bandicam 2017-05-19 05-36-42-614

1000: 20xx ザ・ミステリー体験
初めてのカキコです。自分の実体験、とりあえずまとめたものの、すごく長いです。 現在進行形だからオチは「で?」って感じになります。
1000: 20xx ザ・ミステリー体験
俺の実家の幽霊の話です。


当時は家族5人で暮らしていた。 祖父、祖母、母、俺、弟。


祖母は数年前、突然亡くなった。 母は男が出来て突然いなくなった。 俺は結婚して出て行った。 そして今はその実家には、祖父と弟だけが暮らしているというわけ。
1000: 20xx ザ・ミステリー体験
家の造りはかなり古くて、知らない人が見たら 誰も住んでないんじゃないかと思うようなボロボロ極貧なたたずまい。 昭和初期からあるような家のイメージ。


家の中はなんとも薄暗く、太陽の光がほとんど入ってこないような造りになっている。 だから、昼夜問わずに家の中は常に薄暗い。 壁は土壁で、天井にはクモの巣があるわ、調度品はいつの時代から置いてんだよみたいな 古いモノばかりだし、タンスのうえには和人形(テレビとかでよく見る毛が伸びるようなああいうような人形)やキモチノワルイフランス人形?のようなモノが長い間ホコリをかぶっておいてある。 そんな不気味な家だ。
1000: 20xx ザ・ミステリー体験
なんで誰も掃除しないんだよ!って突っ込むとこなんだが、家族全員会話もほとんどなく、基本的にみんな家の中のことに我関せずなんだよな。 いろいろややこしい家庭事情なこともあって・・・そこは話すと長いから省略する。本題にはあんまり関係ないと思うし。


家がおかしいことに気付かされたのは、俺が高校生のときだった。 それまでは知りもしなかったさ。 きっかけは当時付き合っていた彼女と部屋でイチャコラしてたとき。


彼女「・・・・・・」ブルブル いきなり震えだす彼女

俺「どしたの?」

彼女「・・・・・」ブルブル

俺「なに?(キメェwww)」

彼女「・・・・女の人がこっちをジッとみてる・・・」ブルブル

俺「そんなことあるわけないしwwwwなに言ってんのwwww」
1000: 20xx ザ・ミステリー体験
そのとき付き合ってた彼女は若干電波なところがチョコチョコ見受けられたから、また始まったよハイハイ程度に聞いてた。 自演乙wwwみたいな。 霊が見えるだの、ハッキリいって全然信用してなかったんだ。


・・・まぁその「女の人」というのが後々俺をガクブルさせることになるわけだが。
1000: 20xx ザ・ミステリー体験
ガクブルしてたがメンドクサイというか聞きたくもないので、放置してたが、あまりに長いこと震えてるから聞いた。


俺「はいはい、で、どんな女の人よ?」

彼女「白い着物着て、部屋のすみからこっちをじっと見てる。」

彼女「目が、煤みたいに真っ黒・・・」

俺「ふうん。っていうかやめようぜ、気持ち悪いから普通に。」

俺「オレ、毎日ここで寝てんのに、寝れなくなる。」

彼女「ゴメン・・・」


想像したらあまりに怖くてついイラっとして話を終わらせた。 というか普通に怖いです。


で、その彼女はちょくちょく俺の部屋に遊びに来るものの、よく電波なことを言っていた。 あるときは突如


彼女「シッ!今男の人がドアの前に立ってこっち見てる」

俺「バカなの?ドア挟んでるのにこっち見れねぇwwwバロッシュwww」


とか。


またあるときは


彼女「この部屋に刀あるでしょ?」

俺「なんで知ってんの?」


この頃、バカまっさかりだった俺は部屋のタンスの奥になぜか日本刀を所持していた。 ちなみにその刀は祖父が第二次世界争いのとき持ち帰ったものらしい。 聞いたところによると当時、その刀で人も消したこともあるそうだが・・・ホントかどうかはシラネ


彼女「その刀になんかいろいろ集まってきてる。早く捨てたほうがいいよ。」

俺「あ、あぁ・・・」


さすがにこのときは「この子ホンモノ?」って思った。 知らないはずのものを言い当てられてビックリしたから。 他にもいろいろ電波なことを言ってたけど、記憶に残ってることだけ書いた。


他にはいきなり何もないところを見つめてたり、突然走って帰っていったり、なんせ変なヤツだった。
1000: 20xx ザ・ミステリー体験
そしてその彼女とはほどなく別れて、平和な日々が戻ってきたときです。


その数ヶ月後、元カノと寄りを戻すことになった。 (↑に書いた彼女とは別の子)


その元カノも霊感が強いらしい。 先祖が巫女の家系だった。


わかりにくいから呼び名つける。

刀を見破った彼女 ⇒ 電波女 寄りを戻した彼女 ⇒ 巫女


で、電波女に言われたことがちょっと引っかかってた俺は巫女に聞いてみた。 そのとき巫女が俺に部屋に遊びに来ているときだからちょうど良かった。
1000: 20xx ザ・ミステリー体験
俺「なぁ、俺の実家って何かいてる?」

巫女「何かって?」

俺「幽霊とか」

巫女「あぁ、いっぱいいてる」

俺「ちょwwwなんで前に付き合ってたとき黙ってたwwww」

巫女「言ったら気にするでしょうよ。」

俺「確かにー」

俺「で、どんなのがいてる??」


俺はちょっとwktkしていた。ちょっとしたwktkで聞いたんだ。


そしたら・・・
1000: 20xx ザ・ミステリー体験
巫女「んー、言わない。ってか見たくないし。」

俺「えっ、なんでwww」

巫女「普段見ないようにしてるのに、見ようとしたらなんでもかんでも見えるようになるからイヤだ。」


なんか封印みたいなもんらしい、1回能力を解放してしまうと次々見えてしまうんだとか。 霊感ある人って、そういうもんなの?


