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つくば母子札害事件


結婚して子供が産まれ一見すれば幸せそうに見える家庭にも人には言えない裏の事情も存在する。この事件は医師である夫が外に女を作り妻になじられたことがきっかけとなって発生した事件である。

事件発生場所:茨城県つくば市

被害者:妻31歳・長女2歳・長男1歳・全員4亡

事件発生

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1994年11月3日、横浜港にて女性の絞札4体が発見される。彼女はビニール袋に入れられており、更に重りと見られる鉄アレイと一緒に結びついてあった。

数日後には同様の形で女の子が発見されている。鑑識の結果、女性は茨城県つくば市の医師の妻と長女であることが判明し12日には長男も発見された。

犯人である夫は数日前から家族が行方不明だという捜索願いを出しており、3人の家族が発見された当時は妻の前職などの噂から恨みを買っていたのではないか等のウソの報道を行っている。

警察は夫の身辺を詳しく調査すると次々と怪しい点が見つかり任意で事情徴収を行うことにした。旦夫である犯人には犯行以前から女グセが悪く、更に愛人関係でもめており金銭的なトラブルも発生していたようで、念入りな捜査に突入していく。

最後の一人であった長男発見からおよそ2週間が経過し、警察の尋問でも否認を続けていた夫はついに犯行を認めて自供する。

事件の発端となったのは10月29日の朝であり家に金を入れない夫に対して妻が文句を言ったことが原因となっている。

その言葉に激怒した夫は妻を札害し、母親もいない状態で父親が札人犯では可哀想という理不尽な理由で2人の子供たちの命も奪って海に投げ捨てたと自供。

犯人である夫の素顔

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彼は内科の医局長を務める優秀な医師であり患者からの信頼も厚い。しかし、女性関係には結婚以前よりだらしがない状態で次々に女性に手を出していた。

被害者である妻も一度は妊娠しているがおろしており、2回目の妊娠で嫌々結婚したようである。その後も夫は女遊びをやめずに夫婦仲も良くはなかったと思われる。

また、夫は3人の命を奪ったあとでも普通に勤務しており愛人との旅行計画を立てるなど罪の意識は薄かったと見られている。

判決:1996年2月、横浜地裁は無期懲役を言い渡している。翌年に検察と弁護側の両方が判決に対して控訴するがどちらも棄却されて刑は確定した。