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この未解決事件は日本国内のみならず世界でも話題となった事件である。

それは、被害者の筑波大学の五十嵐一助教授(当時44歳)が中東・イスラームの
学者で研究者でもありイスラム社会において禁書となった小説「悪魔の詩」の
日本翻訳者であったからである。

その小説の翻訳内容には触れてはならないイスラムの宗教関連が含まれており、それによって命を奪われてしまったものとされる。

世界にはその国によって信仰する宗教が決められ厳しい戒律が存在している国も
多い。

日本国のように個人的思想で宗教を信仰したり、入信したりする新興宗教などとは
根本的に違いがある。

この事件の犯人像について警察は、イスラム文化圏の留学生に焦点を当てていたようだが、外国籍の人物である事や国際的な事由などで警察庁は国家捜査の依頼については行わず、事件の翌日国外へ出国したこの犯人と思われる人物についての有力な情報など得られぬまま捜査は断念され未解決となった事件である。



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『事件発生』

1991年7月11日、筑波大学助教授の五十嵐一助教授(当時44歳)が、筑波
キャンパス人文・社会学系A棟7階のエレベーターホールで刺殺され、翌日7月12日に発見された。

bandicam 2019-01-22 18-44-20-921

殺害現場からは、O型の血痕(被害者の血液型とは一致せず、恐らく犯人の血液型と思われる)や犯人が残したとみられる中国製カンフーシューズの足跡(サイズ27・5cm)が見つかった。

事件の第一発見者は早朝出勤した来た清掃員の女性である。

五十嵐助教授は7階のエレベータホールで首を切断寸前まで切られ、現場には教授の流した血が溢れかえっており教授の所持していた鞄数カ所にも傷痕があった。

五十嵐助教授の殺害理由についての見解は、上記に述べたものと考えられているが、ではこの事件の発端となった小説『悪魔の詩』との関係性は一体どういったものなのだろうか。

この小説はインド系イギリス人の作家サルマン・ラシュディによって1989年1月に発売されたもので、そこに記載された内容にはイスラム教を冒涜するものが含まれているとしイスラム圏では焚書が相次いだ。

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問題となったのは小説の主人公が見る夢の中に現れた預言者ムハマンドが神の言葉を記したコーランに悪魔の言葉が混じっていたということ。

この言葉が悪魔の詩とされたのである。

また、予言者ムハマンドの12人の妻の名前と同じ12人の春を売る女性達が登場するなど小説全体的にイスラム教を揶揄するような内容が含まれていたからだという。

小説の発売から1ヶ月後、イランの最高指揮者ホメニイ師は著書のラシュディ氏と
出版に関わった者に対し4刑を宣告した。

イスラムでは宗教指導者による布告をファトワと呼び、法律と同様に扱われる。

ホメイニ師の出した4刑宣告によって処刑の実行者には、280万ドル。当時のレートで約3億6000万円もの賞金が与えられる事となった。

しかし同年6月にホメイニ師が逝去した為、布告した本人にしか取り消せないファトワは撤回することが出来なくなってしまった。

そしてこの小説の日本語翻訳版は90年に出版された。

同時に訳者となった五十嵐助教授は著作「イスラーム・ラディカリズム 私はなぜ悪魔の詩を訳したか」の中で、悪魔の詩は優れた文学作品で、イスラムを冒涜するものではないとして翻訳に取り組んだ事を記している。

自分自身がイスラムから処刑の対象となっていることについて自覚はしていたものの、ホメイニ師の4刑宣言についてやイスラムの宗教思想についてファトワを批判している。

また、作者のラシュディ氏が警察保護の下で潜伏生活を強いられたのに対し、五十嵐教授は周囲を全く警戒することもなく地元警察署からの護衛の申し出を断り日常を過ごしていた。事件後、イスラム系の新聞では五十嵐助教授殺害のニュースを受け、イスラム教徒にとって朗報だと伝えている。

おそらくその小説を翻訳しただけであって、まさか自分のいる遠い日本にまでは本気でイスラムの処刑の手は及ばないだろうという油断した思いがあったのかもしれない。何故ならそれは、五十嵐助教授自身が長年イスラム文化を研究し親しんできたイスラム教への信頼の証であったのだとも言えるからだ。


この事件は15年の歳月が経ち、2006年7月11日に公訴時効を迎え、真相が闇に葬られたまま未解決事件となりその幕を閉じた。

イスラムを愛した人間が、そのイスラムに葬られ歓迎された悲しい事件である。


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ザ・ミステリー体験ライター及び編集:yume

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