俺「いやいや、そこをなんとか!!!」


俺は必4に懇願した。なぜそんなに必4なのかというぐらい懇願した。

巫女「・・・。そこにもいてるし、どこにいてるとかってレベルじゃないよ」

巫女「この家全体にうじゃうじゃいる。」

俺「ほ、ほぅ・・・」


正直引いた。


俺「よくそんなとこにいて平気だな」

巫女「うじゃうじゃいるって言っても、1つ1つは浮いてるようなやつだから気にしなかったら別に害はない。」

俺「そうなんだ・・・」


もう俺完全にビビってた。 基本的に幽霊は信じてるタイプで、怖いのも苦手。 でも別にそんなに霊感強くないし、生まれてから何度か不気味な体験をした程度だった。


巫女「でも・・・」

俺「なに?」

巫女「ヤバイのがいるにはいる」

俺「どういうこと?」

巫女「女。」


まさかと思った。


俺「え、どんな?」

巫女「んー・・・あんまし言いたくないけどなぁ。ってか今見られてるし。そこにいるよ。」


もう何言うか頭のどこかでわかってるけど、聞かずには終われない俺がいた。


俺「どんなの?」

巫女「目がない。白い着物着てる。」

俺「・・・・・・。」


一致した。
1000: 20xx ザ・ミステリー体験
もちろん、電波女と巫女は一切面識はない。 これまではもしかしたら幽霊はいるのかしれんと思ってたが、 俺はこのとき幽霊ってやっぱりいるんだなぁと改めて思った・・・。
1000: 20xx ザ・ミステリー体験
その後はもう気になってしょうがなかったから、ねほりはほり聞いた。


なんでも、その女の人はかなりの別格なんだそうだ。 今までいろんなのを見てきた中でもSクラス、比較できないくらいにエグイ怨念をもってるらしい。 葬るなんてぬるいわ…不幸になってしまえばいい…人の不幸を見てるのが究極だわ… 要約するとこんな感じの幽霊らしい。 なんてめしうまなヤツ。(以下、めしうま)
1000: 20xx ザ・ミステリー体験
俺の母親はバツ2なんだが、 いつも結婚してもうまくいかないのはめしうまのせい って巫女が言ってた。


俺もこれまで実家で何回か心霊体験をしたことがあって、それを思い出してみると合点がいった。


中学二年の冬、夜中二時頃にトイレにいったとき廊下の窓の向こうに光る物体が目に入った。 窓はスリガラスでボヤっと見えただけだからあまり気にせずにトイレに入った。 でもふと思った。 トイレに向かう廊下の窓の先は壁があるだけだから、バイクの光も反射するわけないし、ましてや人が深夜二時になんか光を持って通るわけがない、と。 で、あ、いるって本能的に思った瞬間、開いていたトイレの小窓を女の顔だけがこっちを見ながら横切っていった。 その女、めしうまの特徴と一致。
1000: 20xx ザ・ミステリー体験
中学三年の夏、めずらしくも家族旅行にいく前夜で夜中まで寝付けず、テレビを見ていた。 そしたらいきなり俺の部屋のドアがガタガタ言い出した。 えっ?と思ってテレビの音量を下げてドアに意識を集中させた。 でも特に何も起きないから、またテレビの音量をあげた瞬間、またガタガタ鳴っている。


ドキッとして、テレビの音量を下げた瞬間、ドアの向こうでなんとも表現しがたい女の笑い声が聞こえた。 なんというか、人間の声とはちょっと違うような、幼女のような成人女性のような・・・ とにかくなんとも表現できない笑い声だった。 旅行前夜で雨戸はすべて閉め切っていたし、みんな寝静まっていた。
1000: 20xx ザ・ミステリー体験
今思えば、幼少期(4~5歳位かな)にも電波女と巫女が言うような特徴の女を何度も目撃していたような気がする。 夜寝ているときに、目が覚めて、和室だったんだけどふすまの向こうに(ガラスですりがらす) 女の人が、すり足みたいな感じでふすまの端から端を何度も往復して歩いているのも朧げに覚えている。 すりがらすで見えないはずなのに、なぜか女の人だと頭ではわかる奇妙な感覚。


そのとき俺は、それを母親だと思っていた。 今思えばそれもめしうまなのかと思ってしまう。
1000: 20xx ザ・ミステリー体験
お母さん、結婚後も実家で暮らしていたの? それともそのめしうま、移動できるのか? 今、お母さんは駆け落ちしているそうだが そこにもめしうまは付いていってバツ3にしようと努力しているんだろうか?
1000: 20xx ザ・ミステリー体験
結婚後はすぐに別居になって、すぐに実家にトンボ帰り。 めしうまは移動できるらしいというのを巫女から聞いた、余計コワイ。
1000: 20xx ザ・ミステリー体験
>いろいろややこしい家庭事情なこともあって・・・そこは話すと長いから省略する。本題にはあんまり関係ないと思うし。


見たいな事書く人いるけど気になるんだよなこういうの。
1000: 20xx ザ・ミステリー体験
すませんw ざっくり言うと、よくある家庭不和ってやつですよ。 母が養子でつながりの薄い家族で、弟とは半分つながってないくて、口を開けば内争発生みたいな。


後日談ですが、ようやく見てもらえる霊能者の方が見つかりまして(多分信用できそう)。 生まれて初めてなんですが、相談してきます。 TVでやってるみたいな発狂状態って本当になるんだろうか。 なったらヤダなぁ。
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