
老婆はこちらに背を向けたまま、身じろぎもしない。

そして老婆の真横に来た瞬間、座っていた老婆が、クルーリとこちらに顔を向けた。
98: 2015/05/01(金)20:52:01 ID:b2F
2/3
3人が悲鳴をあげる中、突然エンジンが止まった。
牛女が助手席側の窓を叩いた。

バァーーン!!

「きゃぁーーっ!早く車だして!!」

おばさんは震える手で何度もキーを回すが、エンジンは一向にかかってくれない。
「なんや!なんの音や!」おじさんが叫ぶ。

「なんでみんな騒いでるんや!?」

「なんでって、あなたには見えないの?真横にいるのに!」

「なにがおるんや!?なんで止まってる!?」

バーーーン!!

「牛の顔の老婆が窓を叩いてるのよ!!」
「そんなもんおらん!」
「いるのよ!そこに!あなたの真横に!」

バーーーーン!!!!

何度やってもエンジンはかからない。
「どけ!かわれ!」

おじさんが運転席に移り、キーを回した瞬間、嘘のように簡単にエンジンは回りだした。
「はやくだして!」

牛女は追っては来なかった。

それから里帰りの度にその道を通るが、「牛女」に会ったのはこの1回だけだった
そうだ。
99: 2015/05/01(金)20:53:03 ID:b2F
3/3
「信じられへんような話やろ?でもこれ読んでみ。」
一緒に話を聞いていた友人(体験者の子供)が1冊の本を差し出した。

『太平洋戦争末期、西宮が空襲にあった。牛の屠殺で栄えていた家が焼かれ、その家の座敷牢から頭が牛、少女の体をした物が出てきた。
「それ」は、周りが見つめる中、犬を食っていた・・・』

時間の経過と共に、牛女もまた、人間と同じように歳をとっていったのか?
ではなぜ、見える人と、見えない人がいたのだろう?
100: 2015/05/01(金)20:55:07 ID:FB4
ふむ
113: 2015/05/02(土)00:41:58 ID:JXp
1/2
石川県のとある温泉旅館に行った二人のOLの話です。

二人はまだ宿を決めていなかったので最寄り駅で見つけた温泉旅館のチラシをみていた。
ちなみにそのチラシはみすぼらしくすり切れた藁半紙に印刷されていた。
幸い空き室があるということで、二人はその宿の世話になることにした。
二人は少し離れた目的地まで歩いていくことにした。

が、途中で荷物の重たさと予想以上の距離にタクシー代をけちったことを後悔していた。 そんなこんなで二人はようやく宿に到着した。

贅沢ではないが、こじんまりとしたいい感じの秘境といった感じだった。
部屋に通された二人はひと休みし、まだ夕食まで時間があるのでA子は露天風呂に、B子は町にお菓子などの買い出しに行くことにした。

A子は離れにある露天風呂へ行くために庭先を歩いていた。
とそのとき誰かに見られている気がした。

ふと脇の小屋を見ると白髪の老婆が窓格子からA子を食い入るように見つめていた。
A子は気味が悪かったが、さほど気にせず温泉へと向かった。

B子は買い出しを済ませ宿へと向かう途中だった。
先刻のこともありB子はタクシーで戻ることにした。

車に乗り込み運転手に行き先を告げた。
が、運転手の反応は意外なモノだった。
「え?あんなとこに旅館なんてないよ。」

そんなはずはない。

自分たちはそこに泊まってるのだからと説明し、とりあえずそこに向かって
もらうことにした。
114: 2015/05/02(土)00:42:37 ID:JXp
2/2
目的地付近へはすぐ着いた。
しかしそれらしき旅館は全く見あたらない。

あるのは鬱蒼とした茂みの中の疲れ切った小屋だけだった。
他に考えられるモノがないということで、気味が悪いが,A子を見つけなければならないのでB子は中へと入って行った。

