bandicam 2018-08-21 16-57-03-633



2: 2017/04/01 00:02
こんにちは管理人です。

みなさんは妖怪に出会ったことはありますか?妖怪こそないにしろ、普段の日常生活の中で、時折不気味な気配や、闇に潜む怖さなど少しでも感じた方結構多いのではないでしょうか。

今回は福を分けると言われる妖怪「狸の分福茶釜」についてその様々な逸話を見ていきたいと思います。

それでは不思議な世界をお楽しみ下さい。
1: 2017/4/01 00:02 master



国民的番組であった、まんが日本昔話でも度々登場する狸の妖怪の話はあるが、その中でも広く知られている有名な話は「分福茶釜」であろう。


人を化かす、人に化けるなど妖術を使う動物としても知られているが、同じ妖術を使う狡猾さやスマートさのイメージを持つ狐とは、また違い、狸の場合は少し間抜けな憎めないイメージがある。


この、「分福茶釜」の物語は、江戸時代から現代まで時代を超えてもなお、変わらず人気のある昔話で絵本などの題材にもされている。


では、改めて「分福茶釜」の話をご紹介しよう。

ある日のこと、貧しい男が罠にかかった狸を助けた。その夜、狸が男の家を尋ね、昼間、助けてくれたお礼として茶釜に化けた。男は狸の化けた茶釜をある寺の和尚に売った。茶釜を買い付けた和尚は早速、湯を沸かそうと茶釜を火にかけたところ狸は熱さのあまり尻尾を出してしまった。

正体がばれてしまった狸は、一目散に寺を逃げ出し泣きながら男の元へと戻ってきた。その狸の姿は、半分茶釜のままであった。しかし、このちぐはぐな姿にめげる事無く、今度は見世物小屋へ行き、芸を始めた。

この芸が見事に当たり、大金を得て男と幸せに暮らしたという。


何とも、微笑ましい話である。

また、この話のルーツとされる群馬県館林市の茂林寺には、この話とは別の伝説があるという。それは、この茂林寺で行われた「千日法会」に使う茶釜に纏わる話である。

それは、茂林寺で行うこの行事は、その名の通り千人に茶を振る舞うのだが、それほど大きい茶釜が調達出来ないでいた。そこへ、この寺の古老・守鶴和尚がどこからか一つの茶釜を持ってきた。その釜の湯は、汲んでも組んでも尽きる事なく湯を沸かし続けたという。実はこの守鶴和尚、狸ではないかとの噂がありそこから、この「分福茶釜」のおとぎ話が生まれたのではないかと言われているという。



このように、狸の話一つにしても、諸説諸々ありいろいろな角度から見ることが出来き実に面白い話である。
この茂林寺には、今も伝説の「茶釜」として残されているという。




さて、次回はどんな妖怪の話題をお話ししようか。それでは次回をお楽しみに。


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