タクシーの運転手は何かあったときの為に一応待っていてあげると言ってくれた。

中は二人がチェックインしたときとはうってかわって、そこは廃墟だった。
二人の部屋らしき部屋にはいると荷物はきちんと整理されていた。
その時背後でドアが開いた。

B子が振り向くとそこには白髪の老婆が立っていた。
「お食事の準備ができてます。お連れ様はもう食堂に来られてますよ」
と告げた。

B子は老婆に導かれ食堂へ向かった。

そこにはお膳を前に正座をしているA子ともう一人、白髪の老婆が座っていた。
B子は一刻も早くA子を連れてここを出たかった。

B子はA子の横に座り、早く帰ろうと促した。
がA子は反応しなかった。

不思議に思ったB子はA子の肩を押した。
A子は力無く崩れ落ちた。
氏んでいた。

B子は対面する老婆に
「早く救急車を呼んで!!」と言った。
するとその二人の老婆は言った

「次はお前の番だよ。」

B子は一目散に駆け出した。

必死に走りタクシーの待つ方へと走った。
運転手もそれに気づきエンジンをかけた。
運転手の真っ青な顔が見えた。

何故かはわからないが、とにかくB子は車に飛び乗った。
助かった。
車は猛スピードで駆け抜けた。
運転手は言った。

「何があったかは知らないけど、あんたの後ろからものすごいスピードで人魂が二つ追いかけてきてたよ。」
115: 2015/05/02(土)00:57:12 ID:qcl
いいね
117: 2015/05/02(土)01:11:13 ID:JXp
1/2
友人から聞いた実話。
mixiって知ってるよね?
中には何百人もマイミク作っている人もいるかも知れない。

実際に体験したのは友人のマイミクなんだけど、そのマイミク氏(以下X氏)
もミクシィを毎日のように活用して徐々に友達を増やしていった。

ある日、X氏のマイミクの一人が突然、失踪したらしい。
そのマイミク(以下Y氏)は職場に行くと告げたきり、誰にも言わず失踪した。
それをX氏が知ったのは一週間後。

ただし間接的に聞いただけだったし、さして仲がよかった訳でもない。
彼のトップページを覗いてももちろん更新されていないし、Y氏について話題にする者も特にいなかったので、X氏はいつしか失踪のことは忘れていた。

そんな、ある日。
mixiでY氏の日記が更新されていた。

X氏は彼が帰還したのだと思い、暇つぶしにY氏の日記を閲覧する。
他愛のない内容だが、日記だからそんなものだろうと思っていた。

マイミクが数人程度のY氏にコメントをつける者もいない。
失踪以前と変わったといえば、日記をほぼ毎日つけるようになった事だ。
118: 2015/05/02(土)01:12:41 ID:JXp
2/2
一ヵ月後、X氏が何気に新聞を開く。
お悔やみ欄にはY氏の名前が記入されていた。
まだ三十代前半。
珍しい名前なので間違いないという。

X氏は慌ててmixiにアクセスしたら、なんと死んだはずのY氏の日記が更新されていた。

タイトルは「まぬけ」

X氏は戦慄した。
コイツは一体誰なんだ?
あまりに怖くてX氏はそのままmixiを退会したのだと言う。

友人はX氏の突然の退会を不審に思って、彼のケータイに電話して、この話を聞いたらしい。
その内、X氏とも縁がなくなった友人だが、噂によれば、そのX氏も数日後に原因不明の失踪をしてしまったらしい。

それ以降は知らない。
130: 2015/05/02(土)22:14:21 ID:JXp
1/1
この話は、父から聞いた話です。

父が子供の頃は、学校から帰ると直ぐさま川にサワガニ捕りに出掛けていたそうです。
その日も一人で川に向かい、サワガニ捕りに出かけました。季節は夏で、むしむししていました。

最初は竿に糸を付けておかずのイカをくくりつけて、捕まえていたのですが、
暑くて我慢できなくなり、川に入りながら捕まえていました。

空も赤く染まり、そろそろ帰るかと服を着てると、おじさんが通りかかり、話掛けてきたそうです。
「坊主…川に入っちまったのか…」

父はうなづくと、おじさんは話しだしました。
「あのな、坊主…この川でな、よく子供が殺されたんだとよ…」

父は驚きました。
「そんな話聞いた事がない」とおじさんにいうと、
「そりゃそうさ。おじさんが当人で、ずっと隠しとおしてきたからな…」

父は逃げようとしなかったそうです。

私は父にその理由を聞くと、
父はそのおじさんから殺気が感じられなく、穏やかな空気しかしなかったらしいです。

そのおじさんに、父はこう聞いたそうです。
「おじさんは、もう人を殺すことをやめたの?」
「なぜだい…」

「だって、今のおじさんは恐くないよ?」
そのおじさんは、自慢気にこう言いました。

「あー…子供を安心させる達人だからな、はは…」
父はとっさに逃げたそうです。

親(祖父母)にそのことを話して、警察に報告しました。

今でもそのおじさんは捕まってないそうです。

父は言いました。「逃げきれて本当に良かった」と。
もし殺されていたら、私は今いなかっただろう…。
132: 2015/05/02(土)23:25:15 ID:JXp
1/1
俺は釣りが趣味で、富士の湖でバスフィッシングをしていた時の話。

朝から出かけぜんぜん釣れなくてもう昼だし飯でも食うかと思い、周りを見渡すと
木陰の丁度良い感じの石が椅子の代わりなりそうな感じだった。

ツナマヨを食べながら、だいぶ暖かくなってきたから梅干しとか殺菌作用がある具が良かったかな、なんて思ってるといきなりおっさんが横に立ってるの。

裏手は林になってはいたが、見通しが悪いと言うほどではなかったので、どこから沸いたんだ?と物すごく驚いた。

が、真昼間だし寒気とか無いし幽霊とかなんとか言うのは思いつかず、地元の人だろうと思い「こんにちわ」と挨拶をすると、おっさんはこっちを見ながら「その石に近寄っていいかい」と聞いてきたんだ。

意味は分からなかったけど地元ではなんか大切な物なのかもしれないし、ペットの墓なのかな?椅子にしてまずかったなーと思い、「すいません」って言葉が口に出てその石から立ちあがったんだ。

するとおっさんは石の近くに近寄ってこう言ったんだ。

「僕は死んだんだ」

意味が分からなかった。

はっきりと見えるし幽霊らしい怖さも何も無い。

というか、真昼間の晴天でちょっと熱い位だったし、頭をよぎったのは
「社会的に死んで自殺をしようとしている」人なのかな?ってイメージだった。

だけど、そう言われて僕は何を話して良いのか判らず立ち尽くしていた。

続けておっさんは

「死んで分かったのは、水辺とか特定の石の近くだと意識がはっきりするんだけど、そこから離れると何も考えれなくなって消えそうになる。それが怖いんだ」と喋って、石の側の木を一周ぐるりと回ろうとして木の陰に隠れたら、そこから消えていた。

おっさんが何を伝えたかったかさっぱり分からなかったし、怖い感じはなかったけど流石にダッシュで逃げたよ。
149: 2015/05/03(日)01:16:09 ID:jRf
1/1
日航機墜落事故で、当時法医してた大学の教授が検死をしていた時に体験した話なんだけど遺体をとりあえずバッグみたいなのに分けてくんだけど、損傷が激しく名前なんかわからない

それでただ番号を袋に振っていくんだけど、その過程で「333」という番号をつけた人が、それを見て「九ちゃんだ・・」と言ったらしい(九ちゃん=坂本九)

その後剖検でその「333」の袋の遺体は坂本九さんだった
3+3+3=9

なぜ助手が分かったのか、そういうのも含めて

全くの偶然だが、こういうこともあるんだね
176: 2015/05/03(日)14:27:24 ID:jRf
1/1 失踪者の写真

東京近郊の自然が残る観光地として人気が高い、高○山には毎年大勢の人が訪れ、山中には観光客向けの蕎麦屋やお土産屋が多数ある。

その高○山のお店には失踪者の写真が多数集まってくるという噂がある。

その山は観光地であると共に自殺者・失踪者が集まる場所としても密かに知られており、八王子周辺に住む人間が自殺や失踪を考えた場合、とりあえず足を運ぶ場所でもある。

故に失踪者を探す家族も高○山に行き、蕎麦屋やお土産屋を回って失踪者の写真を配り、見かけたら連絡してもらうか優しく接してもらうようにお願いして回るらしい。

死を考えている人間を邪険に扱えば、ますます命を絶ちたくなるので、優しく接してもらい、自殺を考え直してもらえれば・・・という願いからの行動である。

しかし観光客があまりに多いので写真を渡されても、失踪者を見つけるのは容易ではないし、そもそも高○山に来ているとも限らない。

稀に「無事に見つかりました」のお電話を頂くこともあるが、大抵の場合家族の方からの喜びの声は聞かれないのが現実である。

様々な理由で消息を絶つ人間も増えているこのご時勢、失踪者を探しに来る家族の数は一向に減らない。

そして、失踪者の写真を捨てるわけにもいかず、引き出しの奥には安否の知れない人を写した写真だけが溜まってゆく・・・・・・
185: 2015/05/03(日)19:11:50 ID:jRf
1/1
知人の親父さんが地元FM局に勤めてて、ある番組を担当していた。
若い女性二人がパーソナリティのバラエティっぽい夜の生放送で、学生に人気がある番組だった。

ある夏、心霊企画で怖い話や体験談を募集した所、いつもより多くのFAXが来た。
届いたFAXをスタッフが選別していると、奇妙なFAXがあった。

大きな文字で「え」としか書かれてない。
面白がって放送で紹介したが、そのFAXが他にも届いていた事にスタッフは気付いた。

届いた順番に並べると

「え」「み」「こ」「ろ」

パーソナリティの一人はエミ(仮名)という名前。
幸い続きの文字が届く事なく番組は終了した。
二人にはもちろん黙っていた。


数日後、エミが行方不明になったと知らせがあった。
警察にFAXの事を伝えると、小声である事を教えてくれた。
「実はエミさんの部屋の壁に血液で『した』と書かれていたんです」


失踪したのか、既にこの世にいないのかは未だに不明だそうです。
194: 2015/05/03(日)21:24:00 ID:jRf
1/1
もう十年くらい前のことです。

小豆相場で失敗して破産同然になった男性が自宅で奥さんと中学生の息子を絞め殺して自分も首を吊った一家心中事件がありました。
(私の住んでいる田舎では大事件でした)

葬儀が終わった後で 競売にかけられたのですが買い手がつきませんでした
(まだ新築の新しい家だったのに)。

程なくして「あそこの家は出るらしい」という噂が流れました。
そこの住宅地に住む若奥さんが お昼過ぎ幼稚園児の息子を連れてその家の前を歩いていた時のこと

(庭は荒れ放題窓から見える部屋にはテーブル座布団等が置きっぱなしで私もそこを通りましたが気味悪かった)

手を引いていた息子がその家の二階を見ながら手を振るので「どうしたの」と尋ねると「二階の窓からお兄ちゃんがおいでおいでをしているの」と息子が言うので
奥さんは二階の窓を見たのですが誰もいません。

「誰もいないじゃないの」と言うと「いるよ。今もおいでおいでをしてるよ」と言う息子の反論に奥さん背筋がぞーとして子供をかかえ慌ててその場から逃げ出したそうです。

この話があってから昼間でも家の前を通る人がいなくなってしまいました。

その家の近所に住む住民達から管理している不動産屋になんとかしろと要請があり
不動産屋は宮崎から拝み屋を呼んだのですが、その拝み屋は家の門に入るなり
「これは私の手に負えるものではない」と言ってお金も受け取らず帰ってしまったそうです。

親戚等もいなかったようで三年ほど前までほったらかしになってましたが業を煮やした不動産屋が元893の親分が社長をしている土建屋(神をも恐れぬと地元でも有名です)に頼んで解体し今は新しい家が建って住人もいます。
195: 2015/05/03(日)21:55:30 ID:jRf
1/1
俺の母親は、俺が小学生2年生の時に死んだ。

死んだことを納得できず、そのあと一月くらいは母親が帰ってくるのでは?
と期待していた。

ある日、学校から帰ると普通に母親がいた。
買い物をすまして夕食の準備をしていた。

父親が帰ってきたが、母がいることに驚くようすはなかった。
子供だったので、母が帰ってきたことがうれしくて、そのまま生活した。

学校にいって、友達に「死んだおかあさんが帰ってきた」と話しても、
「オレくんのおかあさん、死んでないじゃん」と言われた。
楽しい日々が続いた。

1年半ほどした、その日は、遠足だった。
母親の作ってくれた弁当はとてもおいしかった。

遠足から帰ると、家に母親の姿はなかった。
家中さがしまわったがいなかった。

母親が生活していた痕跡もなかった。
慌てた俺は、家の近所も探し回ったが見つけられなかった。

夜になって父親が帰ってきたので、「おかあさんがいなくなった!」と
言ったら。
「おいおい、おまえ、いまごろ何言ってるんだよ・・」と困った顔で言われた。
次の日から、父親と二人の生活が始まった。

30年以上たったいまでも、あの時の母との生活を思い出す。

何だったんだろう?
196: 2015/05/04(月)12:15:06 ID:H1C
1/3

私は四国の田舎の村出身ですので、幼小中と同じ地区の子供が集まりほとんど面子が変わることはありません。
これは20年近く前、私が中学生だった頃聞いた話で、事件の1年後くらいに本人に
確認を取っています。

私の2つ下にAという男の子がいた。

Aは取り立てて変わったところも無い、普通の男の子だった。

ある8月(夏休み)の夕方、夕食までの間Aは家で昼寝のような感じで眠っていた。
そのうち、Aはおもむろに目が覚め、帽子を被って懐中電灯を片手に庭先へ出た。
この時のAの意識は半分寝ぼけた状態で、何故目が覚めたかは判らないとのことだ。

Aが庭先に出て行ったことに家族の一人が気づいたが、ちょっと出ただけだろうと気にも止めなかった。
家族の人の証言では、時刻は7:00頃とのことらしい。

Aが庭先にでると、6人の「人」がそこに立っていた。

性別・年齢・容姿など一切Aは覚えていないのだが、6人の「人」だと思ったそうだ。
6人はAを認めると、山の方へ(Aの家自体が山の斜面に建っていた)歩き始めた。

Aは寝ぼけた状態にもかかわらず、また見もしらずの人のはずなのに何の恐怖も感じず、むしろああついていかないといけないんだなと思い、吸い込まれるように彼らについていった。

裏の山といっても、結構標高はある。
6人はAを囲むようにして歩いていった。

いつの間にか、周囲は真っ暗だ。
そしてAを囲む6人も、もはや人ではなく、周りにつきまとう気配のようなものに
なっていた。
197: 2015/05/04(月)12:15:37 ID:H1C
2/3
Aは、意識の上ではもはや「人」でないことを完全に理解していたが、別段恐怖心を感じる事も無く歩を進めていく。
まだ寝ぼけた状態が続いていたのだ。

周りの「気配」はなにやらずっとヒソヒソ、ボソボソとしゃべっていたのだが、その内容までは聞き取れず、そのまま歩き続けていた。

そのうち、 コン と懐中電灯に虫が当たった。光につれられた虫のようだ。
その刹那、周りにいた6人は一瞬にして消え去り、声も聞こえなくなった。

ここでAはハッと正気に戻った。
周りを見渡すと、来た事も無い山奥の道をただ一人でいる。
光といえば、自分の懐中電灯の灯りだけだ。

突如猛烈な恐怖に襲われたAは一目散に家へと走り帰った。
Aを探す家族の人に出会い、安全を感じたのは夜中の0:00ちょっと前だった。

後に太夫(いざなぎ流の祭司)がAの家族に言ったことには、その6人は
「7人ミサキ」に引っ張られた者達で、Aを7人目として迎えに来たのだという。

そして0:00までに帰れなかったら、死んでいただろうと言った。

しかし、Aのおばあさんが毎日熱心に神棚を拝んでいたので、そのおかげで神様が「虫」を使って助けてくれたのだと。

確かに私(とA)の住む地域では、昔男に捨てられた女が身投げして「7人ミサキ」となったと言われる所がある。

身投げ後、立て続けに男ばかりが死んだので(転落して死ぬ・酔って眠って凍死 等)太夫に払ってもらったのだが、「強すぎて私の力では落とせない」とサジを投げてしまっていた所だ。
198: 2015/05/04(月)12:16:06 ID:H1C
3/3

しかしその女性が身を投げたのは昔の事だし、かなりの人が死んだとの事なので私達は「7人死んでるだろう」とすっかり安心してそこで泳いだりしていた。

結局、「何故『A』を迎えに来たのか」という事は判らずじまいであった。

Aはその後怪奇現象にあうことも無く現在に至っているが、当時の私はいつか自分の所に迎えに来るのでは・・・と思うと非常な恐怖を感じていたものだった。

以上で話終わりです。
201: 2015/05/04(月)18:22:04 ID:oOO
追い付いた(*・ω・*)
怖い話はやっぱええのー

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bandicam 2019-11-28 16-29-55-238






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ライター及び編集:mana

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